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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2014年1月 2ページ目

ギックリ腰の40代女性、ちょっと失敗談

年末から腰の状態が思わしくなかったのが、来られる前日に体操に行き限界を超えた模様。

自分もそうですが、安静にしてアイシングした方が良いのか、エクササイズした方が改善するのか、見極めは難しいですね。

ハッキリ書きますが、1回目はもう一つ効果が出てませんでした。
何故かというと、首のチェックを怠っていたのもあります。
首と腰は密接な繋がりがあり、首の具合が悪い時は腰を、逆に腰の具合が悪い時は首を、しっかり調べなければいけません。
それをしていなかったので、効果も限定的でした。
かなり痛がられていたので、いろんなテストをあまりできなかったのも事実ですが、それは言い訳にしか過ぎません。

そして、2回目の施術。
前回のテーピングで、少し被れ易いのが判ったので、今回はテーピングも最小限に抑えました。
左大腰筋と腸骨筋、それと梨状筋に中臀筋に貼りましたが、股関節は特に被れ易いので、大腰筋以外はπ(パイ)テープという丸いテープを2枚貼るテクニックや、代替テープといって他の場所に貼って実際の箇所に貼ったのと同様の効果を出すテクニックを用いました。

その上で、下半身から肩や首までの筋肉リリースを施術。
これで凄く体が楽になられました。

本当にギックリ腰は様々な要因があり、毎回かなり緊張します。
この方はひらめ筋に股関節の筋肉、それに首や肩の筋肉の筋機能低下が原因で、だからこそ腰の痛みでも必ず首や肩のチェックはしなければいけないのです。

今回は少し凹みましたし、頼りにして(それも結構遠いところから)来られている方に申し訳ない気持ちで一杯です。
これからはチェックを怠らないよう肝に銘じます。



右手の痺れと感覚麻痺に

例の右手機能喪失の女性。

前にはかなり楽天的な予測をしたが、やはり難しいdespair

確かに手は非常に温かくなり、体感では以前の「7倍から10倍」の温かさになったそうなのだが、特に薬指の痺れと前腕尺骨側の感覚麻痺が残っている。

一度骨を切断し肘関節を除去して、大腿部その他の皮膚を集めてきて縫合しているので、これ以上は正直言ってお手上げなのかも知れないが、少しずつでも可能性があれば挑戦していきたい。

今回は縫合の縫い目に沿ってスリットテープを何枚か貼ってみる。
貼付前に皮膚を手で操作して感想を聞きながら貼ってみる。
少しではあるが、効果は出ている模様。

ただ、一発ホームラン、というのを求めるのはやめた方が良いと考えている。
あくまで、この女性の長年の痺れを解放してあげるのが一番で、ブログのネタにする為だけにやるものではない。
神経テープも貼ってみたが、感覚の戻りはあまりなかった。
ただ、この神経テープを貼って小指に血流が戻ったのは間違いないので、また次回以降も工夫してトライしてみるつもり。

この後、筋肉リリースをするとかなり痺れは軽減した(それについては「痺れブログ」で)。

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脚の長さの調整

股関節や仙腸関節に問題があると、左右の脚の長さが違ってきます。
その場合、股関節や仙腸関節のアジャストメントをすれば、即効で脚の長さが等しくなります。

下の写真は左(スマホなら上)からアジャスト前、かなり右が短いです。
真ん中が仙腸関節をアジャストした後のもの、だいぶ差は詰まってきましたが、まだ右が短い。
そして右(スマホなら下)は股関節もアジャストした後のもの、これでだいぶ長さが等しくなりました。

やはり脚の長さが異なると更に色んなトラブルを起こす可能性がありますので、早めに調整した方が賢明です。



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ギックリ腰で来院された40代の男性、その後

前回のテーピングでかなり楽になられたが、まだ少し痛いので2回目の来院。

前回は受傷後24時間以内だったので、あまり手技とかで余計な刺激を与えない方が賢明と判断しテーピング主体で行った。

今回は起き上がりのテストも割合スムーズになっているので手技を主体にして、どうしても神経圧迫のあった右の腰椎3番と左の仙椎1番のみにジェルフィッシュテープを貼付しただけ。
左仙椎1番はかなり昔から神経圧迫があった模様で、ひらめ筋のテストや筋肉リリースをすると直ぐに痙攣を起こしてしまう。

今回のギックリ腰は、大きく2つの要因があった。
1つは、右肩甲骨周りの動きが良くないので広背筋に負担が掛かってしまった点。
もう1つは、右股関節周辺の、具体的には大腰筋・腸骨筋・梨状筋・内転筋・中臀筋等の筋機能が低下していた点。

この2つの点を重視して筋肉リリースを中心に施術したところ、非常に楽になられた。

しかし、この方は奥様がうちに通院されている事もあり、非常に良いタイミングで来られ、かなり早く楽になられたので本当にラッキーな方だと思います。


幼児、転倒して打撲

大晦日に来られた方が連れてきた娘さんが、駐車場で転倒してしまいました。

おでこと膝に軽い擦過傷と打撲、口腔内も出血(直ぐに止まった模様)。

そこで、消毒してからおでこと膝にスリットテープを貼付。
口の中はどちらにしても貼れないので、出血した部分の表側(頬)にπテープ。
しばらくして、祖母が迎えに来たのでお子さんは帰りました。

今日次回の予約の件で電話があったので、お子さんの様子を聞いたところ、非常に状態が良くなっているとの事。
本人がテープを貼っていると気持ちが良いそうで、剥がそうとすると怒るらしいです(笑)

まあ、ちょっとしたアクシデントでしたが、お役に立てて良かったです。

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