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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2014年2月 2ページ目

梨状筋症候群の方へのテーピング

腰の状態がかなり良くなっておられてきたのだが、ご家族がインフルエンザ等で少しブランクができた為にちょっと腰が痛くなっておられた。

朝起きる時だけ右臀部に痛みがあるらしい。
仙腸関節炎の可能性もあるが、検査してみると梨状筋がかなり機能低下している。
どちらかと言うと梨状筋症候群の疑いが強かった。
機能低下だけなら裏に代替テープでも良いのだが、皮膚を弛める必要もあった。

まずスリットテープを2枚、皮膚を誘導して楽な方向から貼付。
そして、梨状筋テープを起始から貼った。
ちなみに左は腸脛靭帯炎だった。

これによって違和感がほとんど消失。
非常に楽な状態になられた。

kitada02.jpg

日本のメディアの現実を直視してください

このリンクのように、キネシオテーピング教会の加瀬会長が現在ソチに行っています。

ロンドンオリンピックの際には、アメリカオリンピックチームの要請で、アメリカチームの理学療法士等に対するキネシオテーピングの指導で行きました。
費用は全部自分持ちだったので、ブツブツ言ってましたが(笑)

私は詳しい話は聞いておりませんが、今回は全ての参加国の選手等に対してのワークショップ等の開催だし、ロシアのキネシオテーピング指導員もスタッフで参加しているので、おそらくロシアオリンピック委員会の招聘だと思われます。

ただ、これが日本のメディアで少しでも報道される可能性は絶無だと思います。
本来なら日本発祥のキネシオテーピングが世界で認められているという事なので、誇っても良い筈なのにです。

何故か?
もし報道すれば彼らのスポンサーが怒ります。
そして、そのスポンサーとは誰か?
金力も政治力もあり、厚労省や文科省の役人を自由に動かせる存在です。
そして、彼らはチームに帯同し、本来なら他の助けを借りてでも選手をサポートしなければいけない立場なのに、自分達のメンツを保つ為には敢えて選手を見殺しにします。
今回でも、その第1号がモーグルで出ました。

本当に悲しい現実です。

ただ、誤解されるといけないので弁明しておきますが、彼らの存在が全く不必要だと言っているのではありません。
ただ、スポーツの現場では必要ないのです。
彼らの役割は本来後方支援なのです。
現場では対応できない、手術等が必要な場合に彼らの出番があるのです。
その役割分担がしっかりできていれば、怪我で泣く日本人選手は減るでしょう。

ただ、私達はメディアの力に対してあまりにも無力です。
ですから、このブログをご覧になった方は、こういう現実が日本スポーツ界を覆っていて、皆が声を上げて変えていかなければまだまだ潰される選手が増えていく、という事を理解していただきたく、いつもとは違った視点で書かせていただきました。

その彼らとは誰かは、ここまでお読みになれば判っていただけれると思うので敢えて省かせていただきます。

上腕二頭筋長頭腱炎に対するテーピング

肩が痛くて夜も疼いて熟睡できない40代の女性。

今回で3回目で、少しテープにかぶれ易そうだったのであまり貼らずにリリース中心の施術をしていたが、他の肩甲骨周りの筋機能低下も著しいので、ここをテーピングして痛みを軽減しなければ全体的に良くならないと判断し貼付。

まず、少し肩甲上腕関節に弛かったので、アジャストとテーピング。
次に上腕二頭筋テープ。
この場合伸展よりも収縮させた時に痛みが強かったので、起始側から貼る。
最後に二頭筋の長頭腱部分に隙間を作るコレクションテープの一種を貼る。

これによって、上肢を伸展させても痛みが出にくくなったので、他の棘下筋や肩甲下筋のリリースがしやすくなり、結果的にかなり良い状態になった。

ただ、本人は受けている間かなり痛がられていたが(-_-;)

野球部の高校生、大腿四頭筋の痛みの原因

動き出しに(特に左の)膝上が痛む症状。

総合的に検査すると、股関節周りの筋肉がほとんど使われていない。
スクワットをしていても、大臀筋を使って挙げるという意識・イメージが全くなかった。
本来股関節の筋肉を使って動かなければいけないのを、彼は大腿四頭筋ばかり使ってやろうとしている。
だから、動き出しがやはり鈍いらしい(本人及びチームメイト談)。

こういうケースの場合は、股関節を動かすというイメージをまず脳に刷り込んでもらわなければいけない。
手っ取り早いのは、テーピングで股関節周りの筋機能を上げ動きやすくする事。

大腰筋・梨状筋・大臀筋にテーピング。
これでフィールディングしてもらうと、動きが全然違うようなったらしい。

そして、次に大腿四頭筋テープ。
左は膝上に少し筋断裂があるので、コレクションテープを貼って隙間を作る(写真左)。

下腿部はひらめ筋テープを足底筋膜テープと併せて貼付。
母趾球から小趾球にかけて貼ってあるのが、梨状筋の代替テープ(写真右)。

次の日にチームメイトが来たので彼の様子を聞いたが、練習後は少し痛そうにしていたが、練習中は普通に動けていたそうだ。
こういうアプローチを続けていれば、光明は見いだされると信じている。

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50代の女性、下腿部の痛み

下腿部上部に痛み。
ひらめ筋・後脛骨筋の「加圧リリース」をしていても、後脛骨筋の機能低下が著しいのでテーピング。

それでもまだ痛みが残っているので、検査をしつつ腓腹筋・膝窩筋にテーピング。
追加で一番痛みのある個所にスリットテープを2枚。

ただ、これでも正直動き出しはまだ少し痛みが残っている。
う~ん、ひらめ筋も貼るべきだったか…

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トライアスロン愛好家、膝の痛み

先日にフルマラソンを完走され、右膝に痛みが出た。

腸脛靭帯に負担が掛かっていた。
この方は足の重心が悪いのと開帳足なので、足底テープを貼ってもらうようアドバイスをしていたが、マラソンでは貼っておられなかったのも原因の一つと思われる。

まず、大腿部の筋膜が少し内にずれていたので、筋膜コレクションテープ。
外から貼っている。
次に膝蓋骨を両側から包み込むテーピング。

これでかなり痛みが軽減し、腸脛靭帯を「加圧リリース」をするとほとんど痛みがなくなった。

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神経圧迫と仙腸関節炎に

10日に1度のペースで来院されていてかなり良い状態になっておられたが、家族がインフルエンザ等で20日近く間隔があいてしまい、腰がまた痛くなられた。

元々昨年8月末に来られた時は、本当にほとんど歩けなかった方。
神経圧迫も徐々に軽くなってきたが、今回のブランクで少し状態が悪化。

神経圧迫に対しジェルフィッシュテープを、仙腸関節炎には腰筋膜テープを、それぞれ貼付。

ほとんど気にならないレベルになった。

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