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楽水庵ブログ 2014年11月 3ページ目

右手首・肘、それに左肩の痛み、意外な原因(*_*)

9月に腱鞘炎で来た剣道をしている高校生、右手首の痛みなどで久しぶりに来院。

手首は前回の痛みと異なり、尺屈(小指側に曲げる)したり捻ったりすると痛みが出るとの事。
前回の原因は前腕の筋膜のずれと首の張りだったが、今回の原因はそれではなかった。

肘周辺も痛いとの事だったので、まず上腕三頭筋遠位に効かす三頭筋Xテープ。
それと尺側手根屈筋テープに尺側手根伸筋テープ。
尺骨側の筋機能が少し低下している。
加えて骨間膜を弛めるテーピング。

ここまでやって、まだ捻ると少し痛いという事なので、知ったかをしないで本で関連痛をチェック。
そうすると一番当て嵌まるのが、何と広背筋。
スクリーニングテストをしても確かにその辺りが引っ掛かている。
広背筋のテストをすると陽性だったので、だが停止部付近だけが悪かったので停止部のみのテーピング。
すると捻ってもすっかり痛みがなくなった(*^。^*)

その他に、左肩を動かすと痛いという事なので、棘上筋テープと肩関節が少し不安定だったので肩甲上腕関節テープも貼った。

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移転後初の講座

長岡京市に移転してから初のキネシオテーピング基礎講座。

浜松からと神戸からの受講者の方々だったが、共にJRで来られたので以前の場所よりはかなり便利だったと思う。

今回は男性2名だったので、中臀筋テープを初め全て直接貼ってもらった。

普段の講座では、諸々の事情がありそういった事はしにくいのだが、やはり直接貼る事・貼られる事によりどういう変化があるかを肌で感じていただきたいと思ったから。

特に股関節周辺のテーピングは、私自身も療法家の資格を得てからでないと直接貼る事がなかったので、やはり最初は本当に効果が出るのか不安だった記憶がある。

本当はそうするのが一番良いのだろうが、会場の問題や男女混同の参加だとなかなか難しい。

その点今回は、自分の院で尚且つ男性2名だったというのが、そういう事ができた一番の要因。

今日は、お二人とも最初から違和感のない貼り方を習得されていたので心強かった。
ただ、流石に首は難しかった模様。

まあ、自分も首は施術であまり貼らない。
難しいというより、お仕事をされていると首のテーピングはどうしても目立ってしまう為。
ただ、まだまだ貼る練習をしなければいけない段階では、直ぐに剥がしても良いからドンドン首へのテーピングも練習してほしい。

貼った数だけ上手くなる。
根性論ではないですけどね(笑)

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15年来の肩痛、上腕二頭筋長頭腱炎

今日初めて来院された30代男性。

顎の症状で来られたのだが、中高とバドミントンをされていて、以来右肩の痛みがあるとの事。
整形外科で診てもらったら滑液胞に問題があると言われたらしい。

調べてみると、野球のピッチャーがよくやる症状、「上腕二頭筋長頭腱炎」だった。
この症状の場合、上腕二頭筋と大胸筋のアタッチメント部分に炎症が起きる。
そして上2つの筋肉の機能が低下し、その部分に痛みを感じるかその真後ろの肩甲骨の外端付近に痛みを感じてしまう。

スポーツ障害としては典型的なもので、適切なテーピングをすればほとんど一発で痛みは消えてしまう。

この方も肩を傷めてからバドミントンをやめてしまったそうだが、肩が楽に動くようになったから「またやってみたい」と言われていた。
これぐらいのスポーツ障害で競技(例えお遊び程度にしても)から遠ざかっていくのは非常にモッタイナイ。

ちょっとした事で楽にスポーツできるのを知ってもらう為に、もっとPRしていかなければいけないと思った。


自分もモートン病?

この間、会津若松からモートン病に関して問い合わせがあり、たまたま怪我の功名(^_^;)で仙椎2番にジェルフィッシュテープを勧めたら良くなった、という事を書いた(リンク参照)。

その方は、貼ってから2日目には殆ど痺れを感じなくなったと連絡をもらった。

実は、自分も昨日ウォーキングしていて左足の3趾に軽い違和感というか痺れを感じた。
早速仙椎2番にジェルフィッシュテープを貼ってみた。

これで数日様子を見てみようと思う。

全てのモートン病の方がそうとは言い切れないが、この間は長母趾伸筋の処に痺れが出ていた事(腰椎5番に貼っていた事もあり最近症状は出ない)から考えると、モートン病と診断された方の中には単に「坐骨神経痛」である方も相当数含まれているのでは、と考えてしまう。

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