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楽水庵ブログ 2013年12月 2ページ目

趣味でピアノを弾く女性、手に力が入らない

前腕の皮膚感覚も少し鈍い模様、軽い胸郭出口症候群。

首や肩甲骨周り・鎖骨周りの張りが強いので、各々筋肉リリースをして感覚は正常化したが、まだ少し手に力が入りにくいようなので、前腕にテーピング。
先ず伸筋群にテーピング、次にコレクションテープで内側に寄り過ぎていた筋膜を外に戻す。

これで力が入りやすくなりました。
普段から指を伸ばす・手首を反らす・手首を回外するエクササイズをアドバイス。
ピアノの練習の合間にでもやってもらえれば、そんなに悪化はしないでしょう。


筋肉リリース、結構「気持ち良い」!(^^)!

月に1度のペースで来られる男性。

頚椎の詰まりや首の張りが強いので、最近始めたタグルボードや筋肉リリースを施術。

今までのやり方よりもやはり少し痛いみたいだが、「気持ち良いですよ」と言って下さり、そして効果もかなり出ていた。

筋肉リリースを始めた当初は、全てこちらが相手の体を動かしていたが、この頃は「こう腕を動かしてください」等の指示を出して動いてもらっている。
共同作業をする事によって、自発的に良くしているという感覚を持っていただきたいのもあるので。
自分がやっているFB Method と名付けた施術もそうであるが、自分で動かしてもらう事によって「脳」に「ああ、この部分の状態はこうなんだな」という情報を伝えて、「脳」から「良くしろ」という命令が伝わるのを期待して施術を組み立てています。

所謂、自己治癒力を向上させる方法だと確信しています。


タグルボードで自分の頚椎の詰まりを・・・

皆さんタグルボードで頚椎の詰まりを取ると、本当に楽になっておられるのを見ていて、自分自身でやれるかなと思いやってみました。

セルフで何とかできるんや!やっぱり楽happy01

益々肩頚腕症候群が軽減されていくようです。

例のタグルボードです

昨年買ったのに、「宝の持ち腐れ」状態だったタグルボード。

先日の高倉セミナーでかなりの効果を瞬間で出せる事が理解でき(ちょっと時間が掛かりましたね・・・)、帰ってから早速多用しております。

アクティベーターといい、このタグルボードといい、構造はシンプルなんですが、結構お高いんですよねweep

元を取れるよう頑張りますsun

tuggleboard.jpg

左親指完治目前!!

またまた自分の左親指の話で恐縮ですwobbly

高倉セミナーで学んだ首や肩のほぐし方を早速実践しているが、これはセルフでもかなりできる事が判明。
やってみたら・・・大して時間も掛からず結構楽になるhappy01
最近頚椎・胸椎・腰椎を後屈、つまり背屈ですね、難しい表現でスミマセン(^_^;)、をするとジワーッと軽い痺れが出ていたが、それがほとんど感じられなくなった。
もう少しで完治しそうな雰囲気ですね、良かった良かったsun

腰・股関節の状態も良くなって「エアー縄跳び」もできるようになったのも改善に寄与していると思われる。
この間までは跳ぶと大腿部や臀部に嫌な痛みが出て、跳べませんでしたから(T_T)
やはり跳ぶと全身の筋肉がほぐれやすいですからね~

職業柄なかなか自分の体調が良くならないのがもどかしかったですが、これでなんとか安心できそうです。

そして、この体験が色んな痛みで来られる方への施術に必ず生かされるように精一杯努力いたします!!


これは更に頭痛にも効きますねヽ(^o^)丿

高倉セミナーで習ってきた事を早速施術で取り入れている。
今までは、鎖骨下リンパを流して直ぐに頭蓋骨のほぐし、というパターンだった。
それをまず頚椎の詰まりを取り、頚部の筋肉をほぐし、腕も弛めて、それから頭蓋骨の施術という流れに変えた。

今晩来られた女性に新パターンで施術。
2週間毎に来られるが、結構肩や首のコリや頭の張りの出る方。

そうして頭蓋骨をほぐしていたら、メッチャ後頭部が柔らかい!
側頭部もかなり柔らかくなっている、頭頂部は少し痛みは感じておられたが、やはり以前と比べて柔らかくなっている。

これは頭痛持ちの方にとって、より良い施術ができそうです。


顔のコリが強かった女性、最近

10月末に初めて来院された時は腰痛もかなり重かったが、最近はかなり楽になってこられている。

それよりも、以前は顔のコリが非常に強くて堪らなかったそうだが、
顎関節症の施術を続けていくと、最近は夜に少しコリを感じる程度になってきたそうです。

最初の施術の後は、「顎がカクカクする」ようになった。
これは今まで動いていなかった筋肉が動くようになって、靭帯の緩みが際立った為に起こる一時的な現象。
残念ながら症状の重い方は、少しずつしか良くなっていかない場合も多々あります。
しかし、首や肩・頭蓋骨も一緒にほぐしていくと、良くなっていかれる方がほとんどです。

そして、前回も書きましたが、顎関節に大きな影響を与えているのが首の張り、
その首の張りは頚椎のアーチが乱れている事から生じている事も多いので、腰椎のアーチのチェックも必要。

考えてみると、本当に顎関節症とは全身の問題だとツクヅク感じます。
顎関節へのアプローチだけで良くする治療家がおられるのかも知れませんが、自分から見ると信じられません。
根本の問題を解決しながら顎関節症を改善していくのが本道だと思っています。

教える事は教わる事

僭越ながら人にテーピングを教えていて、逆に向こうのアイデアにビックリする事があります。
今回も「ジェルフィッシュテープは効果抜群だが、残念ながら自分自身の腰とかには貼れないしね」と説明してましたが、受講者の方が要らなくなった剥離紙を利用して張れるような方法を考えつかれました。
こちらからすれば、「え~っ!!」というような方法です。剥離紙なんかゴミにしかならないと思い込んでいました。
今日も腰のテーピングで来られた方が「π(パイ)テープでも同じような効果が出ませんかね?」と聞かれました。
残念ながらこれは難しいと思われますが、そういう事を思い付くのが非常に大事だと感じます。
かえって自分達キネシオの人間の方が固定観念に捉われがちなのかも知れません。
自由な発想こそ大事だと痛感しました。

顎関節症は首へのアプローチから、そしてその前に

前回の女性のケースでもそうだが、顎関節症を改善するにはまず首へのアプローチが大事。
だが、その首のトラブルを起こしているのは、実は腰である事が結構多い。

俗に言う「ストレートネック」、頚椎のアーチがない人は猫背や出尻の人が多い。
腰椎のアーチが前弯でなく後湾している。
まず腰椎のアーチを直さないと頚椎のアーチが前弯にならない。
そういう方達は普段顎が上がっている。
そして、そういう姿勢を続けていると、首の前面の筋肉が常に伸ばされて張りが強くなってしまう。
この中でも「中斜角筋」という筋肉が張ってしまうと、かなり顎関節に影響を与える。

以前にも書いた事があるが、顎関節症は坐骨神経痛と同様に症状であり、条件が整えば誰でも起こる可能性がある。
特に元々顎が弱い人は尚更。
だから、首の状態をまず良くしないと顎関節症は良くならない。
そして、首の状態を良くするには頚椎のアーチを整えてあげる必要がある。
また、その頚椎のアーチを整えるには、まず腰椎のアーチを改善していく必要があると思っています。

そういう訳で、顎関節症で来られる方でも最近は腰の改善から始める事が結構あります。
この頃判ってきたのは、腰椎3番と4番から出ている神経の流れを良くすると、腰のアーチがかなり良くなる、という事です。
臀部と大腿部の外側の筋機能が向上するからと思われます。
まだまだ勉強しなければいけない点はありますが、現時点ではそう考えています。


東京で(ひっそりと)セミナー開催

先週末に東京で開催された高倉セミナーに参加した際に、向こうのボート関係者等に腰椎・仙椎の神経圧迫へのアプローチを主としたキネシオテーピング講座を開いた。
自分ではもっと告知して「出掛けの駄賃」をできるだけ稼ごうという魂胆だったが、少し「大人の事情」が発生したので、こっそりと開いた。
それでも、東京のトレーナーの渡邊君が結構知り合いに声を掛けてくれたり、また遠く会津若松から来てくださった方もおられ、非常に有難かったです。
まあ、土日とも高倉セミナー終了後にやったので、かなり疲れましたが(^_^;)

トレーナーの方も多かったが、こういうアプローチは初めてだったのと、受講者全員の神経圧迫の箇所にテーピングしてその効果を実感してもらったのもあり、本当にこちらが敬意を表するほどの真剣さで受講してくださいました。

そんな中で「自分の腰とかには貼れないな」という話をしていたら、会津若松から来られた方が素晴らしいアイデアを出してくださり、早速自分でも貼ってみましたが、やはりジェルフィッシュテープは良く効きます!(^^)!
やはりこういうものは「教え教わり」なんですね~、決して一方通行になってはいけません。

参加してくださった方々全員が非常に喜んでくださり、自分も本当に嬉しかったです。

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