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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ: 2017年5月

中指・薬指の痺れ、原因を探っていくと自分もその傾向が・・・

こんにちは、楽水庵です。

先日40代の男性が右手(中指・薬指)と右腕(特に肩・肘)の痺れがひどく出ているという事でお越しになりました。
現在、その為にお仕事も休まれています。
いろんな処へ行き、最近は大阪府下の整体に行っていたが、効果が1日ぐらいしか持続しないとの事でした。

本人にも言いましたが、最初入って来られた時にちょっと挙動不審に見えました。
というのも、頚椎が詰まってヘルニアのような症状だったからです。
頚椎ヘルニアが出ると、じっと座っている事さえできない、と以前仲間がなった時も、通っている女性のお姉さんがそうなった時も言われていました。

話を聞いていると、高校時代バイクの事故で整形外科に診てもらった時に、頚椎の5番6番間の隙間が元々ほとんどないと言われていたそうです。

それだったら、まず5番6番間の隙間を作ってやろうと、まず頸椎にジェルフィッシュ。
これだけでも痺れが結構なくなりました。

次に最近判ってきた首の筋肉がどう機能低下しているかのパターン。
右の胸鎖乳突筋に左の斜角筋、正にそのパターン通りでした。
それを調整していくと更に指が楽に。

腰は自覚症状がなかったようですが、やはり腰椎4-5番間の詰り。
それも結構あったので、C1(脊柱の一番上の神経)も貼っておきました。
これを貼ると更に腰の動きが良くなるんです。

さて、ここまでやって更に頚椎5-6番間の詰りを他の方法でもっと楽にできないか、と考えました。
カイロプラクティックでいうところのジンクパターンで考えると、頚椎1番と腰椎5番、頚椎2番と腰椎4番・・・と順繰りにしていくと、頚椎5-6番間と対応しているのが胸椎12番‐腰椎1番でした。
この場合、L1神経を圧迫する事になるので大腰筋や腰方形筋が働きません。
チェックすると左右共に効いていません。

それで、T12-L1間にもジェルフィッシュを貼りました。
結局、JALフィッシュは3枚です。

20170509kuzuhara.jpg


もう既に痺れはほとんど感じてなかったようですが、身体が物凄く軽くなったそうです。
直ぐに仕事に復帰できるかどうかは微妙ですが、そんなに時間は掛からないでしょうね。

と、まだ続きがあります、いつも長くてスミマセンm(__)m
実は私も昨年キネシオテーピング療法学会に参加した折に後ろで座っていた加瀬会長にその辺りの鬱血を指摘されました。
その後はその辺りのテーピング等をしていましたが、段々と邪魔くさくなったので放置していました。

しかし、件の男性を施術した後で自分も実はそうではないかと思ったのです。
私もT12-L1感がよく詰まります。
そこで、貼付前の首の動きと貼付後のそれを比べてみました。

すると、やはり貼付後の首の動きが凄く楽になりました。
スルッと首が後ろに反ります。

本当にジンクパターンって役に立ちますね。

楽水庵








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