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楽水庵ブログ 楽水庵の顎関節症ブログ 6ページ目

舌骨の動きの悪い、嚥下(唾を呑み込む)しにくい方へのアプローチ

こんにちは、アゴの施術を得意としている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

最近顎の不調でお見えになられている方で多い症状があります。
もちろん頬骨付近の痛みもなのですが、首の前面にある「舌骨」の動きが非常に悪く嚥下(唾の呑み込み)がしにくい、という症状です。

舌骨は名の通り骨なのですが、肩甲骨や膝関節と同様に「筋肉の海」に浮かんでいます。
肩甲骨・膝関節とくればピーンと来られる方もおられるでしょう。

そうです、いろんな筋肉が絡み合って症状を改善するのに苦労する箇所です。
正しく舌骨もそうなのです。
舌骨が詰まれば首全体のバランスが狂います。

自分には「舌骨が詰まるから首のバランスが狂うのか、首のバランスが狂っているから舌骨が詰まるのか」は判りません。
どちらかというと、後者の方だと思います。

何故なら、舌骨が詰まっている人には共通点があります。
それはアナトミートレインの「深前線」という、インナーマッスルに問題があるからです。
内転筋・回旋筋・内腹斜筋・大円筋等の身体の奥の筋肉の機能が低下しています。

単に首が張っていて、外側翼突筋や内側翼突筋・咬筋の状態が良くないだけなら直ぐに良くなられる可能性が高いですが、舌骨の動きの悪い方は結構時間が掛かります。

どうすれば舌骨の動きが滑らかになり、またその状態をキープできるか。
現在試行錯誤中ですが、既に良い結果も出てきています。
舌骨の動きが悪い方にも早く良くなっていただく為にもっと研鑚を重ねていきます。

画像は舌骨に対するテーピング。
これ1枚でも嚥下はしやすくなります。
ただ、簡単そうに見えるテーピングですが、皮膚がかなり伸びる個所なので遊びをしっかり取らなければ「突っ張り感」が結構出ます。

zekkotutape.jpg


アゴの内側翼突筋による痛み

皆さん、こんにちは。
乙訓地区、京都府長岡京市で「口を開けると痛い」・「顎がカクカクする」等の顎の症状を改善する専門院 楽水庵です。

寒かったせいか、最近顎の問題で来られる方が増えました。
3年前から顎が動かし辛いと来られた20代男性の2回目の施術。
大学受験の時から首を鳴らす癖が付いたようで、その為に首の関節がゆるくなってしまっている。
顎は首の状態に凄く影響を受けます。

また、この方は左股関節も良くないので、首の状態は腰から来ている可能性が非常に高い。
ですから、腰も首も顎も同時進行でやっていかなければ本当の改善にはなりません。

さて、2回目に来られた際に、「左が口を開け切った時に痛いのですが、口内炎ですかね?」と言われた。
しかし、口内炎なら別に口を開けなくても常に痛みが出る筈。

多分、内側翼突筋の問題だろうなと推測。
外側翼突筋が口を開ける筋肉に対し、内側翼突筋は口を閉じる筋肉で咬筋と機能が似ている。

だから、外側翼突筋の問題だと口を開けかける時に痛み等が出るし、内側翼突筋なら開け切った時(口を閉じかける時)に痛みが出る。
筋肉の状態が良くない時には収縮できないのです。

実際施術をしてみると、想像通り内側翼突筋に筋状に固い部分があった。
それをほぐすと非常に楽になられた。

左は外側翼突筋もまだ固いので、先ほども書いたように顎・首・腰、要するに全身のコンディショニングで更なる改善を目指します。

一発で治ったか・・・すっぽかされました(笑)

お元気ですか、京都 長岡京 楽水庵です。顎の施術を得意としております。

日々顎の痛みでお越しになる方に、少しでも楽になっていただく為に施術に磨きをかけております。

お蔭で一昨年ぐらいまでは、全く術後に変化の感じられない方が少しおられましたが、この頃ではそういう事はなくなりました。

ただ、人によっては痛みが完全に取れる・口が大きく開く、ようになるのに時間が掛かる事があります。

個人的な印象では、やはり若い人の方が回復が早いですね。

そんな訳で。

2週間ほど前に顎が痛いと母親と一緒に来院した中学生。

年末年始にスマホやゲームをやり過ぎて首を傷めたのが原因と判断。

首と顎の靭帯にテーピングと、首のリリース、頭蓋骨をほぐし顎の施術をしました。

かなり痛がっていましたが、「何か良くなる気がする」と言ったので次回の予約。

そうすると、母親から「インフルエンザに罹りました」と電話があったので、1週間先延ばし。

当日約束の時間に待っていたら、母親から「帰ってきません。本人治った気でいるのですが、それでよろしいんでしょうか?」との電話。

そんなの私に判る訳ないでしょう、2週間診てないんですから。

残念ながら約束を一方的に破られたのですから、「もし痛くなったらどこか他を探してください」と返答しました。

青臭いかも知れませんが、約束を平気で破る方に全身全霊を込めて施術する気にはなりません。
まあ、こんな事をブログで書く事自体青いのですが。

ただ、それを別にしても、やはり若い子は回復が早いですわ(笑)


やはり就寝中の喰いしばり癖があるので・・・

京都乙訓地区の長岡京市で、顎関節症等のアゴの施術をしている楽水庵です。

昨年秋から通われている40代の女性。
腰や首、それに顎の症状でお越しになっておられる。

かなり状態は良くなってきて、3ヶ月ほど休職されていたのだが今年から復職された。

もちろん顎も良くなってきておられているのだが、どうしても就寝中の「喰いしばり」癖が抜けない。
だから、顎に靭帯が弛むとか口が開きにくい・痛いとかの症状は治まっているが、顎関節の所にある外側翼突筋の筋肉、それも左が放っておくと固くなるので、来院された際は顎の施術をリクエストされる。

顎への直接手技は5工程ほどあるのだが、状況からすると外側翼突筋へのアプローチだけで良いのかも知れない。

喰いしばり癖がなくなればよいのだが・・・
食生活の関係から「夜間低血糖症」になっている可能性があるので、アドバイスしたとおりに夜のコーヒーや甘いものは控えてもらっているのだが・・・

まあ、少し気長に様子を見てましょう。

50歳の女性、耳鳴りと顎の関連

50歳になられたばかりの女性。
2月の京都マラソンを走るのに際し腰の不安等があるので通われている。

どうも以前から左の耳鳴りが強いらしい。
首をほぐしたり、足にある反射区を刺激したりしても変化なし。

そしてもう一つ可能性があった。
それは「顎」。

前回の時にそれを感じていたので、今回来られた時に口開けのチェックをしてもらう。
やはり左側の開くタイミングが若干遅れている。
外側翼突筋が固くなっていると思われる。
顎関節の外側翼突筋の辺りを上から触ってみても、やはり右より固くなっている。

まあ、施術のついでなので試しにやってみましょうと直接手技をやってみる。

結果は、耳鳴りは変わりませんでした(泣)

ただ、軽い顎関節症であったのは確かで、特に外側翼突筋をほぐしている際には、右は「痛気持ちいい」だったのに左は「気持ち悪い痛さ」だったと言われた。
「気持ち悪い痛さ」という事は、かなり状態が良くない証拠。

それでも口の開き自体にはそう問題はないし、自覚症状もないので来院された折に後何回かさせてもらえば大丈夫でしょう。

耳鳴りも良くなってくれたら良いのだが、どうも別の原因かも?



年末年始にスマホ・ゲームのやり過ぎで・・・顎が痛い

先日夕方にチャイムが鳴り、表に出たら「お休みですか?」
「完全予約制です」と言うと、ご近所の方らしく息子さんが顎が痛くて口が開かない、と。

次の方まで少し時間があるので診させてもらう事に。
中学3年の受験生なのだが、年明けから顎がカクカクしだし10日ほど前から口が開きにくい、顎が痛いという状況になってきたそう。

年末年始塾も休みだったので、いつもよりスマホやゲームをやり過ぎたのだろうと聞くと正にその通り。
変な姿勢で長時間スマホやゲームをやっていると首の筋肉を傷めやすい。
特に頸椎1番に近い筋肉を傷めると顎の靭帯が引っ張られ弛んでしまう。
顎がカクカクするのは、ほとんどが側頭骨と下顎骨を繋ぐ靭帯が弛んでしまう為。
そして、その次に顎の付近にある外側翼突筋等が拘縮してしまう。
これが、顎の痛い原因の主たる原因。

この中学生も中斜角筋や後斜角筋、それに上僧帽筋を傷めていた。
ただ、筋肉自体は野球をやっているせいもあり非常に弾力姓のある良い筋肉だったので、テーピングをしてリリース。
顎の靭帯も弛みをロックさせるテーピング。
それだけで状態はかなり改善。

そして、顎の筋肉を直接弛める手技。
かなり痛がっていたが、終わった後「もうやめとくか?」と尋ねたら「何か良いので続けます」との返事。

先ほども書いたが、良い筋肉をしているので後1~2回で顎の症状はすっかり良くなるだろう。
もちろん、スマホやゲームをやり過ぎたらその限りではないが、受験前なのでそんな事はないでしょう(笑)


側頭骨下顎骨靭帯テープ発見か?!

先日20代の女性が顎がカクカクすると来られた。

他にも様々なトラブルを抱えておられるのだが、顎に関しては左側頭骨下顎骨靭帯の弛みが非常に大きかった。

とりあえず顎関節上にπテープを貼って症状を緩和。

ただ、側頭骨下顎骨靭帯上ではないので大きな効果は期待できない。


そうすると、たまたま翌日に側頭骨下顎骨靭帯が弛んでいる方がお二人来られたので、靭帯テープを試してみる。

案外簡単に見つかりました。
貼るとかなり口も開くしカクカクもしなくなる。

ただ、生え際なのでしっかりテープが乗らないのが玉に傷。
マメに貼り替えてもらう必要があるだろう。

先の女性も次回来られた際には貼らしていただこう。

パンチを受けて顎が痛い・・・

ボクシングをしている若い男性。

1週間前にフェイスガードの上から顎にパンチを受け、翌日から口を開ける右顎が痛いとの事。

顎関節内の腱板が変形していたら自分では手に負えないなと感じていたが、調べてみると顎自体のダメージではなく首の問題だった。

後斜角筋と中斜角筋を弛めると、それだけでかなり楽になった模様。

やはりパンチを顔面に受けると、顔面だけではなく頭部を支えている首にダメージが来るようだ。

夜中の喰いしばりを軽減するには・・・

坐骨神経痛・頭痛・顎関節症・眩暈等、本当に大変な状態で来られた40代女性。

少しずつ解決していくしかないが、幸い眩暈の方は良くなってきた。
最初の頃は運転するのが怖いので送ってもらっていたが、今では自分で運転されてきている。

ただ、どうしても夜中に喰いしばる癖があり、それが原因で首の張りや頭痛を起こしている。

もうすぐ口腔外科に行きマウスピース等の処置をしてもらう予定らしいが、咬筋の拘縮がきついので寝ている間に咬筋にテーピングするのをアドバイスした。

前回来られた際にも咬筋テープを貼ると直ぐに楽になられたので、貼って寝るとかなり違いがあると思われる。

さすがに貼った状態で外には出られないだろうが・・・

急な顎の痛み、急性期の可能性もあるので様子見

30代の男性。
以前から時々顎が痛くなる事があったそうだが、昨夜焼肉を食べた後に猛烈な右顎の痛みが出て、全く眠れなかったとの事。

昨日の今日の事で、急性期の可能性が大きいので顎への直接アプローチを本日行うのは賢明でないと判断、全身の調整だけにとどめ患部にはπテープだけ貼付した。

それだけでもかなり痛みが軽減してスッキリされて帰られた。
次回来られた時は、直接アプローチをする予定。
更に楽になっていただけると思う。

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