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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2015年1月 2ページ目

足先が冷える時は仙椎2番にジェルフィッシュテープ

常連の30代女性。

この前足先がかなり冷え感覚がほとんどないとの事で、神経の通りを調べてみた。

そうすると、仙椎2番の神経出口の状態が良くなかったのでジェルフィッシュテープを貼る。
腰椎5番(母趾)や仙椎1番(小趾)も良いのだが、仙椎2番は3趾に、つまり足裏の真ん中を通っている。
よって、一番効果が出やすい。

思った通り、直ぐに足先が温かくなった模様。

経験的には、腰を温めるには仙椎3番、足先を温めるには仙椎2番です。

スクワットをしていて膝が痛くなった60代の女性

以前内に通っておられた60代の女性。
遠方に引っ越されたのでご無沙汰だったが、膝のトラブルで久しぶりに来院された。

最初に来られた時は酷い腰痛でほとんど出歩く事ができない状態だった。
それが、通われている内に元気になられ、女性専用のスポーツクラブでトレーニングされるようになっていた。

今回のは、所謂スポーツ障害になるのだろう。
先月そのスポーツクラブでスクワットをやっている時に左膝が痛くなった。
それで近くの整骨院に4日通い、温熱と固定テーピングで痛みは取れた(自宅でアイシングもされていた)ものの、違和感が残り関節可動域が狭いまま。
そして、数日前から右膝も少し痛くなってきた模様。

先ず仰向けで脚全体を診たところ、写真左のように右大腿部がかなり浮いている。
これは右の骨盤周辺の筋肉の状態が良くない印。
調べてみると大腰筋と腸骨筋、それに縫工筋の機能低下があった。

左も腸骨筋の状態がまだ少しあった。

上に挙げた筋肉にテーピング。
すると、写真右のように左右差が少なくなった。


hayashida_20150108_1.jpghayashida_20150108_2.jpg


次に左右共に膝窩筋の機能が落ちていた。
これも膝の関節可動域が狭くなる要因。
膝窩筋テープと共に膝関節を保護するテープを貼った。

それでかなり膝が楽になった。

また、この方は右腕を昔機械で挟まれ機能喪失されている。
その為、左腕に負担が掛かったのか黄色靭帯骨化症(背中の靭帯が骨化して固くなる症状)になっておられる。
だから、どうしても腰に負担が掛かる。

今回の左膝のトラブルにしても、元々は腰椎3番からの神経の流れが悪く、それにより左臀部(特に大臀筋と梨状筋)の力が出にくい状態。
特に梨状筋の機能低下により大腿骨が外旋したままになり、その為に膝関節も外を向く。
これが最初に左膝が痛くなった原因か。

腰椎3番の左横突起の神経の出口にジェルフィッシュテープを貼って筋機能を戻した。



自分の右肩へ靭帯テーピング

最近少し右肩を回すと関節がカクカクする。

少し靭帯に弛みが出ていると判断、テーピングしてみた。

烏口靭帯・横靭帯(上腕二頭筋長頭腱)・肩甲上腕関節の靭帯に貼ってみる。

烏口腕筋もテーピングすべきだったが、後で少しリリースをしてみるとカクカクがかなり減った。

しばらくこれで様子を見てみよう。

my_right_shoulder.jpg

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