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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ 4ページ目

梨状筋・仙腸関節と頚椎1・2番の調整で、アゴが更に楽に(*^。^*)

こんにちは、「アゴ・首・スポーツ障害」を専門にしている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

「首が開きにくい」・「顎がカクカクする」・「口を開けいると痛い」等の顎関節症と疑われる症状でお越しになる方を多く診ていますが、やはり皆さん共通して股関節と首の状態が(自覚症状の有る無しに関わらず)良くありません。

股関節で言えば、仙腸関節の張りが結構見られます。
仙腸関節の張りがあると、少なからず頚椎にまで影響を及ぼします。
1本の脊柱の両端に当たる訳ですから当然ですね。
一応法則はありますが、それはあくまで一般的なもので、やはり目の前の方の状態に合わせてやっていかなければいけないと感じます。
法則通りやっていれば良いのなら、もっと世の中の人が改善していて良い筈ですから。

そして、その仙腸関節と相関関係があるのが梨状筋。
仙腸関節を調整する際は、必ず梨状筋の機能も整える必要があります。

それと、やはり口の開き難さは頚椎2番が関わっているケースが多いようです。
別に顎の症状で来られたのではない方々でも、頚椎2番に違和感がある場合は口を開けてもらいタイミングをチェックします。

ほとんどの方が頚椎2番からの神経が詰まっている側の口の開きが、反対側に比べ遅れます。
それを最近ではπ(パイ)テープという、キネシオテープを丸く切ったもの1枚で調整しますが、そのπテープ1枚で開くタイミングが整います。


また、頚椎1番も大事で、特に側頭筋の張りに関わってきます。
側頭筋は口を開く際に使われる大事な筋肉です。
ここが張っていると口が開きにくくなります。

このように様々な処をチェックしていって、初めて顎は楽になると思っています。


楽水庵

頚椎1番の調整をすると口が開きやすくなる・・・

こんにちは、京都府長岡京市で「口が開きにくい、口を開くと顎が痛い・カクカクする」等の症状でお悩みをお持ちで来院更た皆様に楽になっていただいている、スポーツ整体院 楽水庵です。

前回のブログで頚椎1番の調整の事を書きました(リンク参照)。
片側の背中や腰の皮膚感覚が薄い場合、頚椎1番の調整(私はアクティベータを使います)で皮膚感覚が戻る、というもうのでした。

更に、この頚椎1番の調整をすると、受けられた皆さんが直後に口を揃えて「口が開きやすくなった」と言ってくださいます。
この前も何回か通っておられる30代の女性に対して頚椎1番の調整をすると、やはり口が開きやすくなったようです。
今までは他の部分の症状が強かったので顎の事は言っておられなかったようです。
ついでに顎の施術もしておきました、より顎が楽になられた模様です(*^。^*)

とは言え、頚椎1番の調整だけで後は顎の調整をすれば良い、という程度の症状の方なら本当に楽ですが、そうは問屋が卸してくれません(^_^;)

仙腸関節の調整や頚部の筋肉の調整等も併せてやっていかなければ、本当に楽な状態はキープできないと考えております。

楽水庵



小殿筋と仙腸関節の調整で脚長差が・・・「ガムを噛むと顎がダルくなる」男性

こんにちは、皆様のコンディショニングを整えさせていただいている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

この間来られた30代男性ですが、顎がガムを噛んでも直ぐにダルくなる、特に起床時に開け辛い、少しクリック音がする、というのが主訴でした。

チェックしてみると、首や肩の張りはそこまで悪くないのですが、腰の状態が良くなく写真にようにこれだけの脚長差がありました。
かなり左脚が短い状態です(なお、脚長差を調べる時はその都度誤差が出ないようにお尻の位置をリセットしてます)。

maeda_20150831_1.jpg











この脚長差はなぜ起こるのか?
この方の場合は2つ大きな原因がありました。

まず、左の小殿筋の機能が著しく低下していました。
小殿筋は臀部の一番奥にある筋肉で、股関節の安定を保つ機能があります。
時折股関節が「ボキッ」とか音がする方は小殿筋が弱っている可能性が高いと思われます。

そこでまず、小殿筋テープを貼付して、もう一度脚長差をチェック。
すると、かなり差は縮まりましたがまだ少しあります。

maeda_20150831_2.jpg











そしてもう一つの原因が左仙腸関節の張り。
デスクワークをされている関係から、かなり張っていました。
右はそれほどでもないので、おそらく座っている時の癖から来ていると思われます。
そこで、股関節周りの筋肉を整えてから仙腸関節を柔らかくするよう施術。
以前はアジャストメントでやっていましたが、最近ではやりません。
それよりもジックリとやる方法を選んでいます。

その結果、脚長差はなくなりました(*^。^*)

maeda_20150831_3.jpg











その途中でもかなり口は開けやすくなっていたのですが、更に開きやすくなりクリック音もほとんどなくなりました。

このように、顎の問題でも実際は腰から起こっている事が多いのです。
脊柱の両端である頸椎と仙骨は密接に繋がっています。
顎周りだけやるだけで問題は解決しない事も多いのです。

楽水庵






仙腸関節の動きが顎に

こんにちは、「アゴ・首・スポーツ障害」を専門とする、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

今月から顎の症状で通っておられる30代の女性。
少し顎が右にずれていて、特に左顎が開口時に「シャリシャリ」しています。

結構良くなられているのですが、今回4回目に来られた際に「少し前の状態に戻ってしまいました」との事。
確かに顎がまた少し右にずれているようです。

首や肩はそれほど張りが強くありません。
すると、原因は?

チェックしてみると、仙腸関節の左側の張りがかなり強くなっていました。
それと共に左小殿筋の機能が低下。
小殿筋は股関節周りの一番奥にある筋肉で、股関節を安定させる大事な筋肉です。

syoudenkin.jpg











あくまで推測ですが、小殿筋の機能が低下している為に左股関節が不安定になり、よって仙腸関節に無理が掛かっていると思われます。

小殿筋テープを貼り仙腸関節の動きを良くすると、開口時の「シャリシャリ」は消えました。

そして、施術を最後まで行うと顎のずれもかなり戻っていました。

もう一人、実家に帰省中の女子大生も左股関節の動きが顎に影響を与えていると思われます。
彼女が帰省するまで小殿筋のアプローチが判らず、まだまだ成果を上げたとは言い難いですが、また10月に戻ってきた際には小殿筋から戦勝関節の調整をしてあげたいと思っております。

楽水庵



まだ少し顎が痛みます、私(^_^;)

お疲れ様です、アゴ・首・スポーツ障害専門に、京都府長岡京市でスポーツ整体院をやっている楽水庵です。

少し前に、歯や歯茎の問題で顎が痛くなって、首へのテーピングで治まったと書きました。

それからですが、少し引きずっています。
右奥歯が擦り減ってきているせいか、すこし歯の調子が良くありません。
歯医者さんでは、今のところこのままで様子を見ましょうとの事でした。

ただ、当院に顎の問題で来られる方々が発症した(痛みが出てきた)のが、歯医者さんに行った時というのは判るような気がします。
やはり歯や歯茎の問題は顎関節と密接な関係がありますね。
少しバランスが崩れるだけで痛みが出てくるのが、今回自分も実感しております。

特に最近は右胸鎖乳突筋の張りが結構強く、この前も「何か顎が痛いな~」と感じていたら、右胸鎖乳突筋に効かせていたπテープの乳様突起部分のやつが剥がれていました。
貼り直すと楽になりました。

また、この胸鎖乳突筋の張りですが、歯や歯茎の状態が良くなかったので、そのストレスが原因だと推測します。
右上の奥歯が擦り減ったせいで、結構詰め物の隙間とかに食べかすが溜まりやすく、それが原因で歯茎に炎症を起こしてしまうので、そのせいもあるのでしょう。

胸鎖乳突筋のテーピングを続けていくのもそうですが、私が顎の不快感から解放されるには、しっかりとした歯磨きを続けてみる事だと考えます。


楽水庵

舌骨周辺や顎関節周辺のエクササイズ

こんにちは、顎関節症等で悩んでおられる方々に施術を行い、多くの方に喜んでいただいている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

前回自分の歯や歯茎の違和感の原因の一つが、舌骨周辺の筋肉の調子が悪かったと書きました(リンク参照)。

現在舌骨テープを貼っていますが、それに加え舌を使ったエクササイズが有効なので、文章でありますが紹介いたします。

1つ目は、舌の表側を丸めて先端を下の歯の裏に引っ掛けます。
その状態で舌の両端を中央に寄せていきます。
この時に気を付けていただきたいのは、ともすれば唇を寄せていきがちですが、唇ではなく舌そのものを真中に寄せていくのです。

これをすると舌骨上筋や舌骨下筋という顎の下の筋肉が働いていくのが実感できると思います。
無理をしない範囲で何回か繰り返してください。

次に、今度は舌を裏返し先端を上の歯の裏に引っ掛けます。
そして、1つ目と同様に舌の両端を中央に寄せていきます。

今度は顎関節周辺の筋肉が働いていくのが判る筈です。
これも何回か繰り返してください。

本当に顎にトラブルのある方には最初難しい動きですが、焦らず少しずつでも動かせる事ができるようになれば、顎の筋肉のバランスが良くなっていきます。
人前でするのは避けていただきたいですが(笑)、自宅で鏡を前に是非一度挑戦して下さい。

楽水庵

これは歯周病ではない(^_^;)、舌骨・顎二腹筋や!

風光明媚な京都府長岡京市に移転してもうすぐ1年になる、顎関節症等顎のトラブル解消のお手伝いをしているスポーツ整体院 楽水庵です。

今回は私の話。
どうも数週間前から右上親知らず附近が痛くなり、最初は歯周病かと思いました。
というのも、ちょっと親を病院に連れて行った際にトラブルがあり、結構ストレスを感じたからです。

まあ、元々ズボラで歯磨きも日に1回しかしていなかったので、これはもう少しマメに磨かなければと真面目に磨きだしました。

その割には、歯茎が腫れているというよりは、何か沁みるという感じなのが判り、いつも言っている歯医者さんへ。
私は右上親知らずのかぶせが外れたのかと思っていましたが、実は歯が欠けていた(T_T)。

詰め物をしてもらってそれで治まるのかと安心していたのですが、まだ何か変。
特に仕事をしている時に歯なのか歯茎なのか判りませんが、やけに痛くなってきます。

ひょっとしたらと思い、右の舌骨付近を触ると案の定舌骨の動きが悪くなっている・・・
原因は判りませんが、ストレスや歯が沁みていた時に変な噛み方を少しやっていたのかも知れません。
また、仕事中はどうしても前屈みになる事が多いので、余計に圧迫されていたのでしょう。

そこで下のような舌骨テープを貼った処、かなり症状が楽になりました(*^。^*)

zekkotutape.jpg











実際のところ顎二腹筋も悪いのですが、舌骨テープを貼っていればある程度カバーできるので大丈夫でしょう。

まあ、もちろん近いうちに歯医者さんに行かなければいけませんけどね(笑)

楽水庵



「顔が小さくなりました」→「しかし、もったいないですね~」

こんにちは、顎関節症等のアゴの悩みを解消するべく励んでいる、京都府長岡京市の「顎・首・スポーツ障害専門院」楽水庵です。

全身の様々なお悩みで通われている20代の女性。

全身の調整をしてから頭→顎と施術していくと、1回目から「顔が小さくなった」と言われていました。
家に帰ってからも妹さんに言ってもらったそうです。

2回目に来られた時にそう言われ、「もっと美容的な事を宣伝されたら良いんじゃないですか?」と言ってくださいました。

そして、2回目の施術。
まだ左の外側翼突筋が若干固いのですが、顎の痛みも益々解消していき、更に顔が小さくなったと喜んでおられました。

聞けば、段々と顔の凹凸が少なくなり平面的になっていっていたのが、特に顔の側面が奥に引っ込んで立体的になっていって、小顔に見えるようになるとの事でした。
まあ、容積自体は変わっていないと思うんですが(笑)
顎に対する直接の施術もそうなんでしょうが、側頭筋を時間を掛けて弛めているのが聞いているのではないかと思います。

元々、小顔になるとかではなく、顎を良くすると顔が左右の歪みがなくなる「整顔」というのを売りにしようとは思っていた時期もありましたが、小顔矯正などは個人差もあるので謳い文句にする気はありません。

それを告げると、「しかし、もったいないですね~」と。

まあ、こんなおっさんが一人でやっている院ですから、あまり美容的な事を言っても説得力ないような、それと柄にもない事には手を出さない方が賢明と思いますので(^_^;)

ただ、これから顎で来られる女性で、私の痛い施術を受けてもらうのに、「小顔になる可能性が高いですよ」は殺し文句になるかも(*^。^*)

楽水庵

「食事時に鼻呼吸ができない」、その原因と対策

こんにちは、京都府の長岡京市でアゴに様々なお悩みを持たれている方に、少しでも楽になっていただけるよう努力しております 楽水庵です。

左顎のトラブル(特に側頭骨下顎骨靭帯の弛み)で通ってもらっている女子大生ですが、前々回の施術後に「食事の際に鼻呼吸ができない」、「料理をしていると、それだけで満腹してしまう」という悩みを打ち明けられました。

鼻呼吸がしにくいというのは判りますが、何故そうなるのか?と調べてみたら、どうやら原因は『舌』の動きが悪い事のようでした。

確かに舌に関しては、顎関節治療のセミナー時に説明は受けていましたが、実技はやっておりませんでした。
舌を動かす舌骨上筋・舌骨下筋という頚部前面を走っている筋肉も調整する必要はありますが、『舌そのもの』もほぐす必要があるようです。

丁度、最初顎の悩みで来て、最近は首や腰等の為に通っている男子大学生が来たので、試しに下を口から出して更に前に突き出せるかやってもらったところ、非常にやり辛い様子でした。
そこで、彼を実験台に舌の調整をしたところ、舌の動きも良くなり口の中も楽になったそうです。

そして、女子大生が来た時にやはり舌を出してもらうと彼女も前に出すのが辛そう。
全身の調整をして顎の調整をする前に舌をほぐしてみたところ、舌も楽になりましたがそれ以上に、今まで苦労した割にほぐれなかった側頭筋が柔らかくなって、結果的に側頭骨下顎骨靭帯の状態が良くなり「カクカクする」症状が大幅に改善しました。

側頭筋は外側翼突筋同様に口を開ける筋肉なので、この筋肉の状態が悪いと口も開けにくいし側頭骨下顎骨靭帯の弛みも改善しません。

この女子大生に関しては、まだ股関節に関しても改善の余地があるので、更に良くなる余地はまだまだあると思います。

とにかく、まだまだやりだしたところで本当に試行錯誤を重ねていかなければいけませんが、舌の調整というのが非常に大事なのだと今回思い知らされました。

楽水庵

顎口腔ジストニア?

こんにちは、京都府乙訓地区長岡京市で「アゴ・首・スポーツ障害」専門院をさせていただいている、スポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

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少し前の京都新聞に上の記事が載っていました。

何でもジストニアという、大脳や神経のトラブルで筋肉が思い通りに動かなくなり硬直を起こしたりする病気の顎板で、「顎口腔ジストニア」という病気があるそうです。

この病気のチェックポイントに、朝起きた時は症状がなく、その後次第に症状が出てくる事があるとありました。
当院に顎で来られる方のほとんどが、朝起きた時が一番辛いという症状でお越しになりました。
全く正反対ですね。

実は現在来られている方で、お一人朝起きた時は楽で徐々に口が開きにくくなる方がおられます。
最初の頃は、施術後数日経つと元に戻りかけておられてましたが、5回ほど施術を受けていただいた後は、かなり良い状態を保っておられています。

厳密に言えば、この方は「顎口腔ジストニア」だったのかも知れません。
私が勝手に決めつける事はできません。
医者でない私ができる事は、状態を「評価」する事だけです。
また、当院では例え顎の痛みで来られても、「顎は全身のバランスの崩れから来る」との考え方でやっており、それが結果的には皆さん良くなっておられるのでは、と感じています。

もちろん、人によっては時間の掛かる方もおられます。
ですから、最初から「どれぐらいで良くなります」とは言わないようにしています。
やはり、施術の途中でも紆余曲折はありますので。


楽水庵


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