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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2015年11月

この痺れや全身の不定愁訴の原因は・・・

頭痛やめまい、坐骨神経痛等の痺れに対しての施術も行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

少し前ですが、頭痛やめまい、それに坐骨神経痛を含めた全身の不定愁訴で40代の女性がお越しになりました。
キネシオテーピングを中心としたアプローチで、お悩みの症状をかなり解消したのですが、ただ大きな問題が・・・

それは、この女性の仙骨下部に結構大きな腫瘍が4つほどあるのです。
それが原因で皮膚を圧迫し、坐骨神経痛を、そして仙骨の動きが阻害されるので脊柱全体の動きを悪くしているようでした。
話を聞いてみても、いろんな症状が出てきたのが9か月前で、ちょうど仙骨の腫瘍が目立ち始め出した時と一致しています。

腫瘍とかデキモノは結構いろんな症状を起こします。
私自身ですが、左3趾(中指)に時々痺れが出ます。
原因はハッキリしています。
左のお尻にデキモノがあり、それが丁度仙椎2番のデルマトーム(神経支配領域)を圧迫しているのです。
デキモノも普段座っていても痛くないので放置しておりますが、たまに寝ている時に圧迫が強くなり痺れが出る事があります。
以前夜行バスに乗った際に、普段とリクライニングした時の臀部の圧迫が異なるのでしょう、ずっと痺れが出て困った事がありました。

どちらにしても、痺れの原因が明確なので痺れが出ても怖くありません。
こういう仕事をしているから当たり前かもしれませんが(笑)
時折、「脳梗塞かも?」と尋ねられる方がおられますが、ハッキリした理由で痺れが出ている時にはその可能性は低いでしょう。

テレビのCMで「痺れは神経の病気」とやっていますが、どちらかというと「皮膚の動きのトラブル」と言った方が良いでしょう。
筋肉も大いに関係していますが、その筋肉の問題も皮膚の動きに関わっています。
ですから、その問題をクリアしていけば痺れもなくなっていきます。

その女性ですが、腫瘍が原因ではないかと言ったところ、その足で行きつけのお医者さんに相談に行くと言ってお帰りになりました。
そのお医者さんには、以前にその腫瘍は良性の可能性が高いとも行ってもらっていたようです。
このままうちに通っていただいてその場で楽になったとしても、根本的に問題は解決しないでしょう。
腫瘍を除去した後に、ご縁があれば通っていただくという事にしました。


楽水庵





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