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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2016年7月

「中学の時に大笑いしてから右顎が引っ掛かった痛み・・・」

「アゴ・首・スポーツ障害」を専門とする、京都府長岡京市 楽水庵です。

最近来られた予備校生の男性ですが、中学時代に大笑いした時からずっと顎に痛みを抱えておられました。
特に右顎の引っ掛かりが強いとの事。

その右顎の引っ掛かりですが、側頭筋の張りが強いのが一番の原因でした。
また右菱形筋の張りが強いのも、その即頭筋の張りを助長していたようです。
菱形筋の張りが強いと、その奥にある大動脈を圧迫する為に同側の頭部への血流が滞ります。
その為にどうしても側頭部の筋肉が硬直しやすいのです。
そして、側頭筋は口を開く為の大事な筋肉でもあるのです。

まず菱形筋等を調整して、側頭筋、特に側頭骨と蝶形骨のジョイント部分の硬くなっている部分をほぐして、顎自体へのアプローチをすると2回目の施術で大幅に引っ掛かりが消え顎の動きが軽くなったと喜んでもらえました。

うちでの施術は後数回で良いと思います。
自分自身で側頭筋の硬くなりやすい部分をマッサージして、以前のブログで紹介した舌の動き(リンク参照)をしておけば大丈夫だと思います。


楽水庵

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