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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2014年6月

胃や食道の不具合?

手や足の痺れで通われている40代男性。

左の坐骨神経痛はかなり改善してきていると筈なのだが、
足裏のある部分が歩いたりするとザワザワするのが残っている。

箇所を聞いてみると、どうも食道の反射区。
逆流性食道炎の可能性を尋ねると、1年ほど前に検査した事があるそうだ。

試しに、食道と胃の反射区にテーピング。
立って感覚をチェックしてもらうと異常なし。
ただ、長く歩いたりするとどうなったかは次回来られた時に聞かなければ。

どこか悪い処があると、その反射区を刺激すると非常に痛いが、
それが如実に出たのかなと想像される。

アメリカに引っ越しされるので、いろいろとお忙しいのも原因の一つかもしれない。

写真で、足の前の方に貼ってあるのが胃と食道の反射区テープ。
矢印はそちらから貼った、つまり基部の方向を示している。

ちなみに、踵の方に貼ってあるのが坐骨神経の反射区テープだが、
どうも後で考えるとこれは少し場所を間違っていたかも(T_T)

azuma01.jpg


坐骨神経痛には腸骨筋の調整も非常に重要

坐骨神経痛に一番関連しているのは梨状筋であるが、
最近腸骨筋を調整する事で、更に痺れとかが改善される事が判明してきた。

大腰筋・腸骨筋、所謂腸腰筋と梨状筋は密接にリンクしているので、
当然と言えば当然なのかも知れない。

痺れ、神経圧迫、どちらにも腸骨筋は関連している。
後一つ何かが足らないという場合、腸骨筋の調整を追加すると上手くいく場合が多い。

「ぎっくり腰にはまず腸骨筋を疑え」というセオリーがあるが、
上に挙げた症状でもこれは通用すると感じる。

最近発見したが、腸骨筋に効く足の反射区があるので、
そこも併せて刺激(時にはテーピング)すると劇的に改善する。

脊柱管狭窄症?坐骨神経痛?

会津若松での講習会での一コマ。

ジェルフィッシュテープのデモをする際に、脊柱管狭窄症と診断された男性にモデルになっていただいた。

その男性は、その前夜にお会いした際にもかなり歩様に乱れがあり、
かなり腰に負担が掛かっている模様。
それで友人が脊柱起立筋テープを貼ると楽になったという経緯がある。

講習会中の事なので、すべてをチェックした訳ではないが、
神経圧迫を調べると、右の腰椎5番、そして左右共に仙椎1番に神経圧迫あり。

該当する神経根にジェルフィッシュテープを貼付。
まだ、左右共に少し痺れが残っている。

次に右梨状筋をチェックするとかなり機能低下していた。
梨状筋にスリットテープ及び筋膜コレクションテープを貼ると右の痺れはなくなる。

その次に左をチェックすると長腓骨筋の状態が良くなかったので、テーピング。
これで左の痺れも消える。

そして、立って歩いてもらうとかなり歩き方が良くなっていた。
ただ、もう一つこちらから見ると満足できない点が見受けられたので再チェック。
右大腰筋が今一つ弱かったので追加で貼付。

これで更に歩様が良くなる。

それまでは少し歩くと痺れが出て歩けない状態が続いていたそうだ。

確かに脊柱管狭窄症なのかも知れないが、
症状的には坐骨神経痛なので、その観点からアプローチして方が楽になられれると感じた。

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