月別 アーカイブ

HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > 楽水庵の顎関節症ブログ > 2ページ目

楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ 2ページ目

身体の状態のせいか、それともストレスのせい?最近来ている子達の顎

こんにちは、楽水庵です。

最近野球をやっていて身体のいろんな処を傷めている中高生がよく来ています。
もちろん、主訴は腰・肩・膝等様々ですが、皆共通して顎の状態が良くありません。
口が開きにくのです。

ある中学生は本当に見るからに口が開き難そうだったので、「君、ご飯食べるの遅いやろ?」と聞いたらビンゴ!
チームの中でも食事が遅いので有名だそうです。

頑張ったら一応ある程度は大きく開くのですが、2アクションでないと開かないので食事の際には無理ですね。
一々2アクションで口を開けて食べる人はいませんから。

別の子もなにか下顎のバランスが良くなさそうなので口を開けさせたら案の定でした。

所謂スポーツ障害のテーピングを中心とした施術ですが、どちらにしても私は首のバランスから整えていくので主訴の方を片付けてからオマケみたいにちょこっと顎の施術をします。
外側翼突筋・内側翼突筋・それと咬筋のリリース程度です。


それでも見違えたように口が開きやすくなりました。

この症状を考えてみると、確かに首とかの状態も関係あるのでしょうが、それよりもストレスが一番の原因かなと思ったりします。
うちに来るまで結構長い間痛みを抱えていたようなので。
結構傷つきやすい年代なので、そういうのもあるのかも知れません。

ただ、こういう子らが「先に顎の調整をすれば、他の処も楽になる」とは思いませんね。
この場合顎の施術はあくまで補助的なものでしょう。
ただ、やってあげれば更に楽になるのは間違いありませんが。


楽水庵



口が開きにくい・開くと痛い側で必ず詰まっている処

こんにちは、楽水庵です。

口を開くと顎が痛い、口が開き難い方で必ずと言っていいほど詰まっている処があります。
ちょうど「エラ」に当たる処で、筋肉で言えば「顎二腹筋」です。
顎二腹筋はそこから頤(おとがい)に掛けて走っている筋肉ですが、そこの辺り全体も張りや硬結がみられます。

ここをリリースで緩めなければ顎はあまり改善しません。
側頭筋が緩まないからです。
側頭筋は口を開く為に大事な筋肉です。
また、下顎骨と側頭骨は靭帯で繋がれています。
この靭帯が筋肉の硬直により(筋肉とは逆に)弛んでしまいます。

ですから、靭帯と筋肉の状態を改善させる為にも顎二腹筋へのアプローチは必須です。

では、どうすれば顎二腹筋は緩むのか?
鰓の詰まっている箇所をアクティベーターで打ったりもしますが、顎二腹筋の張りが非常に強い場合はまず「舌骨」の動きを良くする必要があると感じます。
これは「卵が先か、鶏が先か」みたいなとこですが、私見としてはまず舌骨でしょう。

もちろん、結果として改善して楽になってもらえればそれで良いのです。
ただ、「顎が痛い・口が開きにくい」といっても皆さん同じアプローチで必ず同じ結果が出る訳でもなく、それでもより良いアプローチはと探していくと現時点ではこうかなと感じています。

試行錯誤はまだまだ続くでしょう。


楽水庵




「顎のカクカクもしなくなった」女子大生

京都府長岡京市で顎の施術を得意としている 楽水庵です。

先月末に初めて来られた女子大生。
小学校時代から顎が「カクカク」していたのが最近しなくなったが、それはもっと症状が進んだ状態だとネットで調べ、何とかしようと来られました。
「カクカク」していた状態よりも顎、というか顔がしんどいそうです。

確かに「カクカク」も嫌ですが、それは靭帯(特に側頭骨下顎骨靭帯)に弛みがある為で、口腔内の筋肉(外側翼突筋・内側翼突筋に咬筋)がしっかり機能していればそれほどしんどい状態にはなりません。

この方の場合、徐々にそれらの筋肉が硬くなって動き辛くなってきていたのです。
だから「カクカク」するまで動けていない、といった方が正解なのでしょう。

1回目は少し弛めの施術をしたので、元の状態に戻るのが結構早かった。
しかし、2回目はかなりしっかりやったので、段々と戻りが来なくなっていきます。
もちろん、首や腰等の全身の調整をしっかりした上での話です。

顔の表情もドンドン良くなって魅力的になってきました。
どこまで変わっていくか今後が楽しみです。


楽水庵


「眉が描きやすくなった!」

最近 『整顔』をキャッチフレーズにしようと思っている京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

以前取り上げた50歳女性です(リンク参照)。

施術を重ねる毎にドンドン状態が良くなり(こんな事を言ったら失礼ですが)10歳以上若返られた感があります。
顔の表情が本当に輝いています。

そして、これはもちろんやった事がないので私には実感がないのですが、「眉が描きやすくなった」そうです。

これには理由が二つあると思います。
一つは目の位置が左右揃ってきたので合わせやすくなった事。
全身のチェック及び調整が絶対必要なのです。

そして、もう一つは何と言っても顔の筋肉が動かしやすくなった事でしょう。
これはやはり顎の施術も関係しています。
しかし、ただ顎を調整するだけではなかなか揃いません。

この積み重ねが実を結んだ結果が「眉が描きやすくなった」という事なのでしょう。
ただ理屈では理解できるのですが、やはり実感はないですね(^_^;)


楽水庵





やっぱり顎が原因で眼の位置が・・・整顔しました!

京都府長岡京市の 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

今朝初めて来られた50代の女性。
主訴は股関節や肩でした。

ただ、頚椎や腰椎の傾きを確認する為にお顔はしっかりチェックさせてもらいます。
こんな事を書くと笑われるかも知れませんが、案外シャイなもので(笑)普段あまり顔をまじまじと見ないのですが、こういう場合はしっかり見ます。

すると、どうも左眼の位置が右のそれよりも結構正中線から離れている感じがしました。
次に右の頬骨辺りをチェックすると固い感じがします。
自分で左右の頬骨付近を、やはり右の方が痛みを感じられました。
口を開けてもらうとやはり右側の開くタイミングが遅れています。

そこで、全身の調整後に顎の施術をしました。
やはり右の外側翼突筋の癒着がありました。
結構固かったです。
靭帯も少し弛んでいました。

そして、施術中も少しずつ変わってきていたのですが、顎の施術を終えるとお顔がかなり変わりました。
こんな事書いて本人さんが読まれたら怒られるかも知れませんが(^_^;)、顔に『立体感』が出てきました。
これは以前来られていた20代の女性が「小顔になる」と言っておられたものですが、小顔になったのではなく「奥行き」が出てきたものと解釈しています。
体積自体は変わっていないような気がします・・・・

まあ、1回やっただけなので少し鼻と口のセンターがまだ少し揃っていませんし顎の靭帯もまだ弛みが残っていて口を開けると「カクカク」はまだあります。
それでも喋りやすくなったらしいし(本人は喉の問題と思っていたそうです)、顔のこわばりが随分マシになったと喜んでおられました。

来月中旬に引っ越しをされる予定なので、それまでにもっと楽な状態になっていただきたいと思います。

その後に来られた常連の20代女性。
この方も普段はそうではないのですが、今日お顔を見ると先ほどの方とは反対に右目が少し横に流れていました。
ですから、逆に左の顎が固くなっていました。
この方も顎を施術すると物凄く楽になられました。

お二人ともやはりお顔が施術前よりも整いました。
自分は美容系の事は一切するつもりはありません。
ただ、筋肉バランスやその他諸々調整していくと、その人本来のお顔になられます。
これを自分は『整顔』と呼んでいます。
ハッキリ言ってこれには自信がありますね。

もちろん最近の寒さのせいで首の筋肉が張っているとかの問題もあります。
それらも調整して、更に顎にアプローチする事が重要です。

もし、ご自身のお顔で少し左右のバランスが変と思われたのなら、一度ご相談ください。
そこには様々な問題が隠されている可能性があります。

楽水庵



「顎が強烈に痛い・・・」1年半ぶりに来院

『痛みの探偵!』 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院、京都府長岡京市の楽水庵です。

顎関節症等のアゴの痛みは、全身のバランスの乱れから起こる事がほとんどです。
特に首の張りは顎に物凄く影響を与えます。
骨格等には個人差があるので、少々の首の張りぐらいでは顎に影響が出ない方もおられます。
ただ、やはり顎が小さな方とかは構造上弱い事は間違いないようで、ちょっとした事で痛みが出てきます。

2年ほど前に顎の痛みで来られた女性。
数回の施術で顎の痛みは解消しましたが、前述の通り顎に悪影響を与える要因を取り除く為に定期的に通っていただいていました。

しかし、お仕事が忙しくなりここ1年半ほど間隔が空いてしまいました。
年が明けて間もなく「非常に顎が痛い」と電話があり来院。

顎というより、問題はズバリ「首」!
首の張りが非常に強く、それを緩めるだけで顎の痛みはかなり解消しました。
顎そのものはそんなに状態が悪化していませんでした。
やはり、周囲の環境の問題だったのでしょう。

こういうと身も蓋もありませんが、当院に来られる皆さんの症状に本当の意味での完治はありません。
ほとんどの症状が生活習慣等の日常の癖から起こっているからです。
顎の構造のように生来持っているものにも由来します。
ですから、痛みが軽減して通っていただく頻度は減っていったとしても、その症状はまた出てくる可能性が高いのです。

もちろん段々と痛みがなくなっていくと「通う」優先順位は下がっていきます。
それはそれで良いのです。
大事なのは間隔が空いていったとしても定期的にチェック・調整をしていただく事。
これをしっかりと伝えていかなければいけないと痛烈に感じました。


楽水庵

口を開けるどころか、噛むのさえ痛かった

京都府長岡京市の 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

顎の痛みも出方が様々ですが、口が開きにくい・口を大きく開けようとしたら痛い、といった症状の方はかなりおられます。
それでも悩みは深刻なのですが、やはり食事で物を噛んでいる際に顎が物凄く痛いのは辛いと思います

この前お見えになった40代の女性ですが、その「噛んだ時の痛み」が一番のお悩みでした。
顎がカクカクするのは中学時代からで、逆にそれで遊んでいたらしいです。
まあ、それが余計に症状を悪化させていたのですが(^_^;)
口を大きく開けると左にずれていく形だったのですが、それほど大きな痛みは最近までなかったそうです。

ところが、1ヶ月ほど前から物を噛むと凄い痛みが出てきました。
こうなると、当然欠伸などで大きく口を開ける時も痛い。
そういう次第で、当院を探して来られた次第です。

噛んだ時の痛さですが、これは1回目直ぐに消えました。
顎周りではなく、仙腸関節に問題があったからです。
仙腸関節を含む腰の調整をしている間に「もう噛んでも痛くないです」と言われていました。

その次の顎のずれですが、なんだかんだ言っても左側頭骨下顎骨靭帯の弛み、またそれに伴っての外側翼突筋や内側翼突筋等の癒着がどれぐらいで本格的に良くなるか、上にも書いたように「カクカク」させて遊んでおられたのですから、しっかり良くなっていくには少し時間が掛かりますよとは説明し、また納得されました。

予想通り、1回目の施術では左顎周辺の筋肉の癒着は非常に強く、剥がすのにかなり苦労しました。
2回目来られた際も、噛む時の痛みはなくなったが、顎はまだずれやすいと言っておられました。

2回目の施術でも若干まだ硬かったですが、1回目に比べると柔らかくなってきていていました。

そして、3回目に来られた際に、口を開けてもずれる事がかなり減ったとの報告をいただきました。
また、3回目でやっと口の奥が「スポッ」と素直に弛むようになりました。

まだ若干ずれが生じる事はあるでしょうが、顎周りの筋肉の状態が正常化しつつあり、そうなると靭帯もしっかりしてくれます。
益々顎の痛みや不快感からは解放されていくでしょう。


楽水庵



「洗顔で顔を擦ると顎が痛い」

京都府長岡京市の、「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

膝の痛みや手の痺れで通われている男性が、「朝洗顔すると顎が痛くなる」と言われていました。
特に顔を擦る時に痛みが出るようです。

自分でも動作をやってみて、一番肝心なのは側頭筋、それに内側翼突筋や咬筋が原因ではないかと感じました。
顔を擦る際に側頭筋の張りが強いと皮膚がスムーズに動いてくれません。
それに加え、内側翼突筋や咬筋が固くなっていると擦る際に引っ掛かりができます。

そういう訳で、先週に顎の施術をしたところ、今週来られた際に「洗顔時の痛みは、ほぼ無くなりました」との事。
もう一度念の為に顎の施術もしておきました。
今回は咬筋のリリースを念入りにしておいたので、更に楽になって下さっていると思います。

楽水庵

しばらく歯の治療に通っていたら顎の痛みが再発

京都府長岡京市の、「アゴ・首・スポーツ障害」専門院 楽水庵です。

3年前に顎の問題でお越しになった30代女性。
その後順調に推移され、全身のメンテナンスで定期的に通っておられます。

ただ、先月中頃から今月初旬に掛けて歯の治療に通っておられたせいかまた少し顎が痛くなってきた模様。

所謂、『顎関節症』というのはあくまで症状であって、誰でも条件が揃えば起こります。
首が物凄く張ったりすれば、顎も動きにくいものなのです。

ただ、構造上症状が出やすい方がおられるのも事実です。
そういった方は、首などが張らないように普段から心掛けていただく必要があります。
口を開けっぱなしの状態はできるだけ避けた方が良いのですが、とはいっても虫歯の治療等ではそちらが優先されますので致し方ありません。
その場合は、後でメンテナンスする必要がありますね。

この方も全身の調整後に顎の調整をすると、顎関節の奥の方に位置している「外側翼突筋」の張りがあり、特に歯の治療の影響が出ていて左の方がより張っていました。

少し施術は痛かったようでしたが、かなりスッキリされた模様でした(^_^.)


楽水庵

「喋ると痛い、じっとしていても顎が重ダルイ」

「アゴ・首・スポーツ障害」専門、京都府長岡京市の楽水庵です。

今日2回目だった、奈良市内からお越しの30代女性。
声を使うお仕事をされているのですが、元々顎が弱く、1年ほど前から段々と喋り辛くなってきたそうです。
じっとしていも左顎が重ダルイという事で、先週初めて来られました。

ただ1回目の施術ではあまり楽になったという感じがなかったとの事なので、もう一度細部にわたってチェック。
すると、左の顎二腹筋の状態が良くない事が判明。
少し調整すると、かなり楽な感じになられました。

問題は、ではこの左顎二腹筋の状態が良くないのかとチェックしたら、右は腸骨筋・左は大腰筋と股関節の筋機能が低下していました。
特に右は、先天性股関節脱臼があったそうで、そのせいか小殿筋が良くありませんでした。

おそらくこれらの不具合が左顎二腹筋に影響を与えていると思われます。
それらを調整して、再び顎周辺も調整すると非常に顎の動きが軽くなり喋るのも楽になられました。

やはり、痛いと言っておられる周辺だけを見るのではなく、全身を通してしっかり診ていかなければと自戒を込めて書かせてもらいました。


楽水庵

<<前のページへ1234567891011

« 原因が判れば結果も!京都 楽水庵の痺れブログ | メインページ | アーカイブ | 過去のコラム »

このページのトップへ