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楽水庵ブログ 2014年6月 2ページ目
脊柱管狭窄症?坐骨神経痛?
ジェルフィッシュテープのデモをする際に、脊柱管狭窄症と診断された男性にモデルになっていただいた。
その男性は、その前夜にお会いした際にもかなり歩様に乱れがあり、
かなり腰に負担が掛かっている模様。
それで友人が脊柱起立筋テープを貼ると楽になったという経緯がある。
講習会中の事なので、すべてをチェックした訳ではないが、
神経圧迫を調べると、右の腰椎5番、そして左右共に仙椎1番に神経圧迫あり。
該当する神経根にジェルフィッシュテープを貼付。
まだ、左右共に少し痺れが残っている。
次に右梨状筋をチェックするとかなり機能低下していた。
梨状筋にスリットテープ及び筋膜コレクションテープを貼ると右の痺れはなくなる。
その次に左をチェックすると長腓骨筋の状態が良くなかったので、テーピング。
これで左の痺れも消える。
そして、立って歩いてもらうとかなり歩き方が良くなっていた。
ただ、もう一つこちらから見ると満足できない点が見受けられたので再チェック。
右大腰筋が今一つ弱かったので追加で貼付。
これで更に歩様が良くなる。
それまでは少し歩くと痺れが出て歩けない状態が続いていたそうだ。
確かに脊柱管狭窄症なのかも知れないが、
症状的には坐骨神経痛なので、その観点からアプローチして方が楽になられれると感じた。
会津若松で講習会
6月14日の午後、3時間に及ぶ講習を行ってきました。
以前から一度会津若松に行ってみたいと思っておりましたところ、
昨年にFacebookで田部さんという私より1歳年下で、
喜多方商業高校でボートを漕いで世界ジュニア選手権に2度出場され、
その後も会津楽水会というボートクラブで活躍されている方と知り合いました。
同じ「楽水」同士で親近感を持っていただいたようです。
昨年夏に高校でレスリングをされている田部さんの息子さんが膝の靭帯を傷めれれ、
そのままでは国体予選に出られない恐れがあり、
何か良いテーピングはありませんかとメッセージが届きました。
電話口で靭帯の弛みをロックするテーピングを紹介したところ、
貼った途端に痛みが軽減し、練習も再開できるようになり、
残念ながら準優勝で国体出場こそ逃しましたが、高校最後の試合を無事終えられました。
それから田部さんはキネシオテーピングに興味を持たれ、
本を購入して仲間に貼ったりされていたようです。
そして、昨年末私が高倉先生のセミナーを受講した後に、
私主催の「腰椎・仙椎への神経圧迫に対するジェルフィッシュテープ」講座に
わざわざ福島から日帰りで参加して下さいました。
そんな事もあり、田部さんに「会津へ行ってみたい」と言うと、
田部さんは私の出掛けの駄賃を目論んでいるのを察知して下さり(笑)、
会津楽水会やランニングのメンバーに声を掛けて下さった次第です。
当日は、親しくしている、これも昨年の講座に参加してくれた、
昨年まで東京都ボート協会の高校担当コーチをしていた渡邊君、
彼も東京から電車を乗り継いで来てくれました。
本当にありがたい事です。
そして、渡邊君の同郷の後輩で東北大学医学部の勝木君も来てくれました。
とある病院の看護婦長さんとかも来ておられました。
福島県立医大ボート部の学生とかは週末レースがあったので参加できず。
それでも総勢13名来てくださいました。
講習の内容としては、後で反省したが3時間の講習では少し量が多過ぎた感がありました。
単なる自分のデモンストレーションではなく、受講された皆さんが直ぐに実践できるものを
伝えようとしましたが、抑えたつもりでもやはり時間が足らなかった。
具体的には、単にテープの貼り方を教えるのだはなく、
何故そういう症状が起こっているのかを考え、
そして日本人は肌が弱くテーピングでかぶれる人が多いので、
必要最小限のテーピングで最大効果を出す方法、
別にテーピングしなくても済むのならそれで良し、
その為には筋肉リリースや足の反射区も利用していく、
という事を学んでいただきました。
靭帯の弛みを少しテープを貼るだけで抑える方法、足元のコンディショニング、
本当に3時間では足りませんでした(T_T)
あ、そうそう例の看護婦長さんは結構な五十肩で、鍼やカイロに通っても駄目だったらしいのですが、
たまたまモデルでやらしてもらい、足の反射区とかを利用してデモンストレーションすると、
ものの数分で腕が真上まで挙がるようになって非常に喜んでおられましたね。
最後は後ろ髪を引かれる(前髪はありませんが《涙》)思いで、
飛行機の時間が迫っていたので、田部さんに空港まで送っていただきました。
ジェルフィッシュはデモンストレーションをしたのみになってしまいましたが、
21日に田部さんがフォローアップをして下さいます。
また、アンケートをしていただいたところ、
継続してやってほしいとの意見が多く寄せられたようです。
本当にありがたい事です。
また会津観光に行って、出掛けの駄賃をさせていただきます。
もちろん、今回以上の内容のものを、今度は1日掛けてやらせていただきたいと思っております。
寝違いによる頭痛
今朝起きると右の乳様突起辺りに頭痛が出たと言われた。
調べてみると、肩甲挙筋と板状筋の機能がかなり低下していた。
どうやら寝違いをされた模様。
その寝違いを起こしたのが頸椎1番周辺だったので頭痛に感じられたのだと思う。
上に挙げた筋肉をほぐすと頭痛は解消した。
月経不順の意外な原因、帝王切開
仙椎3番へのジェルフィッシュテープを貼ると4週間以上保った30代の女性。
皮膚が弱いせいか、テーピングで蕁麻疹が出たとの事だったので、
前回はテーピングを控えたのだが、そうするとまた15日で生理が来たそうだ。
そこで敏感肌用のテープとアストリンゼンで下地作りをしてまた仙椎3番へ貼付。
もう一人の、この方はなかなか来ない方だが、実質2日ほど貼っているだけでも効果があるようなので、
この方にも痒くなったりしたら無理せずに剥がしてくださいと伝えておいた。
何故仙椎3番の神経圧迫があるか原因を考えていたら、
この方は最初のお子さんを帝王切開で出産されていた。
帝王切開は縦に切るものだと思い込んでいたら、最初は横に切ると教えてもらった。
そして、その横に切った個所はちょうど仙椎3番の神経支配領域の処。
訊いてみると、やはり帝王切開をしてから生理が早く来るようになったそう。
それと、腰痛も。
切った個所の皮膚の動きが悪い為に奥にある子宮の働きも悪くなったと思われる。
この女性には縫合跡に向け皮膚を寄せるような事をしてもらうようアドバイス。
おそらく普段この部分はかなり突っ張っている筈。
この皮膚の突っ張りを緩めるだけでも、月経不順が改善されるのかも知れない。
女性が「骨盤の歪み」という言葉に敏感な理由
「歪み対策」とかを謳っている処が結構あるので、その影響かと思っていたが、
最近になって来られている女性と話してみて、初めて合点がいった。
女性はスカートを履いた時にスカートがどちらか一方に回ってしまうケースがあるんですね~
だから、ズボンしか履かない男性(一部の趣味の人は除く)に比べ敏感になるのでしょう。
生憎、その趣味がないので判っていませんでした(^_^;)
それでも、自分はそういった方でも、
骨盤が歪んでいる人はあまりおられないと感じています。
ほとんどの方が左右の股関節の筋肉のアンバランスでどちらかに「回っている」事が多いのです。
筋肉のバランスを整えるとスカートを履いても「スカートが回る」事はなくなっていく筈です。
来週できるかな?
テープにかぶれやすい方なので1日テーピングを休んでいただいて2回目の施術。
やはりテープを貼っていないと、膝を曲げると痛いらしい。
ただ、サポーターをしないでも仕事に支障はない模様。
前回と同様膝蓋骨を覆うテーピングに、
膝窩筋テープ・膝窩X字テープ・大腿部の筋膜を内に戻すテーピング。
股関節をチェックすると梨状筋が弱いが、
元々肌が弱い方なので股関節に貼るのは無理と判断し、
足裏に代替テープ、そして腸骨筋のリリース。
そして、足関節のチェックをすると後脛骨筋も弱っていたのでテーピング。
股関節と足関節もカバーしたので、これで痛みもほとんど出ず歩様も更に良くなった。
自分の感触としては、来週水曜のフットサルはできると思ったのだが、
本人としてはまだ少し怖さが残っているよう。
来週通う夜にまた来てもらい、その時の感触で徐々に復帰してもらえればと願っている。
自分の指が楽(*^。^*)
特に親指は以前仲間に診てもらったら、ばね指になりかけていて、
手根管もかなり詰まっていた。
それが、最近リリース前の準備運動をしてもらうようにして、
特に首は一緒に動かしている。
すると、そういう事を毎日何度もしていたら、
気が付くと指が痛くならなくなってきた(+_+)
もちろん、リリースをしている間はその方の状態によっては
指がかなりつらい時もある。
ただ、その状態が直ぐにリセットされるようになったようだ。
改めて、首と手や腕の関連性を身をもって自覚した次第です。
PNFの講習
今回はPNF 、所謂促通の為の手技の講習だった。
そして、その中でも腹筋のエクササイズを学習した。
う~ん、普段腹横筋は意識しているつもりだったが、
いざそういうエクササイズをやってみるとまだまだ(^_^;)
腹斜筋はちゃんと掛かっていてまずまずだった。
腹横筋は腹圧を保つ為にある、腹筋群のインナーマッスル。
最近腹が出てきているが、腹横筋が弱っているのか・・・
これをもっと活性化すれば腹も凹むかな(笑)
僧帽筋へのアプローチ、足の反射区も利用
とりあえず大きい男で、小柄な女の人の後だと結構キツイ(^_^;)
主訴は、頭・肩・背中の張り。
とにかく、左下僧帽筋の張りが強い・強い(T_T)
必死でリリースするが、まだ一つほぐれない・・・
そこで、また足の反射区を利用してみた。
非常に痛がっていたが、効果はすぐに出てその後関節の可動域が大幅に向上した。
こういう手もあったのかと今更ながら思い知らされた。
自分のポリシーは、、「利用できるものは全て利用する」であるからこれで良しと思う。
鼻と眼の反射区へのテーピング
先週風邪をひかれていたのでまだ鼻の調子がもう一つ。
それと眼も疲れているので、一緒に足の反射区へのテーピング。
2趾の方に貼っているのが眼の反射区で、
3趾に貼っているが、鼻の反射区。
3趾は鼻・眼共にこの方の場合効果があるのだが、
動かす方向が逆になり、両方ともに貼ると効果が薄れてしまう。
今まで鼻の反射区は全ての足趾に貼っていたが、
一番効果の高い趾1本に貼るだけでもかなりの効果がある事が判った。
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