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HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > 楽水庵の顎関節症ブログ: 2017年11月
楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ: 2017年11月
「私、かなり口の奥が狭かったんですね・・・」その原因の一つは
こんにちは、楽水庵です。
口を開ける際顎にクリック音がし、またストレスがたまると顎を鳴らしたくなるという女性の3回目の施術を先日行いました。
初めてお越しになった際からかなり開口が良くない印象だったのですが、ご自身はそれほどでもないと思われていた模様。
2回施術を行いましたが、外側翼突筋の癒着が非常に強く最後までたどり着けませんでした。
よって口の中が拡がったという感覚がなく、施術直後少し顎は楽になったものの、ハッキリ言ってまだ中途半端な状態。
ですから、1週間後に来られた時はほとんど元に戻っています。
これではやっている意味があまりないので、より丹念に施術したところかなり口の奥がほぐれて拡がりました。
開口もスッといくようになり、その時に「私、かなり口の奥が狭かったんですね」と実感を込めて言われました。
おそらく以前からの症状だったので、「こんなもの」と思われていたのでしょう。
他の人と比較できないものは結構ありますので。
この方の場合ですが、外側翼突筋がオーバーストレッチで固くなっていたと思われます。
原因の一つとして、上下の歯が上手く合わさっていないので噛みしめた際に口が締り過ぎてしまう点があります。
この為に顎を開ける筋肉である外側翼突筋や側頭筋がオーバーストレッチになり、逆に顎を閉じる筋肉である内側翼突筋や咬筋がオーバーワークしていたと考えられるのです。
顎二腹筋や舌骨も動きが悪くなってしまいますし、靭帯に負担が掛かります。
その為に精神的なストレスだけでなく顎周辺のストレスも結構あり、それを解消する為に顎を鳴らしたくなったのでしょう。
それが余計に靭帯に負担を掛けていました。
精神的なストレスに関しては関知できませんが、口の奥が拡がったので少なくとも顎周辺のストレスは減少している筈なので、鳴らすのは控えていただきたいと思います。
また、歯の位置は私では何ともしがたいですし、これだけで歯列矯正も必要ないのではと考えます。
起きている間は少し歯を合わせ過ぎないように気を付けて、就寝時はマウスピースをされると良いでしょう。
楽水庵
口を開ける際顎にクリック音がし、またストレスがたまると顎を鳴らしたくなるという女性の3回目の施術を先日行いました。
初めてお越しになった際からかなり開口が良くない印象だったのですが、ご自身はそれほどでもないと思われていた模様。
2回施術を行いましたが、外側翼突筋の癒着が非常に強く最後までたどり着けませんでした。
よって口の中が拡がったという感覚がなく、施術直後少し顎は楽になったものの、ハッキリ言ってまだ中途半端な状態。
ですから、1週間後に来られた時はほとんど元に戻っています。
これではやっている意味があまりないので、より丹念に施術したところかなり口の奥がほぐれて拡がりました。
開口もスッといくようになり、その時に「私、かなり口の奥が狭かったんですね」と実感を込めて言われました。
おそらく以前からの症状だったので、「こんなもの」と思われていたのでしょう。
他の人と比較できないものは結構ありますので。
この方の場合ですが、外側翼突筋がオーバーストレッチで固くなっていたと思われます。
原因の一つとして、上下の歯が上手く合わさっていないので噛みしめた際に口が締り過ぎてしまう点があります。
この為に顎を開ける筋肉である外側翼突筋や側頭筋がオーバーストレッチになり、逆に顎を閉じる筋肉である内側翼突筋や咬筋がオーバーワークしていたと考えられるのです。
顎二腹筋や舌骨も動きが悪くなってしまいますし、靭帯に負担が掛かります。
その為に精神的なストレスだけでなく顎周辺のストレスも結構あり、それを解消する為に顎を鳴らしたくなったのでしょう。
それが余計に靭帯に負担を掛けていました。
精神的なストレスに関しては関知できませんが、口の奥が拡がったので少なくとも顎周辺のストレスは減少している筈なので、鳴らすのは控えていただきたいと思います。
また、歯の位置は私では何ともしがたいですし、これだけで歯列矯正も必要ないのではと考えます。
起きている間は少し歯を合わせ過ぎないように気を付けて、就寝時はマウスピースをされると良いでしょう。
楽水庵
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