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楽水庵ブログ 過去のコラム 2ページ目
「歩く」を軽視する者は「歩く」に泣く
自分などには非常に耳の痛い言葉です。
これが体の事になると、ズバリ「歩く」という事になるのだと思います。
「歩く」という動作は普通の人には当たり前すぎて、何か意識して歩いている事は少ないでしょう。
そして、あまりにも軽視しすぎて「ながらスマホ」みたいなふざけた行為をしてしまうと考えられます。
しかし、本気で「歩く」という行為をしていると様々なイメージが湧き上がってくるのです。
逆に「歩く」という動作はこんなに複雑なのかと思い知らされます。
股関節の動き、足趾の使い方、腕の振り方・・・等、感じなければいけない事は非常に沢山あります。
もちろん、走るのも良いですが、実は自分もそうですが歩くという動作を
しっかり体で感じてできていない人は故障しやすい。
あくまで「歩く」延長上に「走る」があるのです。
もちろん、心肺トレーニングとしては「走る」方が「歩く」よりも優れているかも知れませんが、
ストライドの小さな走り方をしている限り股関節はあまり働いていません。
また、いきなりストライドの大きな走りをしてしまうと、それこそ故障してしまいます。
股関節の動かした方とかのイメージをまず掴みたいなら歩いてみるべきです。
それもスマホをやりながらとか、犬の散歩ではなく、真剣に「歩き」に向き合うのです。
毎日10分でも真剣に歩く習慣ができれば、得られるものは大きいと思います。
実際、歳をとって歩けなくなったりすると、
一体今までどうやって歩いていたか判らなくなるようです。
そうならない為にも是非今の間に真剣に歩いてみて、体にしっかりイメージを刷り込ませて下さい。
本当に一生の財産になります。
現在、当院に30代半ばですが腰椎のヘルニアによる麻痺で
最初ほとんど歩けなかった方が通院されています。
かなり歩けるようになっていただいていますが、
その方などに比べると何だかんだ言っても我々は幸せだと思います。
その幸せを噛み締めて、是非真剣に歩いてみて下さい。
無事に終了で「お礼参り」
本当に2月に初めてうちに来た頃は漕ぎが乱れまくり、本人ももう漕ぐのを半ば諦めていました。
私も合宿所で彼がエルゴメーターという機械で漕いでいるのを見て、
何から手を付けたら良いのか混乱したぐらいです。
それが何回か施術をしていくうちに低下していた筋機能が向上し、
段々と体のコンビネーションが良くなっていって、
学生最後のインカレを無事に漕いで終われる事ができたのです。
残念ながら対抗エイトには乗れずジュニアエイトでの出漕でしたが、
嬉しかったのは彼が整調という8人の漕ぎを決めるポジションで漕いでいた事です。
整調の漕ぎが変だったらその艇は走りません。
どこまで私が役に立ったのかは不明ですが、感謝してくれているのだから少しは役立ったのでしょう。
残念ながら彼のクルーはB決勝進出を後少しで逃しましたが、
私は彼が学生ボート生活最後のレースを漕いで終えてくれたのが嬉しかったです。
怪我とかで志半ばで艇を降りなければいけない選手が結構います。
ボート以外のスポーツも然り。
勝った負けたは置いといて、選手はやはり最後までプレーしてほしいと願っています。
これからもその為のお手伝いができれば、と思っております。
「人と同じ事をしても・・・」
よく「人と同じ事をしても勝てない」という事を言う人がいますが、本当でしょうか?
ビジネスの世界ではある程度本当だと思います。
消費者の方々に目新しさをアピールする事は必要でしょう。
しかし、スポーツの世界でこの言葉は真理か、というと違うのではと思ってしまいます。
どのスポーツでも、それが長い歴史があるスポーツであればあるほどトレーニング法はある程度確立されています。
問題はそれをどう感じて、常に新鮮なイメージで臨めるか、ではないでしょうか?
例えば、歩くという動作はほとんどの方が何気なくできます。
ところが、その「歩く」という動作を自分なりにイメージを作り実践している方は歩ドンどおられません。
「歩く」という動作が大事に思っていたら、こんなに「ながらスマホ」が問題になる事もなないはずです。
普段、お金も掛からずエクササイズできる機会を無駄にしている方が非常に多いのが残念です。
スポーツ選手のトレーニングにも全く同じことが言えます。
普段何気にやっているトレーニングの一つ一つをしっかりイメージして行っているのか?
逆にそれをしっかり実践できている人は、特別な事をしなくても十分パフォーマンスを出す事ができる筈です。
なのに、皆さん、目新しい事を追い求め、より複雑でより困難な事をやりたがります。
本当にそのトレーニングが必要なのでしょうか?
もう一度足元を見つめ直したほうが結局近道ではないかと感じます。
例えば、ボートの世界ではでよくウエイト・サーキットが取り入れられていますが、
その前にサーキットに取り入れているウエイトの種目が確実にやれているのでしょうか?
できていなければ、よりハードなウエイト・サーキットをしても、
確かにやった感はあるでしょうが得られる効果はあまりありません。
心肺トレーニングをしたかったら、他にいくらでも方法はあります。
決してウエイト・サーキットが無駄といっている訳ではありません。
その前提が正しいかどうか見つめ直してほしい、と言っているのです。
これは選手の方々の感性にも左右されますが、そういうものだという事を指導者がしっかり説明する必要があるでしょう。
でなければ指導者自体がフラフラしてしまいます。
あの強い選手がこう言っていた・こんなトレーニングをしていたから真似しよう、
的な事ばかりしている選手・チームは決して強くなれません。
メディアに騙されてはいけません。
メディアは絵面の事ばかり考えているので、その選手が本当に普段からそういうトレーニングばかりしているか疑問です。
そういう表面的な事に捉われず、自分達の感性を磨く事に専念して下さい。
勿論、いろんな情報を吸収するのはドンドンやっていってほしいですが、自分を見失ってはいけません。
また、自己否定する必要もありません。
今の自分たちを肯定して、より感性を磨き、地味なトレーニングを豊かな感性で満たしてほしいのです。
「天才とは全く新しい事を創造するのではなく、ほとんどの人が見落としている事に気付く人」と言います。
是非、普段のトレーニングで見落としている事に気付いて下さい。
「ナンバ歩き」
右足と右手を同時に出す「ナンバ歩き」をアドバイスしたところスイスイと歩けた、と言う話が出ました。
一時、陸上の末続選手が「ナンバ走り」で注目されていましたね。
別に末続選手は右手と右足を同時に出した走りをしていたのではありませんが、
そういう体の使い方をトレーニングに取り入れて走る時のバランスを良くしたそうです。
江戸時代の飛脚はこの走り方をしたから長い距離を走れたとも言われています。
今でも「ナンバ」的な体の使い方をするのが、剣道の足捌き、竹馬、相撲の鉄砲等があります。
江戸時代までの日本人は皆ナンバで歩いていたと思っていたのですが、これは自分の勘違いらしく、
そういう訓練を受けた人、先ほどの飛脚や武士等しかこういう歩き方・走り方はしなかったそうです。
また餅つきの足の置き方も「ナンバ」と言えるでしょう。
自分も10数年前生まれて初めて餅を付かされた時は右利きなので、
最初普通に左足を前に出して付いていましたが、なんか上手くできません。
周りを見ていると右足を前に出して付いている人が多いので、そうしてみると軸が安定しました。
撒き割りなんかもその要領でやると良いのかも知れません。
翻ってみると自分が石段でやる「逆さ上がり」というエクササイズも「ナンバ」の動きです。
人間にとって全てではないかも知れませんが、ある動きをする時に「ナンバ」は自然なものなのでしょう。
漫画やドラマでよく緊張して右手と右足が同時に出る、というギャグがありますが、本当にそうなのでしょうか?
実はこの動作は熟練していないとなかなかできないものです。
少し涼しくなってきたので、自分もウォーキングをやり始めていますが、
その中で「ナンバ」も少し取り入れています。
そして気付いたのですが、「ナンバ」は階段や急な坂の上り下りの際に使うと、
軸が非常に安定し楽に歩けます。一度試してみて下さい。
階段の上り下りで膝が痛くなる、といった方は試してみる価値ありだと思います。
「使わないとダメですよ」
その際にほとんどの方が「痛いので、できるだけ動かさないようにしていた」と言われます。
確かに痛みの急性期は激しい炎症があるので、安静がお勧めです。
きついマッサージなども避けたほうが良いでしょう。
テーピングやアイシングで炎症抑えていく必要があります。
しかし、急性期が済んでいつまでも動かさないでいると、「廃用症候群」になってしまいます。
使わないでいる事で筋肉の萎縮・筋機能低下が起こり、関節可動域の減少をもたらしてしまいます。
良かれと思っている事が余計に痛みを再生産する、といった結果になりがちです。
これを防ぐには、使っていかなければなりません。
お勧めは弱っている筋肉を少しずつ収縮させていくエクササイズです。
それもいきなり関節可動域一杯に動かすと強い痛みを感じる可能性がありますので、
10回やるなら、10回目で一杯まで動くように小さな動きから始めます。
そして最後の回でそのまま10秒状態をキープします。
かなり痛くなる寸前で動きを止めて下さい。ただ、少しぐらいの痛みならやるべきだと思います。
そうやって、少しずつ痛みが出るポイントを遅らせていくと、徐々に関節可動域は戻っていきます。
「正しい努力」
アスリートにも当て嵌まる言葉です。
先日、今年ゴルフのプロテストを受けるという女性が来られました。
最近何か体のバランスが崩れているようなので、チェックしてほしいとの事でした。
流石に良くトレーニングされているので、筋肉量とかは凄かったですが、
悲しいかな、そのパワーを伝える足趾の筋機能が低いのでポテンシャルが活かされていません。
シャドースイングをしてもらったら直ぐに判明しました。
テーピングで筋機能を回復したらスイングが非常に安定しました。ボールコントロールも安定する筈です。
この方は最近パフォーマンスで非常に悩んでおられたようで、
それを打破する為に筋力トレーニングに励んでおられたそうです。
ただ、本当にこの方にとって一番重要な筋機能が疎かになっていました。
筋肉を増やすという事は必ずプラスに働くという訳ではありません。
あくまで全体のバランスを整えた上でのものでなければ「両刃の剣」になってしまいます。
強すぎる筋肉が弱い筋肉を引っ張りバランスを崩してしまう事も多いのです。
この選手はその事を実感してくださったので、ゴルフのパフォーマンスもより良くなってくれる筈です。
長い間傷めていても案外早く治る筋肉、腰方形筋
ですから、傷めて長い間放置しておくと治るのに時間を要します。
皮膚・筋膜の流れが悪い方向に流れているのを元に戻すのに時間が掛かるからです。
ところが、何年も傷めていたのに一度テーピングするだけで痛みがなくなってしまうような筋肉もあります。
自分の経験では「腰方形筋」と言われる腰の筋肉(腹筋扱いされる事もあります)がそれです。
左の腰方形筋は主に体幹を同側に倒す時に使われます。
この腰方形筋を傷めると腰も痛くなりますが、大腿部の付け根とかも関連痛で痛くなったりもします。
結構皆さん傷めておられる筋肉でもあります。
大抵の方は腰方形筋と同側の外腹斜筋や内腹斜筋も傷めておられます。
そして、不思議な事に何年も傷めていたのに、一度のテーピングで全快する方も多いのです。
何故だかは判りません。回復力の早い筋肉なのでしょうか?
正しいスクワットは肩こりにも効きます
実は『四天王』だった下半身のインナーマッスル、とても大事な『小臀筋』
傷めた時のストレッチングは厳禁
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