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楽水庵ブログ 2014年10月

器械体操をやっている中学生、生まれて初めての腰痛

3週間前に練習中腰を傷め、更に当初より痛みは増していると話していた。

話を聞いていて、痺れも時々出ると言っていた事もあり神経障害もあると推測。

チェックをしてみると、右腰椎4番・5番の神経根が詰まっていた。
そこで、ジェルフィッシュテープを貼付。

それから筋機能をテストしてみて、腸骨筋・縫工筋・梨状筋にテーピング。
痛みはかなりマシになった。

どうやら、新しい技の習得時にそればかり練習させられて発症した模様。
確かに新技を会得するのに時間を掛けるのは当然だが、身体の使い方とかをイメージできていない段階でそればかりさせてしまうと、バランスが崩れスポーツ障害を起こしてしまいがち。

選手の状態を見ながらコーチングしてもらいたいものです。
といいながら、自分も講座やセミナーをしている際に心掛けなければいけないものですが(^_^;)

要は、教える側は座学にしても身体を動かすにしても、受講者がしっかり脳でイメージできるようにしなければいけないという事ですね。

腰椎5番・仙椎1番の神経障害、坐骨テープで解消(*^。^*)

左首と顎の不調でお越しになった50代女性。

腰の具合もあまり良くない。
寒くなると坐骨神経痛の症状が出るとの事。

チェックしてみると、左腰椎5番と仙椎1番の神経障害がある。
だから、長母趾伸筋や長趾伸筋のテストをすると陽性。
特に母趾周りの機能が全て低下しているので、このまま放置しておくと左脚だけ外反母趾になる恐れも出て来る。

今までだと、直ぐ腰にジェルフィッシュテープを貼っていたのだが、それは最近では最後の手段にしている。
何故神経障害が起こっているのかを先ず考察。

下腿部では、腓骨筋が張っているとその奥を走っている腰椎5番や仙椎1番からの神経を圧迫する事が多い。
ただ、この方の場合腓骨筋の張りはあまりなし。

次に坐骨の状態を診る。
そうすると左坐骨の周りがかなり固い。
聞いてみると、やはり座っていて右上で脚を組む事が多いそうだ。
そういう状態が続くと左坐骨周辺が圧迫され動きが悪くなる。

そこで、下の画像のような坐骨の圧迫を緩和するテープを貼付(モデルは別人です)。
その後、もう一度長母趾伸筋・長趾伸筋のテストをすると陰性に変化。
起き上がりテストや足上げテストも全て改善した。

zakotsu_rympha_tape.jpg

自分の左前腕の不調、首から

今朝、軽く堤防で運動してから朝の施術中に左前腕の伸筋群にかなり張りを感じ、リリース等をしていると辛い状況になった。

少し前から肘に少し違和感を感じていた事もあり、久しぶりに首のリリースをやってみた。

すると、中斜角筋はそれほどでもなかったが前斜角筋は思いっ切り効いた(T_T)

しかし、そのお蔭で前腕も肘も非常に調子が良くなった。

毎日歩いたりエクササイズはしているが、最近首のリリースはしていなかった。

たまにはするべきでしたね(^_^;)

(おそらく)頸椎ヘルニアから重い頭痛

重い頭痛で来られた40代男性。

糖尿病で20㎏ほど体重が減り筋肉もかなり落ちた。
そのせいか、(本人曰く)首の筋肉も落ちたから頸椎5番から7番までにヘルニアが出ている。
こちらからだと、どういう原因で頸椎ヘルニアになられたかは判断しかねるが、そういう事もあるのかも知れない。

ただ、痺れやそういうものはない。
ヘルニアになっても、神経が圧迫されていなければ普通に生活できる方も結構おられるのも事実。

1回目は、腰から首・肩・頭とリリースを主体とした施術を行った。
施術直後は頭も楽だったようなのだが、直ぐに戻ったとの事。

それでは具合がヨロシクないので、2回目は一番ヘルニアの状態が悪い(棘突起が完全に凹んでいる)頸椎5番にジェルフィッシュテープ、頸椎7番にコレクションテープを貼って施術した。

それでもまた直ぐに頭痛が出てくるようなら、ちょっと今の自分では楽になってもれえないと判断、結果次第で次どうするかを決めましょうという事にした。

すると、今回はご自身で頭のマッサージをされているも良かったのか、頭痛がかなりマシになったと連絡があった!
テープの効果は5日ぐらいで低下していくので、しばらく5日毎に来てもらう事に。

そして、3回目来られた際に前日頸椎5番のジェルフィッシュテープが剥がれてしまい、そこから頭痛が戻ってきたと言われた。
やはり、あのテープは効いたようだ!良かった(*^。^*)

という事は、頸椎ヘルニアにより髄液等の流れが悪くなったのが、頭痛の一番の原因だったのだろう。

もう一度頸椎5番のジェルフィッシュテープ等を貼ったが、前回より頸椎5番棘突起の凹みはマシになっていた。

何時まで掛かるかは判らないが、光明が見えてきた。

この方もギックリ腰

少し前にも坐骨神経痛持ちの方でギックリ腰になられた方のテーピングをアップしたが、今回の男性も同様のケース。
朝の洗顔時に電気が走ったような痛みを感じられた。

神経障害のある神経根にジェルフィッシュテープを貼り、ギックリ腰によって起こった炎症を除去する為に熊手テープを2本。
ただ、前の方と異なるのは、この方が炎症を起こしているのは左なのだが、その左の鼠蹊部は腸骨筋や縫工筋・内腹斜筋の機能低下もありπ(パイ)テープを貼付している。
元々左鼠蹊部の機能が低下しているので、そちらに流すのは得策ではないという事。

そこで、右鼠蹊部に流すように貼った。

もちろん、痛みが全てなくなった訳ではない。
家でアイシング、その後にバイオフリーズの塗布をやってもらう必要がある。

ただ、テーピング直後から「腰に力が入る」と言われていた。
炎症が治まれば痛みは出なくなると思われる。

takano_taro01.jpg


モートン神経腫にジェルフィッシュテープ、怪我の功名(^_^;)

これは実際自分がしたものではありません。

今朝会津若松に知人から「モートン病に効くテーピングありませんか?」とのメッセージがありました。

その方のお知り合いが足の4趾(薬指)の指裏の痺れがきついという事でした。

病院ではモートン病(モートン神経腫)の診断を受けているようです。


さて、どうしようかと考えました。
実際行って(12月には行きますが)状態を診ながらやっていくのが一番良いのですが、今すぐそういう訳にもいかず・・・
加瀬会長の本には一応モートン対策のテーピング例もありますが、結構ややこしい貼り方ですのでお奨めにはならないと判断。

一応、4趾なら仙椎1番の神経障害があるのでは?という事で仙椎1番へのジェルフィッシュテープをアドバイス。

のつもりが、勘違いして仙椎2番と返事してしまいました(T_T)

ただ、その後また知人からメッセージが届き、仙椎1番も2番、どちらの神経根を押しても痛がっていて、特に仙椎2番の神経根を押すと「電気が走った」ような状態になったそうです。

デルマトーム(皮膚神経支配領域)に関しては、本によっては多少異なるのですが、最近購入した本では仙椎2番もどうやら足裏に関連あるようです。
逆に私が勉強になりました。

また幸いな事に、そのモートン病の方は6月に会津若松で私がやった講習のフォローアップ(ジェルフィッシュテープに関してのものを、その知人がして下さった)を受けておられた方でした。
セルフで貼るやり方も学んでおられたので、自分で仙椎1・2番にジェルフィッシュテープを貼ってみられました。

そうすると、かなり痺れがマシになったとの報告をいただきました!

いや~、何か怪我の功名みたいで恥かしいのですが、結果よければ全て良しという事で、12月に向こうに行った際にまだ少し痺れがあるようなら、実際に自分がやらせていただこうと思っています。

胃腸の不快感、筋膜の調整で改善

大阪から来て下さっている男性。

だいぶ前から胃や肝臓の不調も訴えられており、その調整も毎度している。

ただ、今回は胃のマニュピュレーションをしていたが、いつもより状態がヨロシクない。

ご当人はそれを続けてほしいと思っておられたが、こちらとしては続けてもあまり良い結果になる感じではなかった。

そこで、全体の腹部の浅筋膜を時計回りに調整。

本来状態が良ければ時計回りである筈なのだが、この方はかなり反時計回りになっていた。

それを時計回りにするだけで、かなり胃がスッキリしたと言われていた。

何故そうなるかは、今の自分では判らない。
ただ、現象としてはそうなっているので、不快感を解消する為に時折ご自身で浅筋膜を動かしてもらうようアドバイスした。

好調が維持できれば嬉しいのだが。

夜中に足をつる(>_<)

珍しく夜寝てる間に左足をつってしまった(^_^;)

朝起きても結構痛い。
最近よく歩いているから疲労が溜まっていたようだ。

特に痛かったのが、腓腹筋の内側部。

そこで下のような熊手テープを2本貼ってみた。

若干違和感は残っていたものの、午後から長時間歩いて西山体育館まで行きトレーニングをしても大丈夫だった!(^^)!

my_left_leg.jpg

足元が冷えない!!

朝一番のおしっこのキレが悪いので仙椎3番にジェルフィッシュテープを貼っている。

が、これ以外にも仙椎3番に貼ると腰が温かくなるというメリットがあり、そのせいか貼り出してから足元に冷たさを全然感じなくなってきている。
貼る前は少しフローリングの上とかで冷たいという感覚があったのだが。

ただ、ニトリートの「キネロジEX」は本当に剥がれにくいので、自分で剥がさなければ何時までも残っている。
といっても、テープ自体の効果は1週間以上経つと流石に無くなっているので、昨日貼り直し。

昨日来た中学生も1週間貼りっぱなしでも首の頚板状筋のテープが残っていた。
これは以前使っていたテープでは考えられない事。

自分の腰椎5番のジェルフィッシュテープも長持ちしてくれるお蔭か、最近は全く痺れを感じなくなってきている。

本当にテープが剥がれないのが助かるし、この分だとこの冬は結構薄着でも大丈夫かなという予感があるが、甘いか(笑)

腓骨筋の張りで外反母趾?

以前に外反母趾は足だけの問題ではなく、腰、特に腰椎5番の問題も関係あると書いた。

確かにそういう方もおられるのだが、案外腰椎5番や仙椎1番の神経支配領域で筋機能低下を起こしている場合、腓骨筋の状態が悪いので起こるケースも多々あるのが判ってきた。

そういう方は腓骨筋のリリース等で筋肉の状態を正常化してあげると、前述の筋機能が回復する。

どうも腓骨筋の奥に腰椎5番と仙椎1番からの神経が走っており、それが圧迫を受ける為と考えている。

自分もそうだが、内反小趾の人は仙椎1番の状態をチェックした方が良いかも知れない。

また、腓骨筋が張っている状態の人は、そのほとんどが重心が悪いので、結局はアーチ(特に横)を整える必要がある。

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