月別 アーカイブ

HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ > 6ページ目

楽水庵ブログ スポーツ障害等でお悩みの方に!!京都 キネシオテーピングのプロ 6ページ目

第4回公開セミナーを開催しました

こんにちは、楽水庵です。

先日17日に4回目の公開セミナーを開催しました。

20170617kouza.jpg

今回は、私が今年見つけた『身体の傷めるパターン』のおさらいで、特に首周りのテーピングを実際受講者に貼ってもらいビフォー・アフターを感じてもらう事に主眼を置きました。

このパターンは今のところ私が施術(ブースを含む)した方達全員に当て嵌まり、例え主訴が変形性膝関節症であろうがヘルニアであろうがまずはここからアプローチしていくべきと私自身が考えています。
特に首は最初にチェックすべきところで、時間を掛けて学習してもらいました。
実際首の不調が肩周りとかだけでなく、下半身に大きな影響を及ぼしています。

ただ、私のテーピングは単に筋肉にアプローチしているだけでなく同時に筋膜リリースも兼ねているので、その考え方や筋膜を誘導して緩んでいるのを感じなければいけないので、見た目は非常にシンプルなのですが少しでもテーピングした事のある人には非常に難しいらしいです(^_^;)

肝心要のところなので、何回でも繰り返して覚えてもらうつもりです。
逆に1回見ただけでスッとできれば天才でしょうね(笑)

楽水庵


アプローチを間違えてグタグタに(T_T)・・・第2回公開セミナー

こんにちは、楽水庵です。

先月29日に第2回公開セミナーを開催しました。

テーマは、「肩関節」。
ちょうど五十肩で悩んでおられる知り合いの方がおられたので、モデルで来てもらったのですが・・・
お互いの勘違いと症状に対するアプローチを間違えて、内容がグタグタになってしまいました。

20170429kouza_2.jpg20170429kouza_3.jpg
まず、勘違いの件ですが、これはしっかり聞かなかった自分に責任があります。
五十肩と言われていたので、そう思い込んでいた節がありました。
本当は、マラソンの大会に参加されていた際に給水所で水を取り損ねた際に傷めたと後で聞きました。

これは「五十肩」ではなく「スポーツ障害」になります。

どうもやっていておかしいとは思っていたのです・・・
普通五十肩の場合肩甲下筋がガチガチなんですが、そういう症状はなかった。
その時にちゃんと経緯を聞いて組み立てをやり直すべきだったんですが、修正せずそのまま。
最初に「ドロップアームテスト」で陽性が出ているのを確認しているのにです。

結果、中途半端な改善で終わってしまいました。
根本的な事に手を着けず詳細な所だけやっているので当然といえば当然です。
途中思うような結果が出ていないのに焦りが出たのか、普段施術中にそんなに出ない大汗まで吹き出る始末・・・
そんで案外「気にしい」で「負けず嫌い」なんもんで(笑)、どうすれば良かったか自問自答して、今では「あ、ここから始めれば良かったんだ!」と気付きましたが、やはり「プロ」を名乗っている以上どんな場合でも「一期一会」の心づもりで臨まなければいけないと猛省しております。

まあ、そんな訳でちょっと締まりのないセミナーになってしまいました。
弟子や参加車の方々、それにおいでくださったモデルの方に申し訳なく思っております。
モデルの方は、この連休中にお会いできればリベンジでもう一度トライさせてもらいたいと考えています。

反省し、失敗を失敗と認め、それでも下を向かず「後20年素敵に生きる」為にも成長していきたいと願っています。

楽水庵



大丈夫でないのに限って「大丈夫です!」と言う at 中日本レガッタ

こんにちは、楽水庵です。

21日・22日とお休みをいただいて、愛知県東郷町で開催されている「中日本レガッタ」へテーピングサービスをしてまいりました。
大会は本日(23日)までやっていますが、それは後退した仲間に後を託し私は却って仕事をしております。

2017nakanihon1.jpg2017nakanihon2.jpg 中日本レガッタへのサポートは今年で3回目で、初回はあまり人が来ませんでしたが昨年は3日間フルにサポートしだしたのもありますが、結構来てくれる選手(及び大会スタッフ)が増え始めました。

今年は名古屋大の部員が大会補助員の当番に当たっていたそうであまり来ませんでした。
ただ、その分先月の全国高校選抜でも大勢で訪ねてきた福井の高校の選手達、おそらく最終日も貼り直しも含めてブースへ行っているでしょう。
彼らの好奇心旺盛な態度、本当に頼もしく思います。
勝負事なので絶対はありませんが、きっとインターハイ等の大会でも好成績を挙げるでしょう。

それに初日の夜にスタッフの方達と夕食をしていた時に元々ヘルニア持ちだった役員の方がギックリ腰の症状。
座っていて立ち上がる時の激痛を避ける為に立って食事をしていました。
「水谷さん、出番ですよ」と言われたのですが、もうビールを飲んでいたのでテーピングはできません。
自分で言うのも憚られますが、一種の職人芸なのでアルコールを摂ってしまったらやっぱりプロとして変なテーピングはできないからです。

ただ、自分もそういった腰痛を何度も経験しているので、ちゃんとした検査をしなくてもだいたいどこをやれば判っています。
そういう訳で、手技をちょこっとやったのですが、それだけでも劇的に楽になったようでその後座るのが怖くなくなったようでした。
2日目の朝にしっかりテーピングしておきましたが、滅茶苦茶腰が軽くなったそうです。

一見話が脱線したように見られますが、その初日夜の手技や2日目早朝のテーピングを見ていたスタッフの方達の中で、高体連の役をされている方が愛知県の高校生達にブースへ行くように奨めてくださったお蔭で、2日目こちらが3人体制だったのにも関わらずかなりの盛況でした。
最終日も泊まりだった仲間が6時半からやってくれていますが、ひっきりなし選手達がブースへ来ていたそうです。

皆様の温かいサポートのお蔭で年々ブースが活況になっていき、本当にありがたく思います。

2017nakanihon3.jpg2017nakanihon4.jpg

さて、その福井の高校の選手達の中でも、一緒に来ていて「別に僕は大丈夫ですよ、どこも悪い処はないし」と言った選手を、まあ試しに受けてごらんとチェックしだしたら、良くないところが出てくるわ出てくるわ・・・
本人もその時になって初めて「ああ、自分は状態が良くないんだな」というのを自覚します。

チャンピオンスポーツをやっている限りどこか状態の良くない箇所は出てきます。
それを自覚しているかしていないかでその後が大きく変化します。

大袈裟に言えば、それがその選手の「感性」なのです。
ボートをされていない方はご存知なくて当たり前なのですが、ボートのセッティングを「リギング」といいます。
クラッチの角度とか漕いだ時のハンドルの高さ等を調整するものです。
これも自分の感性が鋭い時はちょっとした違いでも直ぐ判ります。

自分の身体でもそうです。
感性が低いと「どこが悪いのかさえ判らない」、脳が(大袈裟に言えば)麻痺していて「こんなもんで大丈夫」と思い込んでしまうのです。
そして、思うようなパフォーマンスが出せません。

結果的には、面白くなくなって競技をやめてしまうかスポーツ障害になってやれなくなってしまうかになる危険があります。

そうならない為にも、ちゃんとしたチェックを受けて評価及び調整でビフォー・アフターを体感するのが一番です。
我々はそのお手伝いをしているのです。

楽水庵

今週は中日本レガッタで愛知池へ

こんにちは、楽水庵です。

今週は金曜・土曜とお休みさせていただいて、愛知県東郷町の愛知池で開催される「中日本レガッタ」にキネシオブースをやりに行きます。


nakanihon_2016_1.jpgnakanihon_2016_4.jpg 一昨年から縁があって行きだしました。
初年は事情が判らず土曜日1日のみ仲間と行きましたが、この大会は実は金曜から(金曜は一般のみ)始まり、土曜日からは高校生以下のカテゴリーも加わるという事を後で知り、昨年から仲間とシフトを組んで私が先発組で金・土と担当、土曜日から仲間も加わる形でサポートしています。
今年からは、仲間がキネシオテーピング協会東海支部長という事もあり、東海支部のメンバーを誘ってくれていますので人員的には土日は充実しました。
ただ、金曜は私一人ですので、ひょっとしたら大変かも(^_^;)

本当に愛知県ボート協会の皆さんにはよくしていただいております。
ちゃんとこちらを思ってくださっている処には、少々無理をしても駆けつけて協力させてもらっております。
全国高校選抜しかりです。
一昨年の国体ボート競技でも和歌山県の事務局の皆さんにもお世話になりました。

逆に愚痴になるので申しませんが、そういう気のない方々が運営されている処は一度は行ってみる事がありますが、我々に接せられる態度等を見て「あ、ダメだ」と感じたら二度と行きません。
どことは申しませんが。

仕事を休んで、まあそれでもこういうのが私の『生き甲斐』ですので無償なんかは気にしていません。
大層に言えば人間同士の心の交流、そういうものがあれば十分なのです。

今年もおそらくブースには名古屋大学や名古屋工業大学の選手が大勢来ると思います。
彼らも昨年コンディショニングの重要性を理解しだしたでしょう。

そういう風に、今年はまた新たなチームがそういう風に感じてくれたら嬉しいですね。

楽水庵







第2回公開セミナーは29日(土)17時から、五十肩モデルも募集します!

まあ、弟子を育てる為のマニアックなセミナーですから一般受けしませんね(笑)
それでも一番弟子に今回の弟子が真剣に学んでくれているので続けていきます。

第2回は4月29日(土・祝)の17時から開催します。
参加料は、2,000円。
今度のテーマは「肩関節」。


20161126tokyo_5.jpg

スクリーニングテスト等を通して、どういう状態なのかを感じどうすればその状態を改善するかを一緒に学んでいきます。
第1回でも感じましたが、教えていくうちに自分でも気づかなった事が感じられ、私も勉強になります。

また、祭日でもあるので弟子にとって敷居は高いと思いますが、「五十肩」もやっていこうと思っています。
そこで、五十肩でお困りの方にモデルになっていただきたいのです。

結構、ボート関係者でも五十肩で病院や接骨院に長いこと通っているがあまり改善していない方々を見受けられます。
そういった方をモデルにどうすれば痛みや関節可動域を瞬時に改善できるかをやっていきます。

完全にスッキリという処まではいかないかも知れませんが、最後は私が責任を持ってやれるだけの事はさせていただきますので良い意味での変化は必ず感じていただける筈です。
「モデルになってやっても良い」という方がおられれば楽水庵までご連絡ください。
もちろんモデルになっていただくのですから、参加料は無料です。

楽水庵


第1回公開セミナー無事終了!自分の成長を再認識

こんにちは、楽水庵です。

昨日15日に第1回公開セミナーを行いました。
元々今回弟子になった女性の為に始めたものですので、そんなに多くの人に参加してもらう必要もありませんでした。
ただ、マンツーマンだと彼女ないし私の身体をモデルにするだけでは、客観的にものを見る事ができない恐れもあったのでこういう形でやりだしました。
彼女以外にも私を師匠と思ってくれている人達がいて、そのうち一番弟子といえる男性が参加してくれました。

20170415kouza1.jpg

彼女自身は、既に公認アスレティックトレーナーと鍼灸師の資格を取得しています。
ただ、実戦での経験に乏しく現場での対応に悩んでいました。
そこで、旧知の仲である東京の、私と仲良くしているトレーナーに相談したところ私を紹介された、という経緯で私の弟子になったのです。

まあ、弟子といっても普段は堺の内科でリハビリを担当していて、いつも私の処にいる訳ではありません。
逆にそんなのをされると、自分一人食っていくのがやっとの状態で困ってしまいますので(笑)

私の持っている全てのもの、テーピング・手技を時間を掛けて彼女に伝えていくつもりです。
本当に時間は掛かると思います。
彼女自身手の感覚がイマイチなのを気にしていますが、それも経験やトレーニングが解消してくれると信じています。
先ほども書いたように、既に立派な資格を2つも持っていますので、これに本当の実力が備われば、歳を取ってからこの世界に入った私が乗り越えられなかった壁を彼女は超えてくれる筈です。

残念ながら実生活では(今のところですが・・・)子供どころか嫁さえいませんが、彼女を娘と思って育てていくつもりです。
(実際に高校生の娘がいる女性に「良いとこ取り」といわれましたが・・・)

さて、第1回公開セミナーに話を戻します。
今回のテーマは、「リンダーテスト」という仰向けで寝ている人の上半身を起こしていく検査をしている中で何を感じるかをテーマに行いました。
起き上がりのスピードが左右違うのは何故か、あるところまで起こしたらどこがブレーキになっているか、等を感じてもらい考えてもらい、それで解決策を提案してテーピング等施しその後起き上がりがどう変化したかを確認してもらう、というプロセスで行いました。
多分、これからもこのプロセスでやっていくと思います。

そんな中今回のテーマとは異なりますが、一番弟子が右大腿筋膜張筋に力が入らないのを悩んでいたのでやってみる事にしました。
テストをしてみると、大腿筋膜張筋そのものよりも足関節と前脛骨筋に力が入っていないのが判りました。
これは初めて聞きましたが、昔足首と脛骨を骨折した事があったそうです。

20170415kouza2.jpg

それが原因で、浅筋膜の動きに乱れがあるようで、写真のようにπテープという丸いテープを足関節に1枚、脛骨に2枚貼ったところ、見事に大腿筋膜張筋に力が入るようになりました。
いや、大腿筋膜張筋そのものよりも連動する下腿部や足関節に問題があっただけなのでした。

しかし、こういう事がいとも簡単にできるようになったのを、この一番弟子と出会ってからのこの5年間でちゃんと自分は成長し続けられているのだと再認識する事ができました。
だからこそ、少ないですが東京や会津で私を待ってくれる人達がいるのです。
彼らは本当に向上心・好奇心が非常に強い。
そして、当院に通っておられる皆さんの多くも私の成長を楽しみしておられる節があるのです。
残念ながら関西でこういった方達はあまりおられません。
こう書くと嫌な気になる方もおられるでしょうが、人の成長を信じられないのは自分自身が成長していない証と言えるでしょう。

今度の弟子にも成長してもらいたいし、一番弟子も成長してきてくれています。
本当に本当に少数派ですが、私はこれからもこういった人達と一緒に歩んでいきたいと思っています。

楽水庵









4月15日(土)17時 第1回公開セミナーを開催

弟子になった女性を育てる為にも、動き出す事にしました。

4月は、15日と29日を予定しています。
場所・開始時刻は、どちらも弊院 楽水庵・17時です。
参加料金は、¥2,000。

できればこれからの講座全てに参加してほしいと思っております。
ただ、テーマ別にやっていきますので、参加できるものだけでも構いません。

テープの貼り方を学ぶという事よりも、その人の身体の状態を把握し、どうすればその状態を改善できるか皮膚や筋膜を動かしてみて変化を感じてもらう事に重きを置きたいと思っております。

東京でも最近は毎年開催しておりますが、内容がやや詰め込み過ぎの感もあります。
今回のセミナーのシリーズは、既に公認アスレティックトレーナーと鍼灸師の資格を取得した弟子をじっくり育てる為にも毎回テーマを限定して長期に渡って開催していきます。
残念ですが、「一夜漬け」では本当に役立つテーピング等は学べないからです。
腰を据えて学んで自分自身や自分の家族・チームに役立てたいとお考えの方は是非参加してください。


第1回は、4月15日(土) 17時から約2時間程度を予定しております。

テーマは、キネシオテーピング法で使われる『リンダーテスト』と呼ばれるテスト法を用います。
仰向けになった人の上体を起こしていって、その人がどんな問題を抱えているか(筋肉ならどこの?胃などの内臓は?仙腸関節の動きは?)を感じてもらいます。
参加された方々をモデルにやっていきます。
ですから、参加されると自身の状態を把握する事もできます。

その上で、テーピングするのならどういうテーピングをするか、テーピングしないのなら他の方法でどんな方法があるのかを一緒に考えながら学んでいきましょう。

参加を希望される方は、メール・電話 075-925-5951・私とLINEやFacebookで繋がっておられる方はそれらからでも構いません。
皆さんのご参加をお待ちしております。

2016kagurazaka01.jpg


好奇心の強い選手達が好成績(*^。^*)全国高校選抜

こんにちは、キネシオテーピング協会認定指導員の 楽水庵 水谷です。

去る3月17・18日と恒例の、浜松市天竜で開催された「全国高校選抜ボート大会」へのサポートに行ってまいりました。
縁あって一昨年から3年連続でやらせてていただいております。

2017koukousenbatsu3.jpg2017koukousenbatsu2.jpg
それほど多くの選手が来てくれた訳ではありませんが、今回気が付いた点が。

それは、今回メチャクチャ痛くて来た訳ではないのだが、私達の活動に興味(好奇心)を持って訪ねてくれた高校生達が平均好成績を上げてくれた事です。
些細な事かもしれませんが、こういう事の積み重ねが選手達のポテンシャルを上げ、ひいてはパフォーマンスを上げてくれるのだと確信してこのサポートを続けています。

おそらくこんな事は記事にも何にもならないでしょう。
本当に私達がやっている事は「裏方」です。
そして、「裏方」はスポットライトを浴びるべきではないと考えています。
でも、後で成績を見て、「あ、この子達もやったな~、良かったな~」と感慨に浸れる幸せがありますね。
それが見返りと言えばそうなのでしょう。
また、それで十分です。


それと、もう一つ気が付く、というか本当はとっくに気が付いていなければいけなかったのですが・・・

それは、ほとんどの選手達の『仙腸関節』の動きが良くなった点です。
乗艇もそうですが、最近は冬期もエルゴメーターで練習する事が多い事も関係しているのでしょう。
常にシートに座っていると、仙腸関節の動きは制約を受けます。

それを解決するにはアップやクールダウンの際に横への動きを強調したものを採り入れた方が良いと思うのですが、話を聞いていても残念ながらそういった事をしているチームは大学・社会人を含めても少ないようです。
しかし、この内転・外転の機能が低下していると、実際ボートを漕ぐ能力も段々と低下していき痛みになっていく事も多々あります。

一見無駄に見えるかも知れませんが、「いつもの動きと違うもの」を採り入れる事は非常に重要だと感じます。


楽水庵







右手が握れなくなる・・・

京都府長岡京市の 『痛みの探偵』 楽水庵です。
 

長い間ブログを更新できていませんでした、申し訳ありませんm(__)m
これからボチボチ続けていきますので、よろしくお願いします。

この間お越しになった常連の男性が、「数日前に右手がダルくなって残業後手が握れなくなったぐらいでした」と話されました。
裁断やミシンを使うお仕事をされていて、その上最近荷物運びも多かった模様。

チェックしていくと、まず右の上腕二頭筋と腕橈骨筋の機能が著しく低下、それと胸鎖乳突筋・肩甲下筋・円回内筋も状態が良くありませんでした。
それと忘れてはならないのが、親指の靭帯の弛み。

それらをテーピングで調整し機能回復させると、非常に楽になられました。

もちろん、そういう症状が出たからといって、かならず原因がそれらにあるとは限りません。
矛盾しているようですが、ある程度予想は立てながらもできるだけ余計な先入観抜きにその方の身体をチェックする事が必要なのかも知れません。

楽水庵

 


車の振動でさえ肩に響く・・・

『痛みの探偵!』 京都府長岡京市の楽水庵です。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始もやってますと謳ったものの、元日は予約なし(笑)
まあ、それならとロードワークがてら初詣に行ってきて食後に公認コーチ共通科目の勉強(今月29日に試験)でもしようかと思っていた矢先電話が。

話を聞いていると、何か躓いた際(転倒はしていない)に元々五十肩で整形に通ってヒアルロン酸を注射してもらっていた処が物凄く痛くなってきたとの事。
まあ、どこまでやれるかは判りませんが来ていただく事に。

そして来られたのだが、とにかく車の振動が肩に響いて更に痛みが強くなり、力を入れようとすると堪らなくなるといった次第で自力で車から下りられない状態。
う~ん、新年早々からヘビーです。

家族の方から状態をお聞きし、一瞬脱臼かなと疑った。
もし脱臼なら、予後はできるが外れたのを私がするのは領域外なので直接本人にお聞きして少し肩を触ってみる。
すると脱臼ではないようなので、何とか手を貸し車から下りてもらい階段昇降機で2階に上がってもらう。

もう一度しっかり話を聞き直すと、最初は首を傷め次に右肩が痛くなったとの事。
首を下げると肩の痛みが増し、更に躓くと短時間肩が疼く症状が出ていた、今回は疼きが収まるどころか段々ひどくなり、当院に来るのに1時間ほど車に乗っていたら更に悪化した模様。

肩を触ってみると非常に熱感があった。
これは言ってみると、ギックリ腰みたいな症状と言えます。
この炎症がある限り、力を入れる状況になれば動揺が起こり強い痛みが出ます。
様々な要因が重なりキツイ炎症を起こしているので、まずこの炎症を緩和させ熱を下げなければいけません。
リンパコレクションテープを貼って、次にアイシング。
これは1~2日は数時間おきにやってもらうのが良いでしょう。

次に首や肩甲骨周りのチェック及びテーピング。
まだ痛みの為、そしてこの炎症が起こる前の可動域も判らない状態なので慎重にやっていきました。
まだまだしっかりしたストレッチポジションが取れないので、テーピング自体も不完全なものですがそれでも結構痛みがマシになられました。

立ち上がったり階段を下りたりする時にも肩の動揺は起きず、迎えに来た車に乗られる際もスッと一人で乗車されました。
何より来られた際は痛みで涙が止まらなかったのですが、帰りは本当に穏やかな顔になったおられたのが嬉しかったですね。

しばらく通っていただく事にしました。
外反母趾も進行していて、それもよく躓く原因かと思われます。
とにかく、全身をしっかりチェック・調整してこの悩みから早く抜け出していただくよう努力したいと思っております。

楽水庵

<<前のページへ1234567891011

« スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ | メインページ | アーカイブ | スルーして下さい(笑) 楽水庵暇ネタ »

このページのトップへ