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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2015年9月

小殿筋と仙腸関節の調整で脚長差が・・・「ガムを噛むと顎がダルくなる」男性

こんにちは、皆様のコンディショニングを整えさせていただいている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

この間来られた30代男性ですが、顎がガムを噛んでも直ぐにダルくなる、特に起床時に開け辛い、少しクリック音がする、というのが主訴でした。

チェックしてみると、首や肩の張りはそこまで悪くないのですが、腰の状態が良くなく写真にようにこれだけの脚長差がありました。
かなり左脚が短い状態です(なお、脚長差を調べる時はその都度誤差が出ないようにお尻の位置をリセットしてます)。

maeda_20150831_1.jpg











この脚長差はなぜ起こるのか?
この方の場合は2つ大きな原因がありました。

まず、左の小殿筋の機能が著しく低下していました。
小殿筋は臀部の一番奥にある筋肉で、股関節の安定を保つ機能があります。
時折股関節が「ボキッ」とか音がする方は小殿筋が弱っている可能性が高いと思われます。

そこでまず、小殿筋テープを貼付して、もう一度脚長差をチェック。
すると、かなり差は縮まりましたがまだ少しあります。

maeda_20150831_2.jpg











そしてもう一つの原因が左仙腸関節の張り。
デスクワークをされている関係から、かなり張っていました。
右はそれほどでもないので、おそらく座っている時の癖から来ていると思われます。
そこで、股関節周りの筋肉を整えてから仙腸関節を柔らかくするよう施術。
以前はアジャストメントでやっていましたが、最近ではやりません。
それよりもジックリとやる方法を選んでいます。

その結果、脚長差はなくなりました(*^。^*)

maeda_20150831_3.jpg











その途中でもかなり口は開けやすくなっていたのですが、更に開きやすくなりクリック音もほとんどなくなりました。

このように、顎の問題でも実際は腰から起こっている事が多いのです。
脊柱の両端である頸椎と仙骨は密接に繋がっています。
顎周りだけやるだけで問題は解決しない事も多いのです。

楽水庵






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