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楽水庵ブログ 過去のコラム: 2012年3月
アメリカ研修を終えて
バスティア大学へ研修に行ってまいりました。
この大学は全米有数の自然療法の名門で、
そこで教鞭をとっておられる高倉先生の指導の下
解剖実習見学を含め様々な自然療法の講習を受けてまいりました。
もちろん、全て一度に吸収できるほど甘いものではありませんが、
この貴重な体験を大事にして、一つ一つものにしていきたいと切に願っています。
ボート部員の反応
2012年3月にこういうブログを書いていました(原文ママ)
前回に引き続き、ボート部員へのテーピング指導についてです。
今回、3回生の部員がこんなコメントをブログで載せてくれていましたので、
紹介させてください。
<さて、最近キネシオテーピング協会の水谷さんが来て下さっていますが、キネシオの凄さを
日々実感しています。
改めて、筋肉のパワーアップも大事ですが、筋肉を正しく使う大切さを思い知りました。
これから朝日レガッタへ向けて皆の動きが進化していくのが楽しみです。>
本当はリンクを貼り付けたら良かったのですが、もう一つやり方が判らなかったので、
文章をコピペしました。
こういう反応をしてくれる部員がいる限り、
一つでも上を目指せるよう精一杯教えていきたいと思っております。
残念ながらこの大学での講習は数回で終わりました。
今から考えると、学生側はあまり面白くなかったんでしょう。
私も指導員になって日が浅く、通り一遍の事しか教えられなかったのも事実です。
それが現時点(2018年11月になると、インターハイ・インカレ・国体・全日本等数多くの大会でのブースを経験、また今年5月には全日本マスターズ選手権に選手として30数年ぶりに出漕した事もあり、更にボート選手のコンディショニングについて学びました。
そのアプローチが評価され、現在戸田の2つの大学ボート部を対象に定期的に勉強会をやっています。
今週末にはもう1校増えます。
もちろん、テーピングしたからといって直ぐ勝てるほど世の中は甘くありません。
何度も書きますが、私は決して「ハードトレーニング否定論者」ではありません。
ただ、ハードトレーニングができるように「整っていない」選手達が「トップアスリートがやっているから」といって同じようなメニューを、それこそ「形だけ」やって身体を壊していくのに耐えられないだけなのです。
トップアスリートにしても、その時に「整っていなかったら」やはり怪我をしますしパフォーマンスも上がりません。
そして、それはほんのちょっとした事がほとんどなのです。
お蔭様で、1日講習をしに行った大学のマネージャーから「講習以来怪我人が減った」という嬉しい連絡をもらっています。
今教えている選手達には『整えて鍛える』という事を実践してもらうべく、更に私自身も高めていかなければいけませんね。
続テーピングの指導
同志社大学ボート部へ、キネシオテーピングの指導に行くようになって
もうすぐ一月になります。
最初は半信半疑で講習を受けていた部員たちも
徐々に効果を確認してくれて、積極的にテープを貼るようになってくれています。
まだまだ上手く貼れないようですが、私自身も勿論最初は下手だったので、
数をこなしていくうちに段々慣れていってくれるはずです。
たまたま同志社大学の合宿所が、
本日行われた琵琶湖毎日マラソンのコース沿いにあるので、
選手が前を通過する際は講習を中断して、見学してました。。。
やはり、何人かキネシオテープを貼っているランナーを見かけました。
マラソンやトライアスロンではキネシオテープはお馴染みになってきましたが、
まだまだボート競技などでは普及しておりません。
是非、ボート競技でもキネシオテープは非常に有効である認めてもらう為に
これからも努力していく所存です。
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