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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ: 2017年12月

年配の方の転倒防止にも

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

以前紹介した『リスフラン関節』という足部の関節ですが、この関節の靭帯に問題のあった女子高生を施術し、またその直後に足底筋膜の痛みで来られたランナーの方(リンク)以後お越しになられた方々のリスフラン関節を全てチェックしています。

やはり皆さん左右どちらかに問題があり、レッグランジをやってもらうと問題のある側が安定しません。
それをチェックした後にテーピングをして再度レッグランジをしてもらうと、皆さん本当にしっかりと問題のあった側のレッグランジができるようになります。

20171127kato2.jpg

それともう一つ判ってきたのが、リスフラン関節に問題のある側は後脛骨筋(こうけいこつきん)という足部を内反したり足趾を踏ん張る筋肉の機能が低下している事です。
安定しないから踏ん張り過ぎなのかどうかは判りません。
リスフランにテーピングすると即座に足裏に出ていた足底筋の関連痛が消えるのと同様に、少し説明できない現象ですが傾向としては間違いなくあります。

また最近高齢の方(当院は自費という事もあり、あまり高齢の方は来られません)を何人か施術する事があり、やはりその方達もリスフラン関節の靭帯が弛んでいました。
という事は、弛んでいる側の足元が、特に体重を掛けた時にふらつきます。
特に歩き出した1歩目が弛んでいる側だとかなり不安定になります。
私の母親(今年10月に死去)は3回転倒・骨折しましたが、その全てが動き出しの1歩目でした。

筋力、特に股関節の筋力がしっかりしている間は、少し足元がふらついても踏ん張れます。
しかし、高齢になって筋力が低下していたらそうはいきません。

もちろん、そうならない為の高齢者の筋力トレーニングも非常に重要です。
それでも足元がふらつかないようにする調整をしてあげるのが先だと考えます。
その上で筋力低下しないようにトレーニングするのがベストでしょう。


楽水庵








第10回公開セミナーを開催しました

こんにちは、京都府長岡京市の楽水庵 水谷です。

先日(12月16日)に第9回公開セミナーを開催しました。

今回は名古屋大ボート部から、いつも来てくれているの学生トレーナーG君(3回生)の他に、後輩の学生トレーナー2名に腰椎椎間板ヘルニアで痛みの強く出ている1回生の選手、計4名が参加してくれました。
車で来たのですが、車のナビでどうも伏見時代の当院が案内されたらしく、少しドタバタしたようです(笑)

さて、今回はこのヘルニアの選手に対して普段どんなアプローチをすれば良いのかを、中心にやっていきました。
結果から言うと、彼の場合は確かに腰椎4-5番間のヘルニアなのですが、その一つ上の腰椎3-4番からアプローチすると更に良い結果が出る事が判りました。
それに加えて、首のクセによる全身のバランスの乱れを整える事も再度学んでもらいました。

他には、私自身が最近会得したリスフラン関節へのアプローチに、肩関節・頸椎がこれだけで結構楽になる手の母指球の『筋膜トレーニング』を。

20171216koukai1.jpg20171216koukai2.jpg 特にボート選手は、この筋膜トレーニングを乗艇前やエルゴを引く前にやっておくと手首の痛みも軽減できます。

次回第11回は、1月20日(土)の17時から開催します。


楽水庵

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