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楽水庵ブログ 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ 3ページ目

自身の寝ているとムズムズする右脛の痺れ

京都市の南西隣、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。
様々な痺れの解決を得意としております。

私自身も少し足に痺れが出る事があります。
特に左の中指(3趾)です。
何故出るかといえば、ズバリお尻のデキモノです。
これが寝ている時や座り具合によってS2神経のラインを圧迫してしまうのです。
ですから、一番の解決法はお尻のデキモノの除去なんですが、これが結構しつこい。
普通に座ったりしても痛くないし、過去にデキモノを病院で除去してもらった事があるのですが直ぐ再発したりしたので、しばらく様子見ですか。
甘いものや刺激物を摂らないようにするのも大切なようです。

それはそうと、しばらく前まで寝ていると右の脛がムズムズする症状が出ていました。
安眠妨害になりますね。
これはL5ラインの神経圧迫です。
以前ならジェルフィッシュテープを貼るという大袈裟な事をしていましたが、今はπ(パイ)テープというキネシオテープを丸く切ったものをL5神経の出ているところからライン沿いに皮膚の流れが良くないところに一つ貼るだけです。

それからは脛のムズムズは起きていません。
また出るようならテープを貼り替えます。


楽水庵

「腰椎4番からの神経を刺激すると内踝付近がジーンとする」

大阪府高槻市と京都市の間にある、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

この間名古屋ウィメンズマラソンへ当院に通われている3名の方が参加されました。
そして、嬉しい事に皆さんベストタイムを更新してくださいました。

ただ、お一人ベストタイム更新どころか2日前までかなり調子が悪く、果たして走れるのか心配だった方がおられました。

いろいろなトラブルがあったのですが、その中でも「走っていると右内踝付近の力がすっと抜ける」というのがありました。

これはあきらかな神経障害です。
調べてみると、腰椎4番に問題がありそうなので横突起を押してみると案の定反応があり、「そこを押されると内踝付近がジーンとする」と言われました。

これで原因がハッキリ判ったので、腰椎4番からの流れを良くするテープを貼った処、症状は出なくなりました。

とにかく本番に間に合って、本当に良かったです。


楽水庵


左の3趾・小趾の痺れ、それぞれ別の原因ですが・・・

こんにちは、京都府長岡京市(京都市と高槻市の中間点です!)で痺れに対する施術を得意としている 楽水庵です。

先日常連の50代女性が来られた時、左の3趾と小趾の痺れを訴えられました。

結果から書きますと、3趾の痺れはS2という仙椎から出ている神経の詰りで、小趾は短腓骨筋という筋肉の機能低下が原因で起こっていました。

どちらも少しテープを貼ると解消しました。

しかし、仙椎からの神経にしろ筋肉にしろ痺れが起こるという事は、どこか皮膚の滑走が滞っている為に起こります。
椎間板をやっていなければ、皮膚の滑走が滑らかであるとそんなに痺れは出ません。

ですから、何よりも皮膚の流れを整える事が最重要だとも言えるでしょう。

楽水庵





「嫁さんの車を運転していると左手が痺れる・・・」

こんにちは、楽水庵です。
痺れの施術も得意としております。

50代の男性なのですが、自分の車を運転している時は大丈夫なのに、たまに奥さんの車を運転すると左手が「ジーン」と痺れるそうです。
痺れは直ぐには治まるそうですが。

では、何故そういう症状が出るのか?と言えば、やはりシートの形状が違う事でしょう。
この男性は少し左のC7神経が詰まり気味でした。
C7神経は前腕の外側から手の甲側に掛けての筋肉の動きに非常に関わっています。
だから、奥さんの車のシートに座ると、丁度そのC7神経の(おそらく)神経根が圧迫されて痺れが起こったのでは、と推測されます。
男性の車のシートは少し硬め、奥方の車のシートは少し柔らかめ、というのも関係しているかも知れません。

もちろん、詰まり気味でなければこういう症状は出ませんが、自分の車だけ運転していたら自身は気が付かなかった可能性はありますね。


楽水庵




右の浅腓骨麻痺があった男子大学生

こんにちは、京都府の乙訓地区長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

常連の男子大学生です。
彼の場合いろいろと悩みは多いのですが、今回は「最近長い距離を歩くとスネが痛い」という主訴がありました。

前脛骨筋の部分が突っ張る、私も以前なりましたが特に下り坂など痛いんですよね。
そういえば近所の高校生がこの春に、「整形外科に行ってもちっとも良くならない」と来ていました。

この症状は、前の張りの強い処だけやっても効果はありません。
一番の問題は後ろの筋肉、腓腹筋やひらめ筋にあるのです。
前と後ろは拮抗関係にあり、片方が収縮すればもう片方は緩まなければいけません。
そのバランスが崩れて前にばかり負荷が掛かってしまっているのです。

ですから、前に掛かる前にまず後ろの状態を解決する必要があります。
最近ふくらはぎはπテープで対応していますので、今回もそうしました。
腓腹筋・ひらめ筋・後脛骨筋・足底筋と、ほとんどのふくらはぎの筋肉の機能が低下していましたが、πテープで皮膚の歪みのある処に貼っていくと、4~5枚で済んでしまいます。

kobori_20151220_1.jpg

その後脛にアプローチ。
状態から見て、前脛骨筋に素直に貼るより「筋膜」のずれを正した方が得策と判断してEDFテープにしました。

kobori_20151220_2.jpg
どうやら正解だったらしく、立ち上がって動くとかなり楽になった模様です。

しかし、下腿部の問題はまだ残っていて、右の腓骨筋の辺り、腓骨頭から下の結構な部分に感覚がないとの事。
困ったものです(^^ゞ

最初は、浅腓骨神経だけの問題で長腓骨筋テープで対応できるかと考えましたが、母趾の筋テストをすると陽性で、これはL5神経の神経根の問題と判断し、L5横突起の横に神経走行に沿ってπテープを貼りました。
以前ならジェルフィッシュテープでしたが、最近はπテープですま旋ています。
ジェルフィッシュテープを神経へのアプローチで貼るのはヘルニア等で椎間板に貼る場合ぐらいになってきています。

貼った途端に腓骨頭あたりの感覚が戻りました。
やはりL5神経の神経根に問題があったようでした。


楽水庵


坐骨神経痛、痺れるから走れないのではなく・・・

こんにちは、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。
手や足の痺れもかなり手掛けており、多くの方の痺れを解消させてもらってきました。

最近男子マラソンの川内選手や女子長距離の木崎選手らが坐骨神経痛になって調子を崩しているようです。
ただ、坐骨神経痛はやり方次第でほとんど解消します。

何故その話題をこのブログで書くのか?というと、メディアで「痺れが出て走れなかった」みたいな報道の仕方に違和感を持ったからです。
痺れで走れなくなったのではありません!
これは選手も勘違いしているのかも知れませんが、坐骨神経痛で痺れるという事はどこかの神経が圧迫されているという事です。
その症状の出方は様々です。
痺れる・筋肉が張る・力が入らないなどの自覚症状が出ます。

そして、そのほとんどが筋機能の低下を招きます。
神経の通りが悪いのですから当然と言えば当然です。
ただ、痺れが必ず出るとは限らないのです。
前のブログ(リンク参照)で書きましたが、レースで走ったら左右共に内転筋とハムストリングが張る女性も走っている間に(おそらくフォームのせいだと思いますが)維持的に坐骨神経痛の症状を起こしていると言えるでしょう。
こういう出方もあるのです。

痺れというものは原因が判っていれば全く怖くありません。
何度か書いていますが、私も左3趾の痺れが出る事があります(最近はあまり出ませんが)。
何故かというと、左のお尻に長いお付き合い(あんまり付き合いたくないのですが・・・)のオデキがあり、それがある姿勢の時にS2の神経の流れを圧迫しているのです。
正座して痺れが出て「怖い」と思われる方はまあいないでしょう。
自転車でハンドルを強く握って走った後しばらく手が「ジーン」と痺れても不安になる方も少ないと思います。

また、神経の圧迫の仕方次第では、痺れは出るが筋機能の低下はそれほどない、というケースも考えられます。
ただ、実際は痺れの出る場合は殆ど筋機能の低下があります。

それよりも危ないのは、先ほどの女性のように痺れはないが筋機能の低下があるケースです。
この場合は、よほど自分のコンディションに敏感な方以外は実感し辛いのです。

以前腰椎の神経圧迫で野球をやっている中学生が来ました。
ベースランニングをしている時によく「コテン」と転倒したからでした。
普通なら単に「注意力散漫」で済まされそうなケースですが、その彼はその前に肘や肩を傷めて私の処に来ていて、その時に筋肉テストを結構したので、体感的に「力が入る・入らない」を判っていたから「力が一瞬抜ける」のを理解していたのです。
この体験が彼をその状態から早く抜け出さす要因となりました。
それがなければ、もっと悪い状態に陥っていたかもしれません。

これも余談ですが、私もいろんな競技の結構名前の知られている選手達を手掛けた事が多少あります。
名前は出しません、トップになればなるほどいろんな問題が出てきますから。
そういう選手達だから自分の身体の状態をしっかり把握できているかというと、残念ながらそうではありませんでした。
そういうのは一般の方が持っている「幻想」です。
トップ選手も普通の皆さんと身体に関する知識は変わらない事も多いのです。

話を元に戻すと、川内選手や木崎選手のように痺れがハッキリ出ているのなら、逆にやりやすい筈なのです。
川内選手はこの間のレース中に初めて症状が出たと書いてありましたが、ひょっとしたら筋機能低下はその前からあったのかも知れません。
坐骨神経痛による痺れや筋機能低下はアプローチ次第で、早く復帰できます。


楽水庵


ゴール近くになって手の痺れが・・・フルマラソンを走られた女性その1

京都府長岡京市で手や足の痺れへの施術を得意としている、スポーツ整体院 楽水庵です。

先日フルマラソンを走られた女性がレース2日後に施術を受けに来られました。
レース2日前にテーピングでコンディショニングしていたので、それほどダメージ無くベストを更新されました。

ただ、ゴール前に頑張って走っていると両手の2-4指に痺れが出たそうです。
始めはギュッと握り過ぎて起こる一時的な手根管症候群かなと思っていましたが、手は握っていなかったとの事。
そして痺れも「ジーン」としたものではなく、「ピリッ」としたものとの事。

これはやはり頚椎からの痺れだと判断し、首をチェック。
すると頚椎7番辺りに感覚の非常に薄い処がありました。
ご本人も言われていましたが、少しランニングフォームが良くないそうで、どうやら一所懸命走っていると肩がかなりブレルようです。
またこのコースはゴール前が結構な上り坂で、それがそのフォームのせいで更に頚椎に負担を掛けてしまったようです。
まあ、スポーツ障害と言えばスポーツ障害でしょうね(^^ゞ

C7の神経が詰まっていたので、前腕伸筋群に力が入っていませんでした。
感覚の薄さもありましたので、ジェルフィッシュテープを貼付(写真は別人)。

kinoshita_20151213_1.1.jpg

感覚も戻り、伸筋群の力も復活しました。

フォームを改造してもらう必要もありますが、どうしてもフルマラソンだとゴール前はフォームは乱れてしまいます。
3月にまた大会に出られるそうなので、その際には予防の為にジェルフィッシュまではいかないまでもπテープでも貼っておけば痺れは出にくいのではないかと感じました。

楽水庵


この痺れや全身の不定愁訴の原因は・・・

頭痛やめまい、坐骨神経痛等の痺れに対しての施術も行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

少し前ですが、頭痛やめまい、それに坐骨神経痛を含めた全身の不定愁訴で40代の女性がお越しになりました。
キネシオテーピングを中心としたアプローチで、お悩みの症状をかなり解消したのですが、ただ大きな問題が・・・

それは、この女性の仙骨下部に結構大きな腫瘍が4つほどあるのです。
それが原因で皮膚を圧迫し、坐骨神経痛を、そして仙骨の動きが阻害されるので脊柱全体の動きを悪くしているようでした。
話を聞いてみても、いろんな症状が出てきたのが9か月前で、ちょうど仙骨の腫瘍が目立ち始め出した時と一致しています。

腫瘍とかデキモノは結構いろんな症状を起こします。
私自身ですが、左3趾(中指)に時々痺れが出ます。
原因はハッキリしています。
左のお尻にデキモノがあり、それが丁度仙椎2番のデルマトーム(神経支配領域)を圧迫しているのです。
デキモノも普段座っていても痛くないので放置しておりますが、たまに寝ている時に圧迫が強くなり痺れが出る事があります。
以前夜行バスに乗った際に、普段とリクライニングした時の臀部の圧迫が異なるのでしょう、ずっと痺れが出て困った事がありました。

どちらにしても、痺れの原因が明確なので痺れが出ても怖くありません。
こういう仕事をしているから当たり前かもしれませんが(笑)
時折、「脳梗塞かも?」と尋ねられる方がおられますが、ハッキリした理由で痺れが出ている時にはその可能性は低いでしょう。

テレビのCMで「痺れは神経の病気」とやっていますが、どちらかというと「皮膚の動きのトラブル」と言った方が良いでしょう。
筋肉も大いに関係していますが、その筋肉の問題も皮膚の動きに関わっています。
ですから、その問題をクリアしていけば痺れもなくなっていきます。

その女性ですが、腫瘍が原因ではないかと言ったところ、その足で行きつけのお医者さんに相談に行くと言ってお帰りになりました。
そのお医者さんには、以前にその腫瘍は良性の可能性が高いとも行ってもらっていたようです。
このままうちに通っていただいてその場で楽になったとしても、根本的に問題は解決しないでしょう。
腫瘍を除去した後に、ご縁があれば通っていただくという事にしました。


楽水庵





坐骨神経痛等の症状は、反対側もチェックするべし

足や手の痺れ対策を得意としている(と思っていますが・・・)、京都府長岡京市の「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

80代の女性が左足の痺れで現在来られていますが、典型的な坐骨神経痛です。
左の腰椎5番と仙椎1番からの神経が詰まっていて、その為に親指から小指に掛けて足先全体が痺れておられました。
特に足の甲部分と親指の痺れが強かったようで、これは腰椎5番からの神経の問題です。
そして、足が上がりにくい、という問題もあり、これは仙椎1番からのものです。

恥ずかしながら、1回目の時は仙椎1番を見逃していて、2回目で「まだ足が上がりにくい」というのを聞き、もう一度チェックしたところ仙椎1番の問題を見つけました。
少し前までなら、腰椎5番仙椎1番どちらにもジェルフィッシュテープを貼っていましたが、最近では皮膚を触って神経の通りの悪そうな所にπテープを1枚貼るだけにしており、今回も腰椎5番と仙椎1番の神経が繋がっている個所で皮膚の動きの悪い処に1枚貼っただけで症状は治まりました。

ただ、これはあくまで対処療法です。
では、何故この症状が起こったのかと推測するに、右側を調べてみると梨状筋の状態がかなり良くありませんでした。
おそらく、これが本当の原因、今流行り(なのかどうか・・・)の言葉で言えば「ラスボス」と思われます。
特に拘縮状態で良くなかったので、左の坐骨神経が右に引っ張られてしまったと思われます。

首や肩のトラブルでも同様のことが言えると思います。
症状が出ていない側のチェックも絶対にするべきだと確信しています。


楽水庵


「モートン病」と思われる症状に対しての新しいアプローチ

お疲れ様です。
様々な痺れ等に対するアプローチを行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

「モートン病」と思われる症状(立場上こういう表現しかできませんが・・・)に対して、今までは下のような「グローブホールテープ」をメインのテーピングで対応していまして、それも結構効果を上げていました。

ishida_20150826_2.jpg











ただ、50代の女性に対してはテーピング直後はある程度効果が見られるものの、その効果が長続きしない為にアプローチを変えてみました。
ネットで検索すると「背側骨間筋」と呼ばれる中足骨の間の深層筋が問題あると出ていましたので、それをチェックするとかなり痛がっていました。
また、足底側の「底側骨間筋」も同様に痛みが見られたので、まず下のようにその2つの筋肉をターゲットのテーピングをしました。

nakano_20151002_2.jpgnakano_20151002_1.jpg
これで、痛み・痺れが軽減しましたが、母趾を屈曲すると母趾球の辺りに残っていました。
母趾の神経を支配している腰椎5番には問題ない模様で、筋肉テストをしてみると母趾を伸ばす「長母趾伸筋」に問題があったのでテーピング。

nakano_20151002_3.jpg











ただ、これは直接「モートン」とは関係ない可能性の方が高いのでは、と考えられます。
ですから、この女性の場合のモートンに対するアプローチは背側骨間筋と底側骨間筋で十分だったのでは、と思います。

いつも思うのですが、同じ症状が出ていても、アプローチはその方の身体のコンディションによってアレンジしていく必要があるという事です。
杓子定規に「この症状だったらこういうアプローチ・テーピング」というのは、良い結果をもたらさないと思っております。


楽水庵

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