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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ 10ページ目

坐骨神経痛でお見えになった40代男性、痺れが消える(^_^.)

前回からお仕事が忙しく2週間ぶりだったので気になってはいたが、前回のテーピング等がかなり有効だったのか、痺れや痛みが出なかった。
2週間の間かなり寒い時期だったが、痛みが出なかったのは非常に喜ばしい状況だと思う。
初回からテーピングで痺れは消えるのだが、数日してテープが剥がれると徐々に痺れが戻っていくという状況で、剥がれにくくするカバー用のテープを追加した。
少しでも長くテープを貼っていると、やはり症状は緩和されていく。
前回はいざという時の為に、ジェルフィッシュテープの作り方を前回教えておいたのだが、必要なかったようだ。

ただ、右梨状筋の機能はまだまだ低い。
腸骨筋の機能も梨状筋とリンクしている(と自分は確信している)ので、やはりまだまだ。
これらの機能をもっと戻していかないと、また症状が出るリスクは残っている。

右手の感覚異常、その後

前回述べた、浅指屈筋・回外筋・棘下筋・前鋸筋に加え、尺側手根屈筋もかなり状態が悪かった。
上に挙げた筋肉のリリースを丹念に行う。
テーピングも併せてやれば効果も高いだろうが、本人が希望されないのでリリースのみにした。

聞けば、高校卒業まで習っていたピアノを2年前から本格的に再開した時に、無理して傷めてしまったらしい。
まあ、筋肉の回復力も落ちているから…

聞けば、ピアノ講師の方々もかなり腕や肩のトラブルで悩んでおられるらしい。
バイオリンなども結構体に負担をかけているようだが、ダイナミックに腕を動かすから血流が良くなっているのかも。
ピアノはそれに比べ動きが小さいので、血流も悪いのかも知れない。

練習前後のエクササイズも欠かさずやってもらう方が良いかも知れない。

右手の感覚異常

経理の仕事で趣味がピアノ、だと結構腕や手に負担が掛かる。
動きのない状態で指だけ使うのは本当につらい作業。
今来られているピアノ講師の方が、同業者もほとんど腱鞘炎や肩のトラブルで悩んでいると話されていた。

さて、この方。
タッチパネルだとそうでもないが、テンキーを叩いていると2~3分で右手(特に中指と薬指)の感覚がなくなっていくらしい。
という事は、まず浅指屈筋が良くない。
次に中指・薬指に特に影響を与えているのはどこかを探すと、棘下筋が候補に挙がる。
棘下筋のリリースをすると改善したが、次に掌の付け根とかの感覚がおかしいとの事。
おかしくなったのではなく、他の部分の感覚が正常になってきているのだろう。
その次の候補が回外筋、これのリリースでさらに改善。

だが、まだ少し感覚異常が残っていたので、最後に残ったのが少し離れた所にある前鋸筋。
ここの筋膜を少し誘導すると、右手全体の感覚が正常になった。

う~ん、前鋸筋も影響があったのか、まだまだ奥が深いangry

坐骨神経痛でお見えになった40代男性、4回目

貼って3日ほどでジェルフィッシュテープが剥がれて次の来院まで少し辛い、という事なので、ジェルフィッシュテープの上にスリットテープを貼付したのが効いた。
前日に痒くなったので剥がしたそうだが、以前よりも楽な状態をキープできていた。

他の方で、神経圧迫の原因の一つに鼠蹊部リンパ節の詰まりがあったので、この方もチェック。
右腰椎3・4・5番に神経圧迫があり、右鼠蹊部も詰まり気味。
そこで、まず詰まっている右鼠蹊部の負担を軽くする(左鼠蹊部にリンパ処理を負担してもらう)バイパステープを貼付。
すると、3番と4番の神経圧迫が消失した。
5番の神経圧迫は残っていたので、これはジェルフィッシュテープを貼付。
次に右梨状筋の機能が弱っているのと皮膚のツッパリがあるので、スリットテープと梨状筋テープ。
下腿部の痺れは浅腓骨神経に出ていて、長腓骨筋も弱っているのでテーピング。

これで、痺れもなく非常に楽な状態、本人曰く「ニュートラルな状態」になった。
これから2週間ほど忙しくお越しになれないので、ジェルフィッシュテープの貼り方・梨状筋代替テープの貼り方・長腓骨筋テープの貼り方をアドバイス。
しっかり貼っておいてもらえれば良い状態を保てるはず。

自分の腕の痺れ、完全に消滅した模様

最近意識していなかったが、左手親指に少しあった感覚麻痺や前腕の痺れが全く出なくなっている。

胸郭出口症候群と肩頚腕症候群、どちらもあると思っていたが、どちらかと言えば胸郭出口症候群だったのだろう。
自分の事は本当に良く判りません(-_-;)

腰の具合も良くなり毎日「エアー縄跳び」ができるようになった事、それと自分が開発した「加圧リリース」を時折首にやっている事、それに「加圧リリース」をやっていると(特に忙しい時)親指がパンパンになるので前腕のリリースを行っている事、これらが総合して改善に役立っているのだろう。

ただ、時々左手で肘枕をしながらテレビを見ていたらジーンと痺れます。
これは正座していた時の痺れと同じで、皮膚が圧迫されて起こる痺れ。
まあ、そんな恰好でテレビを見ないのが一番です(笑)

坐骨神経痛でお見えになった40代男性、3回目

ジェルフィッシュテープを貼って、長くキープできる人は1週間ぐらい持つが、寝相その他で3日ほどすると剥がれてくる方もいる。
この方も3日ほどすると剥がれてくるので、その後はまた徐々に痺れが戻ってくる模様。

それでも、症状はかなり改善してきていて、腰椎の神経圧迫の箇所も減ってきている。
ただ、圧倒的に患側の梨状筋の機能が低下しているのは問題。
ここが解決しなければ坐骨神経痛は収束しない。

梨状筋の代替テープや問題のある筋肉の「加圧リリース」で、施術後は痺れや痛みのない状態になったが、次回に来られるまでどのぐらいキープできているかが、更に良くなってもらうポイント。

「肩頚腕症候群」予備軍

昨夜初めてお見えになった40代の女性。

腱鞘炎や熟睡できないほどの右肩の痛みを訴えておられた。

こういう方は、間違いなく首の張りが強い。
一般的に、前斜角筋・中斜角筋のリリースをしていると痺れが出る「胸郭出口症候群」の人が多い。
この方はこの2つの筋肉のリリースをしていると、非常に痛がっておられたが痺れは出なかった。

その代わりに、左は後斜角筋、右は上僧帽筋のリリースをしていると、それぞれの側にピリピリとした痺れが…
今までそういう痺れは出たことがなかったそうだが、これは間違いなく「肩頚腕症候群」予備軍です。
逆に今まで症状が出なかったのが、幸運だったと思います。

脛の外側から小趾にかけての痺れと冷え

今日腰痛でお見えになった40代の女性。
先週ぎっくり腰を発症し、まだ痛みが残っているとの事。

ぎっくり腰の原因は左の腰方形筋、腰腸肋筋だったのだが、右の脛の外側から小趾にかけて痺れがあり、かなり冷えがある模様。
皮膚感覚のチェックと筋肉テストをしてみると、明らかに仙椎1番の神経圧迫。
仙椎1番にジェルフィッシュテープを貼付して、皮膚感覚と筋機能を確認するとしっかり戻っていて、痺れと冷えも解消していた。

当然の事だが、末端を支配する神経に圧迫があると、血流が阻害され冷えの基になる。

坐骨神経痛でお見えになった40代男性、2回目

前回貼ったジェルフィッシュテープの下の方が早い目に剥がれてしまったらしい。
それで余計にあのテープの威力を実感できた、と話してくださった。

それでも状態はかなり良くなってきている。
今回はハムストリングとそれの拮抗筋である大腿四頭筋の加圧リリースも行う。
やはり、患側の梨状筋の筋機能低下が著しいので、加圧リリースだけでは不十分と判断、足に代替テープを貼る。
そして、前回同様ジェルフィッシュテープを貼付。
神経圧迫も徐々に軽くなってきている。

肩や首のこり、頭痛もあったので、それも一緒に施術させてもらった。

坐骨神経痛でお見えになった40代男性

昨年の1~2月に右腰から大腿部や下腿部に掛けて痛みや痺れが出た模様。
季節が暖かくなるにつれ症状は軽減していたが、12月ぐらいからまた再発。
痛みや痺れがひどくなってきて来院されました。

とにかく座っていても痛いし、前屈が困難という事。
偏頭痛や肩こりもあるので、いつも通りに全身の調整。

右腰椎2番から5番までと、仙椎1番に神経圧迫があり、その為に筋機能も低下していた。
まずジェルフィッシュテープで神経圧迫を軽減し、その後に皮膚感覚と筋機能を再チェックすると、どちらもほぼ正常に戻っていた。
痺れもかなり収まり、前屈もできるようになってきた。

その後に全身の筋肉リリース(加圧リリースと名付けた)を施術。
後脛骨筋や梨状筋にやはり問題が多い。
それと、重心が外よりなので、腸脛靭帯にもかなりの負担が掛かっていた。
以後、自分でテーピングしてもらって、重心の矯正をしていただく。





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