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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2015年7月

「ギックリ腰は遺伝しますか?」

お疲れ様です。スポーツ障害を専門にしている、京都府長岡京市のスポーツ整体院楽水庵です。

現在通われている若い女性ですが、この間チェックしていたら右の広背筋が弱っていました。

広背筋が弱るとギックリ腰を起こす要因になる事があります。
それで、「このままだとギックリ腰になるかも」と伝えると、「私のお母さんが良くギックリ腰をするんですが、これって遺伝するんですか?」と聞いてきました。
彼女のお母さんは頻繁に(年に一度)ギックリ腰をするらしく、それも起こすと1週間ぐらい寝込むほど重い症状だそうです。

う~ん、どこか変な癖が身体に付いている気がしますね(^_^;)

ギックリ腰が遺伝するかどうかについては、おそらくそれはないと思います。
もちろん、筋肉の質なども関係しますので、全然ないとは言えませんが。

しかし、坐骨神経痛や胸郭出口症候群、肩頚腕症候群等の痺れに関しては遺伝は関係すると思います。
骨格を受け継ぐという事は神経や筋肉の走行も受け継ぐという事です。

そうすると、どうしても痺れが出やすいタイプの方というのは現実おられます。

ただ、そういった方でも日頃のケアで痺れを軽減させることは十分可能です。
特に筋肉の硬直を防ぐ事は大事ですね。

楽水庵

下肢の痺れが上肢の痺れに繋がるか?

こんにちは、京都府長岡京市で痺れに対するアプローチを得意としている、スポーツ整体院 楽水庵です。

さて、タイトルに書きましたが果たして下肢の痺れ、主に坐骨神経痛のような痺れが手や腕に繋がるか?という疑問をお持ちの方がおられます。

その問いに対しては、たまにですが胸椎の動きが特に悪い方は出る事があるというのが私の答えです。

胸椎の横を走っている板状筋の動きの悪い方は、腰椎の状態の悪さがそのまま頸椎・肩甲骨等を通して伝わってしまう事があります。

そういう場合、元々手や腕に痺れが出やすい状態(筋肉の硬直等)であるのですが、それが板状筋等の状態如何では下肢の痺れが伝わってしまうようです。

現に足を刺激した時に手の痺れが出た人に対し、硬直した板状筋を弛めてあげると直ぐに痺れが止まった事もあります。

もちろん、これで全てに対応できるとは言えません。
同側の手足の痺れの場合、脳が原因の事もあります。
その場合は、脳外科等で検査してもらう必要があります。

ただ、こういったアプローチで痺れが解消した時、その痺れはそれほど深刻なものではないと考えられます。

楽水庵

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