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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2017年7月

口が開きにくい・開くと痛い側で必ず詰まっている処

こんにちは、楽水庵です。

口を開くと顎が痛い、口が開き難い方で必ずと言っていいほど詰まっている処があります。
ちょうど「エラ」に当たる処で、筋肉で言えば「顎二腹筋」です。
顎二腹筋はそこから頤(おとがい)に掛けて走っている筋肉ですが、そこの辺り全体も張りや硬結がみられます。

ここをリリースで緩めなければ顎はあまり改善しません。
側頭筋が緩まないからです。
側頭筋は口を開く為に大事な筋肉です。
また、下顎骨と側頭骨は靭帯で繋がれています。
この靭帯が筋肉の硬直により(筋肉とは逆に)弛んでしまいます。

ですから、靭帯と筋肉の状態を改善させる為にも顎二腹筋へのアプローチは必須です。

では、どうすれば顎二腹筋は緩むのか?
鰓の詰まっている箇所をアクティベーターで打ったりもしますが、顎二腹筋の張りが非常に強い場合はまず「舌骨」の動きを良くする必要があると感じます。
これは「卵が先か、鶏が先か」みたいなとこですが、私見としてはまず舌骨でしょう。

もちろん、結果として改善して楽になってもらえればそれで良いのです。
ただ、「顎が痛い・口が開きにくい」といっても皆さん同じアプローチで必ず同じ結果が出る訳でもなく、それでもより良いアプローチはと探していくと現時点ではこうかなと感じています。

試行錯誤はまだまだ続くでしょう。


楽水庵




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