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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2014年11月

夜中の喰いしばりを軽減するには・・・

坐骨神経痛・頭痛・顎関節症・眩暈等、本当に大変な状態で来られた40代女性。

少しずつ解決していくしかないが、幸い眩暈の方は良くなってきた。
最初の頃は運転するのが怖いので送ってもらっていたが、今では自分で運転されてきている。

ただ、どうしても夜中に喰いしばる癖があり、それが原因で首の張りや頭痛を起こしている。

もうすぐ口腔外科に行きマウスピース等の処置をしてもらう予定らしいが、咬筋の拘縮がきついので寝ている間に咬筋にテーピングするのをアドバイスした。

前回来られた際にも咬筋テープを貼ると直ぐに楽になられたので、貼って寝るとかなり違いがあると思われる。

さすがに貼った状態で外には出られないだろうが・・・

急な顎の痛み、急性期の可能性もあるので様子見

30代の男性。
以前から時々顎が痛くなる事があったそうだが、昨夜焼肉を食べた後に猛烈な右顎の痛みが出て、全く眠れなかったとの事。

昨日の今日の事で、急性期の可能性が大きいので顎への直接アプローチを本日行うのは賢明でないと判断、全身の調整だけにとどめ患部にはπテープだけ貼付した。

それだけでもかなり痛みが軽減してスッキリされて帰られた。
次回来られた時は、直接アプローチをする予定。
更に楽になっていただけると思う。

顎の痛みや坐骨神経痛をお持ちの女性、顎編

ハッキリ言って、非常に難しい方です(^_^;)

坐骨神経痛の事は別のブログに書くとして、顎の方は鎖骨の動きが非常に悪い。
ここの動きが悪いと鎖骨下リンパ節への流れが阻害されてしまい、頚部から上の筋肉の機能が低下してしまう。

それと後頸部の状態も良くないので、乳様突起の周辺にストレスが掛かり「耳が詰まった」ようになってしまう。

テーピングやリリースで弛めてはいるが、まだまだ戻りが早く安定してくれません(T_T)

顎自体は外側翼突筋の張りが最初はかなり強かったし、(特に右の)側頭骨下顎骨靭帯が弛んでいたが、それも解消していて噛む力がかなり強くなってきている。

ただ、本人にも注意はしたが、そんな状態なのにテレビを見る時に首を曲げていたり布団の中でもスマホをやったりしていた。
こういう行動は、ただでさえ首に負担を掛けているのに、こういう状態なら尚更・・・

自覚していただいたので、改善の度合いも加速していってくれると信じている。

改善する為にはこちらからの一方通行ではなく、相互に努力する必要がある。

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