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楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ 16ページ目

「肩甲骨だけではなく、背中・首も一体になった」

お元気ですか、京都府長岡京市でスポーツ障害を抱えておられるアスリートの為の整体院を開いている 楽水庵 水谷です。

関東在住で、自身も競技(アーチェリー)に復帰され、また実家に帰った際に母校の高校で後輩に指導もされている30代の男性。

2月に初めて来られて、長い間傷めていた左肩、特に靭帯をテーピングで調整したところ、「肩甲骨が一つのユニットとして使える」と言っていただきました(リンク参照)。

今回2回目。
前回にお教えした靭帯へのテーピングを続けていただいていたようです。
ただ、流石に1回ではなかなか覚えていただくのは難しいし、ポイントも段々とずれていっていたようです。

靭帯の調整と弱っている筋機能にテーピング。
今回は特に僧帽筋周りが弱っていました。

tanaka_yashihiro_20150404_.jpg

すると、前回は「肩甲骨周りが一つのユニット」と言っておられたのが、今回は「肩甲骨も含めた背中全体が一つのユニット」として動かせる感覚になったようです。

上の写真ではまだ首のテーピングはしていませんが、この後斜角筋にも貼りました。
僧帽筋や首は仕事で傷めた模様です。
更に今度は、『首も含めた全体がユニット」になったそうです。

前にも書きましたが、アーチェリーのような競技で(右利きの場合)左肩はじっとホールドしていなければならないパーツです。
競技が始まると72発発射しなければならないらしく、約20分姿勢を保持しなければいけません。
どこかの機能が低下していると、どこかで補わなければいけない為に特定の筋機能に負担が掛かる為に大きなユニットとして使えなくなります。
そうすると、集中力も低下していき、高いパフォーマンスは望めないでしょう。

こうして自分の身体を整えられて、その意識を後輩にも伝えていただけたらご本人・後輩の方も更に高いステージに上がっていかれるでしょう。

楽水庵



足のつりやすい、外反母趾気味の方へのテーピング

お元気ですか。サッカー日本代表宇佐美選手の出身地、京都府乙訓地区長岡京市のキネシオテーピング協会認定療法家・指導員 楽水庵 水谷です。

元々顎の痛みで来られた20代女性。
両足共につりやすく、また外反母趾気味なのでこういうテーピングをしています。

足底筋膜テープは熊手状に貼るのが一般的ですが、剥がれやすいのでこういう風にスリットを入れて貼っています。

非常に歩きやすいそうです。

楽水庵

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崖登りの指の痛みに・・・一種の突き指みたいな症状です

こんにちは、京都長岡京市でスポーツ障害専門院を行っている、キネシオテーピング協会認定治療院 楽水庵です。

先日ご近所の男性でボルダリングという崖登りをされている方がお見えになりました。
専用の屋内スペースの壁や自然の崖を登っていくスポーツです。

元々は昨年12月にボルダリングをやっている最中に右肩を傷め、完全休養をしていても良くならないので来られました。
肩は靭帯が弛んでいるのが原因でした。

そして、施術している内に指の関節が痛い、指の筋肉が太くなったから痛いのでしょうかと尋ねられました。
ボルダリングをしている方で指を傷めている方は非常に多く、指をアスレチックテープ等で固めてやられているそうです。

結論から言うと、指が太くなったから痛いのではなく指の靭帯を傷めているからです。
登る時にグッと指に力を入れるので、指の関節の側副靱帯が弛んでしまったのです。

そこで、こういう側副靱帯の弛みをロックするテープを貼った処、痛みもなく曲げ伸ばしがスムーズになりました。
一種の突き指みたいな症状なのです。
突き指をされていないから実感はないでしょうが、指を曲げようとする力が大きく働くので曲げる・伸ばすのバランスが悪くなっています。
このテープを貼って、指を伸ばすエクササイズを日頃からされると、かなり症状は改善されると思います。

finger_jintai_tape.jpg

また、こういう指に負担が掛かっている場合、前腕の骨間膜(橈骨と尺骨の間の筋膜)が硬くなっています。
これもボルダリングをされている方に共通の症状だそうです。

ですので、次に骨間膜テープを貼付。

kotsukanmaku_tape.jpg

もちろん、全身運動ですので下半身のコンディショニング・トレーニングが必要です。
この男性も左足首の状態が悪く、その為に登れるポジジョンに制限があったようです。

それでも、特に手の指は大事ですので日頃からこのテープを貼っていてもらえると、段々と良くなると思います。
競技の際には剥がれやすいという心配はありますが、上から保護的にアスレチックテープでも貼って(この場合は巻くか)してもらえれば問題ないと思います。

楽水庵

かなり良好、ただ肩には気を付けた方が・・・

お疲れ様です。日本ボート協会トレーナー部会のメンバをやらせていただいている、京都府長岡京市にあるスポーツ障害専門院 楽水庵です。

昨年秋に腰椎4番と5番間の椎間板を傷めて通っている、器械体操をやっている中学1年の男子のケースです。

最初の頃は、本当にじっとしていても痛いし、体育で走っていても痛いという状況でした。
完全休養ではなく、テーピングをしながら無理のない範囲で練習するという道を選択し、腰以外にも掌・膝・踵等いろんな箇所が痛くなるという状況が数ヶ月続きました。

今日10日ぶりに来たら、痛みを感じている処はないとの事。
本当に良かったと思います。
多い日には6時間練習していたみたいですが、大丈夫な様子。

ただ、今痛い処がないから何もかも万全という訳ではありません。

跳馬の練習が最近多い為か、後脛骨筋に腓骨筋の張りが結構強い。

そして一番気を付けなければいけないのが、肩の靭帯です。
調べてみると、左は上腕二頭筋長頭腱にある横靭帯、右は烏口靭帯に弛みが出ていました。
横靭帯が弛むと上腕二頭筋や大胸筋、烏口靭帯が弛むと小胸筋・三角筋等の機能低下が起こります。
これを補う為にウエイトトレーニングをガンガンやっても筋肉は付くでしょうが(付かない場合もある)パフォーマンスは低下します。
まず、靭帯の弛みをロックしなければいけないのです。
自分の知っている限りですが、カヌーや野球・弓道やアーチェリー等の肩をよく使う競技の選手達は結構痛めています。

その肩の靭帯の弛みをロックさせる方法ですが、下の写真のように少しキネシオテープを貼るだけで効果があります。
といっても、貼り方を間違えると全く効果が出ませんが。

本当に少し貼るだけなので、肩の不安のある方は普段から貼っておけばよいでしょう。
筋肉にテーピングというのは、解剖学の知識のない方には結構難しいのですが、靭帯の説明をすると案外皆さんスッと理解して下さいます。

本当に判りやすいテーピングなので、是非予防の為にもお奨めします。

スポーツ整体院 楽水庵

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天竜までテーピングサービスに行ってきました

日本ボート協会トレーニング部会員でもある、キネシオテーピング協会認定指導員・療法家の京都長岡京市のスポーツ障害専門院 楽水庵です。

先週に浜松市天竜区で行われた全国高校選抜ボート大会へ、静岡のキネシオ仲間二人とテーピングサービスに行ってまいりました。

下の画像にもあるように20日・21日(大会自体は22日まで)の2日間サービスをする予定だったのですが、残念ながら上流で結構雨が降りダムを放流しなければならなくなり、3日間のレース日程が急遽20日の1日だけで大幅短縮して行う事になりました。
2日間やる事により、もっと多くのスポーツ障害で悩んでいる・困っている高校生達をサポートしたかったし、キネシオテープを効果的に使う事によって自分達の悩みを解決できる事を知ってほしかったので1日だけになったのは少し残念でした。
まあ、天候には逆らえませんが・・・

その中でも結構腰や肩等に悩みを持っている高校生達が来てくれ、瞬時に自分の身体が改善していくのを実感してくれました。
これを是非日常に取り入れてくれれば、より良いコンディションで練習・トレーニングを積んで、更に高いステージに上がってくれればと願わずにはいられません。
一人右肩の不安定をガチガチのテーピングで固められた山形の女子選手が来てくれましたが、肩の靭帯に少しテープを貼り広背筋にテーピングしただけで見違えるようになりました。
やはり人間ですから例え高校生でも社交辞令を言ったりする事もあるのでしょうが、テーピングした後にチェックした際に自分の身体が変わったのを実感できた時の目の輝きは嘘を付けません(*^。^*)
逆にああいうガチガチで効果のないテーピングをされた方に憤りを感じます。

そういう訳で1日だけのテーピングサービスになったしまったので日帰りしようかとも考えたのですが、予約してもらったホテルが当日キャンセルだと全額化掛かる事もあったので泊まり、21日は愛知池(愛知県東郷町、豊田市の隣)に行きました。
20日にテーピングサービスをしている間に、来月愛知池で開催される「中日本レガッタ」にテーピングサービスにまた浜松の仲間と行く事が決まり、下見も兼ねて帰路の途中に寄ってきました。

現在中日本レガッタは参加クルーが非常に多く大賑わいのレースの模様です。
ゴール前の監視塔の艇庫にある救護ブースを拝借してやらせていただけるようです。

天竜に行く事に比べれば約半分の道程ですから、日帰りでも大丈夫だと思います。
ただ、愛知池でお会いしたDENSOの監督さんがテーピングサービス終了後に話をしたいと言って下さっていますので、帰れるのは真夜中かな(^_^;)

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バネ指、少し神経障害もあった模様

お元気ですか、京都府長岡京市の神経障害を得意とするスポーツ整体院 楽水庵です。

左親指のバネ指で通われている60代女性。
かなり痛みは引いてきているが、第1関節を曲げ辛いのと、これは今回初めて言われたのだが力が入り辛いとの事。

力が入り辛いのは前腕の筋肉によるものもあるのだが、結構首の神経障害が原因の事が多い。
そこで首をチェックすると、頸椎6番横突起に神経症が認められた。
そこにジェルフィッシュテープを貼ると力が入りやすくなった。

第1関節の方は、スリットテープを貼り母指内転筋と対立筋のテープを貼ると動きやすくなってきた。

他にも、回外筋テープ・骨間膜テープ・長母指屈筋テープ等を貼付。

確かに母指を動かしている筋肉型の指よりも多い為に、母指のバネ指は良くなるのに時間が他の指よりも掛かる。

それでも着実に改善してきているので、後もう少しかと。

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2月から始めたセミナーが一段落

お疲れ様です。京都府長岡京市で唯一のキネシオテーピング協会認定指導員 楽水庵です。

先だってのキネシオテーピング基礎講座で、2月から始めたセミナーが一段落しました。

PRが足らなかったせいもあるのか参加された方は極僅かでしたが、それでも一つも流さずやれた事に安堵しています。

日本ボート協会のトレーナー部会員に選ばれた事もあり最近バタバタしているので、今回のセミナーを顧みて、セミナーの内容・開催曜日や時間帯を考慮して5月か6月にまた次のクールをやってみたいと思っています。

今回見合わせられた方も、次回は是非参加して下さい。

写真は、当院で開催した基礎講座のもの。
柔道整復師と学校の保険の先生が参加されました。
お二人とも直ぐに現場で役立てたいとの意欲が強く、熱心に学んでいただきました。
保険の先生は、余興で教えた足関節テープが早速役立ったと連絡くださいました。

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やはり広背筋テープから

こんにちは、京都府長岡京市のスポーツ障害治療院 日本ボート協会トレーナー部会員の楽水庵 水谷です。

以前に「物と持ち上げると前腕の外側が痛い」といっていた昔の仲間ですが(リンク参照)、2週間ぶりに様子を尋ねるとテープが剥がれてくると(水仕事をしているので、特に前腕が少しずつ剥がれていく)痛みが戻ってくるようです。

とは言っても、彼の場合一番肝心なのは広背筋。
今回もチェックしたら特に左が良くなかったので一番最初に貼りました。

右は左ほどは悪くないので、省略タイプのテーピングをしてあります。
これでも十分に力が出るようになります。

前にも書きましたが、前傾姿勢で物を持ち上げる時に広背筋が掛からないと腕の力だけで持ち上げなければなりません。
背中や腰の他の筋肉にも負担を掛けます。
そういった理由から、物を持ち上げる際にギックリ腰を発症する方が多いのです。

逆に言えば、物を持ち上げる時に前腕が非常に痛いとかの自覚症状が出れば、それはギックリ腰になる予兆かも知れませんね。

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足関節骨折後の痛みで来たラグビー選手

こんにちは、スポーツ障害専門院、京都府乙訓地区長岡京市の楽水庵です。

ラグビー部の選手で、一昨年12月の試合中に相手選手に圧し掛かられて右足首を骨折した高校生。
先月までボルトを入れていた状態で走ると痛いので抜いたそうなのですが、やはり痛いという事で来てくれました。
また足首の可動域も狭くなっているのも悩みです。

内果付近に手術の瘢痕があり、その為に皮膚の動きが阻害されている、
ひらめ筋と後脛骨筋の筋機能が著しく低下している、
外側の足関節靭帯もかなり弛んでいる、
等の症状がみられました。

それに対応するようにテーピング。
かなり安定はしたし動きやすくはなったのですが、まだ走ったりすると痛い。

どこかなと思っていると、本人が「確か腓骨と聞いたような」という事を言ってくれたので助かりました。
第3腓骨筋も怪しいなと思っていたのですが保留していたのです。

そこで第3腓骨筋テープを貼ると、かなり痛みが軽減したようです。

内果に瘢痕があったので(確かに痛みはそちらに出ていた)そちらの方に注意が言っていたのですが、本当の問題は外果、つまり腓骨側にあったようです。

次回は、外果の方を中心にやっていこうと思っています。

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またまた難解な痛み・・・でした

花粉症の方には辛い時期になりましたが、お元気ですか。
京都府長岡京市でキネシオテーピングを用いたスポーツ整体を行っている楽水庵です。
花粉症には足の反射区を使ったテーピングが有効ですよ、足の指にちょっと貼るだけで効きます。

さて、少し前に器械体操をやっている男子中学生が手掌の親指側に圧痛があり、平行棒の練習ができないぐらいでなかなか痛みの原因となる筋肉が特定できずに苦労したというのを書きました(リンク参照)。

結局、その痛みは円回内筋という前腕の筋肉によるものが3回目(お恥ずかしい・・・)で判明し、テーピングしたところ以後その痛みは出なくなりました。

そして、今回は手掌の小指側で、またしても平行棒の練習時に痛くなるとの事。

またいろいろ前腕の筋肉をチェック。
親指側の痛みが円回内筋だったので今回は回外筋かな、いや、手首の尺側(小指側)の痛みの原因の一つに広背筋があるからそれかも、と色々と探りながらやってみたのですが、どれも外れ(^_^;)

本当に焦りながら最後に見つけたのが、小指外転筋という小さな筋肉。
小指を拡げる時に使われる筋肉です。
何故これを傷めたのかは判りませんが・・・

とにかく、原因が判ったのでテーピング。
小指外転筋テープの貼り方など習った事はなかったのですが、筋肉の走行が判れば何とかなります。

しかし、マニアックな筋肉を傷めたもんです(笑)

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