最近のエントリー
カテゴリ
月別 アーカイブ
- 2020年8月 (1)
- 2020年6月 (1)
- 2020年4月 (1)
- 2020年3月 (1)
- 2020年1月 (2)
- 2019年12月 (1)
- 2019年10月 (1)
- 2019年9月 (1)
- 2019年8月 (1)
- 2019年4月 (2)
- 2019年3月 (1)
- 2019年2月 (1)
- 2019年1月 (1)
- 2018年12月 (2)
- 2018年11月 (4)
- 2018年10月 (7)
- 2018年9月 (2)
- 2018年8月 (7)
- 2018年7月 (4)
- 2018年6月 (9)
- 2018年5月 (7)
- 2018年4月 (7)
- 2018年3月 (8)
- 2018年2月 (5)
- 2018年1月 (4)
- 2017年12月 (7)
- 2017年11月 (9)
- 2017年10月 (6)
- 2017年9月 (10)
- 2017年8月 (12)
- 2017年7月 (10)
- 2017年6月 (15)
- 2017年5月 (12)
- 2017年4月 (19)
- 2017年3月 (3)
- 2017年2月 (4)
- 2017年1月 (5)
- 2016年12月 (7)
- 2016年11月 (7)
- 2016年10月 (14)
- 2016年9月 (11)
- 2016年8月 (18)
- 2016年7月 (11)
- 2016年6月 (15)
- 2016年5月 (19)
- 2016年4月 (17)
- 2016年3月 (14)
- 2016年2月 (12)
- 2016年1月 (15)
- 2015年12月 (22)
- 2015年11月 (12)
- 2015年10月 (15)
- 2015年9月 (12)
- 2015年8月 (16)
- 2015年7月 (14)
- 2015年6月 (14)
- 2015年5月 (18)
- 2015年4月 (18)
- 2015年3月 (20)
- 2015年2月 (23)
- 2015年1月 (34)
- 2014年12月 (27)
- 2014年11月 (24)
- 2014年10月 (35)
- 2014年9月 (27)
- 2014年8月 (34)
- 2014年7月 (25)
- 2014年6月 (22)
- 2014年5月 (33)
- 2014年4月 (38)
- 2014年3月 (47)
- 2014年2月 (67)
- 2014年1月 (55)
- 2013年12月 (25)
- 2013年11月 (3)
- 2013年10月 (5)
- 2013年9月 (5)
- 2013年8月 (6)
- 2013年7月 (5)
- 2013年6月 (4)
- 2013年5月 (2)
- 2013年4月 (6)
- 2013年3月 (2)
- 2013年2月 (1)
- 2013年1月 (4)
- 2012年12月 (5)
- 2012年11月 (5)
- 2012年10月 (6)
- 2012年9月 (5)
- 2012年8月 (4)
- 2012年7月 (3)
- 2012年6月 (4)
- 2012年5月 (4)
- 2012年4月 (1)
- 2012年3月 (3)
- 2012年2月 (4)
- 2012年1月 (2)
- 2011年12月 (1)
- 2011年11月 (1)
- 2011年10月 (2)
- 2011年9月 (2)
HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > 2017年12月
楽水庵ブログ 2017年12月
「旦那が早食いだったと思っていた・・・」顎に関する2話
こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。
顎が痛い等の顎関節症を抱えておられる方の大きな特徴に、「やたら食事を摂るのに時間が掛かる」というのがあります。
ハッキリした痛みが無くても、今までより倍、中には3倍も時間が掛かる場合は要注意です。
歯のトラブルがなければ、原因の大半が顎を動かす筋肉が正常に働かないので「よく噛めない」、つまり咀嚼能力が著しく低下しているのです。
最近お越しになられた30代女性もその傾向が顕著で、噛む力が物凄く低下していました。
直前に観えられた方が「食事に今までの倍時間が掛かる」と自覚されていたのに対し、そういう自覚がありませんでした。
昨年結婚されたとの事なので、「ご主人と一緒に食事していて自分が遅いと思わなかった?」と尋ねたら、
「旦那が早いと思っていました。よく噛まずに飲み込んでいると思ったので注意していました」との事。
いやいや、余程の早食いだったらともかく間違いなくあなたが遅いんですよ(^_^;)
帰ったらご主人に謝ってねと言っておきましたが、果たして・・・
もう一つ、3年以上通っておられる50代女性。
前回「耳を軽く引っ張って痛がる場合は顎の問題が考えられる」という事を書きましたが(リンク)、この方の場合は正直言って3年以上通っていただいているのに顎の事は度外視していました。
たまたま耳の話をしていたら25年以上前に右顎のクリック音が隣に聞こえるほど大きくなり、当時は口腔外科があまりなかったのですが、大学病院に行ってマウスピースを作った事があると話されました。
その後クリック音がしなくなり放置していたが、今でも食事は左側でしか噛んでいないとの事。
まず右側では噛もうという気がしないそうです。
これは靭帯の弛みは以前に比べてマシにはなっているものの、右顎の筋肉が固くなっている可能性が高い。
口を開けてもらうと、案の定右の開きが遅れています。
という訳で、いつもの施術の最期に顎を少しやりました。
すると、「今まで右顎は一度ずれてから開いていたが、スッと開くようになった」と言われました。
元々踵の痛み等でお見えになったので、私も顎の事は気にしていませんでした。
ある種自己申告みたいなところもあったのですが、まだまだお越しなっている方々の現状がしっかり見えていないな~と反省しております。
楽水庵
顎が痛い等の顎関節症を抱えておられる方の大きな特徴に、「やたら食事を摂るのに時間が掛かる」というのがあります。
ハッキリした痛みが無くても、今までより倍、中には3倍も時間が掛かる場合は要注意です。
歯のトラブルがなければ、原因の大半が顎を動かす筋肉が正常に働かないので「よく噛めない」、つまり咀嚼能力が著しく低下しているのです。
最近お越しになられた30代女性もその傾向が顕著で、噛む力が物凄く低下していました。
直前に観えられた方が「食事に今までの倍時間が掛かる」と自覚されていたのに対し、そういう自覚がありませんでした。
昨年結婚されたとの事なので、「ご主人と一緒に食事していて自分が遅いと思わなかった?」と尋ねたら、
「旦那が早いと思っていました。よく噛まずに飲み込んでいると思ったので注意していました」との事。
いやいや、余程の早食いだったらともかく間違いなくあなたが遅いんですよ(^_^;)
帰ったらご主人に謝ってねと言っておきましたが、果たして・・・
もう一つ、3年以上通っておられる50代女性。
前回「耳を軽く引っ張って痛がる場合は顎の問題が考えられる」という事を書きましたが(リンク)、この方の場合は正直言って3年以上通っていただいているのに顎の事は度外視していました。
たまたま耳の話をしていたら25年以上前に右顎のクリック音が隣に聞こえるほど大きくなり、当時は口腔外科があまりなかったのですが、大学病院に行ってマウスピースを作った事があると話されました。
その後クリック音がしなくなり放置していたが、今でも食事は左側でしか噛んでいないとの事。
まず右側では噛もうという気がしないそうです。
これは靭帯の弛みは以前に比べてマシにはなっているものの、右顎の筋肉が固くなっている可能性が高い。
口を開けてもらうと、案の定右の開きが遅れています。
という訳で、いつもの施術の最期に顎を少しやりました。
すると、「今まで右顎は一度ずれてから開いていたが、スッと開くようになった」と言われました。
元々踵の痛み等でお見えになったので、私も顎の事は気にしていませんでした。
ある種自己申告みたいなところもあったのですが、まだまだお越しなっている方々の現状がしっかり見えていないな~と反省しております。
楽水庵
「耳を軽く引っ張るだけで痛い」、原因は?
こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。
最近は頭を施術する際に軽く引っ張ります。
これも頭蓋の筋肉をほぐすのに役立つからです。
我々の祖先はもっと耳を動かせたと思います。
耳自体に筋肉はないので、こめかみやその周りの筋肉を使って動かしていたのでしょう。
今でも動かせる人がいるのがその証です。
ただ、元々耳を動かせたのが必要性がなくなり動かさなくなった事により言うなれば若干重い耳という感覚器官が頭蓋からぶら下がっている状態なので、少し強制的に動かしてみる事も頭の筋肉をほぐす助けになります。
下半分は結構顔を動かした際につられて動く事がありますが、上半分はなかなか動かないので軽く引っ張ったり回したりするのも良いでしょう。
そうやって耳を軽く引っ張った際、ほとんどの方は痛みを感じません。
しかし中には結構痛みを感じる方がおられます。
私も初めは耳の問題かと感じていました。
もちろん、そういった方もおられるでしょうが、そういった痛みを感じられる方のほとんどが顎の問題を抱えておられます。
特に顎関節周辺の「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」という下顎骨を開ける筋肉が固く癒着している場合に耳まで影響を受けるようです。
「耳鳴り」の原因も顎からという事もあります。
そして、そういった方に顎の施術をしてから再度耳を引っ張ってみると痛みが出ません。
「口が開きにくい」、「口を開けると顎が痛い」等の症状も勿論顎関節症の症状ですが、それほど顎に痛みが出なくても耳を軽く引っ張って痛みが出る場合、その痛みの出ている方の顎関節は状態が良くない可能性が考えられます。
気になる方は一度試してみてください。
そして痛い方の奥歯で自分の指を軽く噛んでみてしっかり圧が掛かっているかチェックされた方が良いでしょう。
楽水庵
最近は頭を施術する際に軽く引っ張ります。
これも頭蓋の筋肉をほぐすのに役立つからです。
我々の祖先はもっと耳を動かせたと思います。
耳自体に筋肉はないので、こめかみやその周りの筋肉を使って動かしていたのでしょう。
今でも動かせる人がいるのがその証です。
ただ、元々耳を動かせたのが必要性がなくなり動かさなくなった事により言うなれば若干重い耳という感覚器官が頭蓋からぶら下がっている状態なので、少し強制的に動かしてみる事も頭の筋肉をほぐす助けになります。
下半分は結構顔を動かした際につられて動く事がありますが、上半分はなかなか動かないので軽く引っ張ったり回したりするのも良いでしょう。
そうやって耳を軽く引っ張った際、ほとんどの方は痛みを感じません。
しかし中には結構痛みを感じる方がおられます。
私も初めは耳の問題かと感じていました。
もちろん、そういった方もおられるでしょうが、そういった痛みを感じられる方のほとんどが顎の問題を抱えておられます。
特に顎関節周辺の「外側翼突筋(がいそくよくとつきん)」という下顎骨を開ける筋肉が固く癒着している場合に耳まで影響を受けるようです。
「耳鳴り」の原因も顎からという事もあります。
そして、そういった方に顎の施術をしてから再度耳を引っ張ってみると痛みが出ません。
「口が開きにくい」、「口を開けると顎が痛い」等の症状も勿論顎関節症の症状ですが、それほど顎に痛みが出なくても耳を軽く引っ張って痛みが出る場合、その痛みの出ている方の顎関節は状態が良くない可能性が考えられます。
気になる方は一度試してみてください。
そして痛い方の奥歯で自分の指を軽く噛んでみてしっかり圧が掛かっているかチェックされた方が良いでしょう。
楽水庵
「足趾が床・地面を押さえられない」
こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。
最近お越しになられる方に多く見られる兆候が、「立っていても足元がフラフラする」というものです。
踵の方にばかり重心があり、足趾(足の指)を動かしている感覚がないそうです。
そういった方のひらめ筋をテストしてみると、左右共に筋低下が見られます。
ひらめ筋は「抗重力筋」と呼ばれる筋肉の一つで、立っている時に常に使われています。
その機能は「足趾を踏ん張る」、つまり足の指で床・地面を支える事です。
よく解剖学の本で、『身体が前に倒れるのを防ぐ』と書いてありますが、もう少し親切に書くと「身体が前に倒れそうになったら足趾で踏ん張って防ぐ」という事です。
『身体が前に倒れるのを防ぐ』だけではもう一つ意味がピンとこないものです。
また、仰向けになって足元の方向に私が指を引っ張りそれに抵抗してもらうテストをすると、母趾(親指)や小趾(小指)は抵抗できるのに対して3趾(中指)は全くというほど抵抗できません。
その際に皆さんが口を揃えて言われるのは、「どこに力を入れていいか判らない」。
この現象はどこから来ているのかというと、仙骨内にある仙椎1-2番間の椎間板が詰まっているせいです。
ここの詰りが仙椎2番から出ているS2神経の流れを圧迫します。
先ほどの3趾に力が入らないのは、正にS2神経の圧迫が原因なのです。
S2神経は下肢の背面(後ろ側)を通っています。
ですので、こういった現象の方の太腿の前と後ろを触ってみると、後ろの皮膚感覚が前のと比べてかなり薄いのです。
こういった現象はS1-2番間にジェルフィッシュテープというテーピングを貼って隙間を作ってあげると神経の通りがよくなって解消されます。
貼った直後に立ってもらうと、皆さんしっかり立てておられます。
そして、「足の指を感じられる」という感想を述べられます。
そしてもう一つ、このテーピングでS1-2間の詰りを解消すると後頭部の張りも緩和される方が多いのも特徴です。
神経の繋がりかどうかまでは私は判りませんが、ひらめ筋の機能低下などにより足首の動きが良くなる事が理由ではないかと推測されます。
足首と首や頭部は密接に関連しているものですから。
最後に、では何故こういった症状になるかというと、寒さで首をすくめることが多いからではと考えています。
首をすくめると、脊柱のアーチが乱れがちになり仙骨付近にストレスが掛かる可能性が十分考えられます。
スマホを長時間やっているのも原因の一つになるかも知れませんね。
楽水庵
最近お越しになられる方に多く見られる兆候が、「立っていても足元がフラフラする」というものです。
踵の方にばかり重心があり、足趾(足の指)を動かしている感覚がないそうです。
そういった方のひらめ筋をテストしてみると、左右共に筋低下が見られます。
ひらめ筋は「抗重力筋」と呼ばれる筋肉の一つで、立っている時に常に使われています。
その機能は「足趾を踏ん張る」、つまり足の指で床・地面を支える事です。
よく解剖学の本で、『身体が前に倒れるのを防ぐ』と書いてありますが、もう少し親切に書くと「身体が前に倒れそうになったら足趾で踏ん張って防ぐ」という事です。
『身体が前に倒れるのを防ぐ』だけではもう一つ意味がピンとこないものです。
また、仰向けになって足元の方向に私が指を引っ張りそれに抵抗してもらうテストをすると、母趾(親指)や小趾(小指)は抵抗できるのに対して3趾(中指)は全くというほど抵抗できません。
その際に皆さんが口を揃えて言われるのは、「どこに力を入れていいか判らない」。
この現象はどこから来ているのかというと、仙骨内にある仙椎1-2番間の椎間板が詰まっているせいです。
ここの詰りが仙椎2番から出ているS2神経の流れを圧迫します。
先ほどの3趾に力が入らないのは、正にS2神経の圧迫が原因なのです。
S2神経は下肢の背面(後ろ側)を通っています。
ですので、こういった現象の方の太腿の前と後ろを触ってみると、後ろの皮膚感覚が前のと比べてかなり薄いのです。
こういった現象はS1-2番間にジェルフィッシュテープというテーピングを貼って隙間を作ってあげると神経の通りがよくなって解消されます。
貼った直後に立ってもらうと、皆さんしっかり立てておられます。
そして、「足の指を感じられる」という感想を述べられます。
そしてもう一つ、このテーピングでS1-2間の詰りを解消すると後頭部の張りも緩和される方が多いのも特徴です。
神経の繋がりかどうかまでは私は判りませんが、ひらめ筋の機能低下などにより足首の動きが良くなる事が理由ではないかと推測されます。
足首と首や頭部は密接に関連しているものですから。
最後に、では何故こういった症状になるかというと、寒さで首をすくめることが多いからではと考えています。
首をすくめると、脊柱のアーチが乱れがちになり仙骨付近にストレスが掛かる可能性が十分考えられます。
スマホを長時間やっているのも原因の一つになるかも知れませんね。
楽水庵
年配の方の転倒防止にも
こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。
以前紹介した『リスフラン関節』という足部の関節ですが、この関節の靭帯に問題のあった女子高生を施術し、またその直後に足底筋膜の痛みで来られたランナーの方(リンク)以後お越しになられた方々のリスフラン関節を全てチェックしています。
やはり皆さん左右どちらかに問題があり、レッグランジをやってもらうと問題のある側が安定しません。
それをチェックした後にテーピングをして再度レッグランジをしてもらうと、皆さん本当にしっかりと問題のあった側のレッグランジができるようになります。
それともう一つ判ってきたのが、リスフラン関節に問題のある側は後脛骨筋(こうけいこつきん)という足部を内反したり足趾を踏ん張る筋肉の機能が低下している事です。
安定しないから踏ん張り過ぎなのかどうかは判りません。
リスフランにテーピングすると即座に足裏に出ていた足底筋の関連痛が消えるのと同様に、少し説明できない現象ですが傾向としては間違いなくあります。
また最近高齢の方(当院は自費という事もあり、あまり高齢の方は来られません)を何人か施術する事があり、やはりその方達もリスフラン関節の靭帯が弛んでいました。
という事は、弛んでいる側の足元が、特に体重を掛けた時にふらつきます。
特に歩き出した1歩目が弛んでいる側だとかなり不安定になります。
私の母親(今年10月に死去)は3回転倒・骨折しましたが、その全てが動き出しの1歩目でした。
筋力、特に股関節の筋力がしっかりしている間は、少し足元がふらついても踏ん張れます。
しかし、高齢になって筋力が低下していたらそうはいきません。
もちろん、そうならない為の高齢者の筋力トレーニングも非常に重要です。
それでも足元がふらつかないようにする調整をしてあげるのが先だと考えます。
その上で筋力低下しないようにトレーニングするのがベストでしょう。
楽水庵
以前紹介した『リスフラン関節』という足部の関節ですが、この関節の靭帯に問題のあった女子高生を施術し、またその直後に足底筋膜の痛みで来られたランナーの方(リンク)以後お越しになられた方々のリスフラン関節を全てチェックしています。
やはり皆さん左右どちらかに問題があり、レッグランジをやってもらうと問題のある側が安定しません。
それをチェックした後にテーピングをして再度レッグランジをしてもらうと、皆さん本当にしっかりと問題のあった側のレッグランジができるようになります。
それともう一つ判ってきたのが、リスフラン関節に問題のある側は後脛骨筋(こうけいこつきん)という足部を内反したり足趾を踏ん張る筋肉の機能が低下している事です。
安定しないから踏ん張り過ぎなのかどうかは判りません。
リスフランにテーピングすると即座に足裏に出ていた足底筋の関連痛が消えるのと同様に、少し説明できない現象ですが傾向としては間違いなくあります。
また最近高齢の方(当院は自費という事もあり、あまり高齢の方は来られません)を何人か施術する事があり、やはりその方達もリスフラン関節の靭帯が弛んでいました。
という事は、弛んでいる側の足元が、特に体重を掛けた時にふらつきます。
特に歩き出した1歩目が弛んでいる側だとかなり不安定になります。
私の母親(今年10月に死去)は3回転倒・骨折しましたが、その全てが動き出しの1歩目でした。
筋力、特に股関節の筋力がしっかりしている間は、少し足元がふらついても踏ん張れます。
しかし、高齢になって筋力が低下していたらそうはいきません。
もちろん、そうならない為の高齢者の筋力トレーニングも非常に重要です。
それでも足元がふらつかないようにする調整をしてあげるのが先だと考えます。
その上で筋力低下しないようにトレーニングするのがベストでしょう。
楽水庵
末端の筋肉を調整すると・・・
こんにちは、京都長岡京市の楽水庵 水谷です。
2枚の画像を紹介しますが、これでかなりコンディションが良くなります。
1枚目の画像は、手の母指球にある筋肉の『筋膜トレーニング』を指導している場面です。
この母指球の中には、「母指対立筋」「母趾内転筋」と呼ばれる母指(親指)を他の指に近づける筋肉があり、親指を反らす筋肉と密接な関係を持っています。
手仕事やデスクワークをしていると、ここが非常に疲れます。
私も(特に冬)仕事が忙しいとここが固くなり親指が曲がりにくい「バネ指」の症状に結構なりました。
そうなると今度は筋膜の繋がりで首も張ってきて、結構辛いものでした。
しかし、この筋肉達を筋膜トレーニングでしっかりと収縮させると、却って非常に柔らかくなります。
私自身がそうです。
施術の度に、お越しになっている方に指導する際に見本を見せているものですから(笑)
この筋膜トレーニングをした後に頸椎や肩関節の可動域をチェックすると、する前に比べてかなり可動域が向上します。
運転中の信号待ちや通勤・通学途中等どこでも直ぐにできます。
特にスマホで指を結構酷使している方は是非やってもらいたいですね。
2枚目の画像は、小趾外転筋(しょうしがいてんきん)と呼ばれる小趾(足の小指)を外に動かす筋肉に対するテーピングです。
SLRテストと呼ばれる、仰向けに寝た方の片方の脚を、膝を伸ばしたまま上げていくテストがあります。
この際何がしかの原因でどうも挙がりにくい場合、この筋肉が正常に働いているかチェックしてみる必要があります。
この画像の男性の場合、自身で「どうも左の小趾が動かし難い」と言っておられたのでテーピングしてみました。
するとテーピング前と比べてSLRテストをすると、本当に軽く左脚が挙がりました。
可動域も向上しています。
やはり末端の筋肉等に問題があると動きの制限が強いようです。
てこの原理でもそうですよね。
可動域が向上すればそれで良いという訳ではありませんが、スムーズに動くという事自体抱えていた問題が解消したと考えて良いでしょう。
楽水庵
2枚の画像を紹介しますが、これでかなりコンディションが良くなります。
1枚目の画像は、手の母指球にある筋肉の『筋膜トレーニング』を指導している場面です。
この母指球の中には、「母指対立筋」「母趾内転筋」と呼ばれる母指(親指)を他の指に近づける筋肉があり、親指を反らす筋肉と密接な関係を持っています。
手仕事やデスクワークをしていると、ここが非常に疲れます。
私も(特に冬)仕事が忙しいとここが固くなり親指が曲がりにくい「バネ指」の症状に結構なりました。
そうなると今度は筋膜の繋がりで首も張ってきて、結構辛いものでした。
しかし、この筋肉達を筋膜トレーニングでしっかりと収縮させると、却って非常に柔らかくなります。
私自身がそうです。
施術の度に、お越しになっている方に指導する際に見本を見せているものですから(笑)
この筋膜トレーニングをした後に頸椎や肩関節の可動域をチェックすると、する前に比べてかなり可動域が向上します。
運転中の信号待ちや通勤・通学途中等どこでも直ぐにできます。
特にスマホで指を結構酷使している方は是非やってもらいたいですね。
2枚目の画像は、小趾外転筋(しょうしがいてんきん)と呼ばれる小趾(足の小指)を外に動かす筋肉に対するテーピングです。
SLRテストと呼ばれる、仰向けに寝た方の片方の脚を、膝を伸ばしたまま上げていくテストがあります。
この際何がしかの原因でどうも挙がりにくい場合、この筋肉が正常に働いているかチェックしてみる必要があります。
この画像の男性の場合、自身で「どうも左の小趾が動かし難い」と言っておられたのでテーピングしてみました。
するとテーピング前と比べてSLRテストをすると、本当に軽く左脚が挙がりました。
可動域も向上しています。
やはり末端の筋肉等に問題があると動きの制限が強いようです。
てこの原理でもそうですよね。
可動域が向上すればそれで良いという訳ではありませんが、スムーズに動くという事自体抱えていた問題が解消したと考えて良いでしょう。
楽水庵
第10回公開セミナーを開催しました
こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。
先日(12月16日)に第9回公開セミナーを開催しました。
今回は名古屋大ボート部から、いつも来てくれているの学生トレーナーG君(3回生)の他に、後輩の学生トレーナー2名に腰椎椎間板ヘルニアで痛みの強く出ている1回生の選手、計4名が参加してくれました。
車で来たのですが、車のナビでどうも伏見時代の当院が案内されたらしく、少しドタバタしたようです(笑)
さて、今回はこのヘルニアの選手に対して普段どんなアプローチをすれば良いのかを、中心にやっていきました。
結果から言うと、彼の場合は確かに腰椎4-5番間のヘルニアなのですが、その一つ上の腰椎3-4番からアプローチすると更に良い結果が出る事が判りました。
それに加えて、首のクセによる全身のバランスの乱れを整える事も再度学んでもらいました。
他には、私自身が最近会得したリスフラン関節へのアプローチに、肩関節・頸椎がこれだけで結構楽になる手の母指球の『筋膜トレーニング』を。
特にボート選手は、この筋膜トレーニングを乗艇前やエルゴを引く前にやっておくと手首の痛みも軽減できます。
次回第11回は、1月20日(土)の17時から開催します。
楽水庵
先日(12月16日)に第9回公開セミナーを開催しました。
今回は名古屋大ボート部から、いつも来てくれているの学生トレーナーG君(3回生)の他に、後輩の学生トレーナー2名に腰椎椎間板ヘルニアで痛みの強く出ている1回生の選手、計4名が参加してくれました。
車で来たのですが、車のナビでどうも伏見時代の当院が案内されたらしく、少しドタバタしたようです(笑)
さて、今回はこのヘルニアの選手に対して普段どんなアプローチをすれば良いのかを、中心にやっていきました。
結果から言うと、彼の場合は確かに腰椎4-5番間のヘルニアなのですが、その一つ上の腰椎3-4番からアプローチすると更に良い結果が出る事が判りました。
それに加えて、首のクセによる全身のバランスの乱れを整える事も再度学んでもらいました。
他には、私自身が最近会得したリスフラン関節へのアプローチに、肩関節・頸椎がこれだけで結構楽になる手の母指球の『筋膜トレーニング』を。
特にボート選手は、この筋膜トレーニングを乗艇前やエルゴを引く前にやっておくと手首の痛みも軽減できます。
次回第11回は、1月20日(土)の17時から開催します。
楽水庵
無意識に座っている時踵を上げていた←坐骨結節、そしてその対策
こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。
結構当院にお越しになっている方々ですが、結構な割合で坐骨結節が固いのが判ってきました。
坐骨結節が固いと座っている時に坐骨が押されて痛く感じる事が多いようです。
左右共に固いと長時間座り続けるのが困難になります。
また片方ですと、ある男性が左坐骨結節が固かったので、
「座っている時に痛くなかったですか?」と尋ねると「そういえば、無意識に左の踵を上げていますね」と。
やはり何となくハッキリ痛いという感覚はなくとも、正に「座り心地が悪い」状態なのでしょう。
さて、その原因はと言えば「大内転筋のオーバーストレッチ」が先ず考えられます。
この大内転筋が外側に引っ張られる為に坐骨結節が固くなっているのでしょう。
現に大内転筋にテーピングをすると、途端に坐骨結節が柔らかくなります。
と、考えるとO脚の方とかは坐骨結節が結構固いと予想できます。
それでなくとも、ほとんどの方が内転筋のトラブルを抱えていて、全部といってもいいほど『オーバーストレッチ』が原因です。
しっかり普段から内転筋を意識して鍛えておく必要があるでしょう。
楽水庵
結構当院にお越しになっている方々ですが、結構な割合で坐骨結節が固いのが判ってきました。
坐骨結節が固いと座っている時に坐骨が押されて痛く感じる事が多いようです。
左右共に固いと長時間座り続けるのが困難になります。
また片方ですと、ある男性が左坐骨結節が固かったので、
「座っている時に痛くなかったですか?」と尋ねると「そういえば、無意識に左の踵を上げていますね」と。
やはり何となくハッキリ痛いという感覚はなくとも、正に「座り心地が悪い」状態なのでしょう。
さて、その原因はと言えば「大内転筋のオーバーストレッチ」が先ず考えられます。
この大内転筋が外側に引っ張られる為に坐骨結節が固くなっているのでしょう。
現に大内転筋にテーピングをすると、途端に坐骨結節が柔らかくなります。
と、考えるとO脚の方とかは坐骨結節が結構固いと予想できます。
それでなくとも、ほとんどの方が内転筋のトラブルを抱えていて、全部といってもいいほど『オーバーストレッチ』が原因です。
しっかり普段から内転筋を意識して鍛えておく必要があるでしょう。
楽水庵
1
« 2017年11月 | メインページ | アーカイブ | 2018年1月 »