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楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2014年2月

やはり4週間はきついか・・・

肩や首の張りが強く、胸郭出口症候群・肩頚腕症候群の気もある32歳の女性。

昨年までは2週間おきに来てもらっていたが、年明けから3週間毎にしていた。
先週が3週目だったが、仕事が忙しく1週延びてしまった。

そうすると、やはり数日前から頭痛が起きていたらしい。
施術で解消したが、胸鎖乳突筋・側頭筋・肩甲挙筋等の張りがかなり強かった。

3週間おきに来てもらう方が無難ですね。

頭痛がひどく、最近では動悸も

今日お見えになった40代の女性。

7-8年前から頭痛がひどく、最近では動悸も出てきて心臓が悪いのではと家族に言われているそうだ。

頭痛に関しては、肩甲下筋・中斜角筋の張りが強かったのはもちろん、胸鎖乳突筋・側頭筋の張りがかなりあった。
眩暈も時々起っていたらしい。

そして、動悸の原因だが、どうも右菱形筋の機能低下の可能性が高い。
菱形筋の内を大動脈が走っているので、筋肉の不具合がそれを圧迫していたと思われる。

胸鎖乳突筋・側頭筋・菱形筋と、動脈の上に載っている筋肉の機能が低下している為に非常にしんどかったと思います。

側頭筋のリリースで冠状縫合も(^_^.)

冠状縫合についてのwikipedia の項目です。

まあ、簡単に言えば「デコッパチ」の部分ですね(笑)
よく怒ると血管が浮きやすいところで、非常に張りが強いところです。
片頭痛などではこの箇所がズキズキする事があります。

以前に側頭筋のプレス法を紹介しましたが、今ではそれに加え蝶形骨側の側頭筋の部分をプレスではなく、リリースを施しています。
最初は軽く、徐々に圧を加えていくのでかなり痛い思いをしていただきますが、そうすると冠状縫合も弛みます。

一石二鳥なので、少し我慢していた抱く必要がありますが、結果頭が凄く楽になります。




寒さで少し鬱症状が...

昨年秋から通っておられる30代の女性。
最近は2週間毎に来ていただいて、肩や首のこりもかなり軽減していたのだが・・・

この頃の寒さのせいか、鬱の症状がひどく(今回初めて抗鬱剤を服用されているのを聞いた)睡眠障害も起こされているとの事。
どうも寒い時期に起こりやすいと話されていた。
それと、甲状腺機能低下と薬の服用による胃と肝臓の機能低下。

鬱はこれで治るなどとは言わないが、別の40代でやはり抗鬱剤を服用されている方も通われていて、首や頭を良くほぐすと気分が楽になると言われていた事から、やはり頚部や頭部の血流を促進する必要はあると考えられる。

そこで、全身の調整、特に頚部・頭部を念入りに施術。
かなり張りがあり、故に脳への血行も阻害されていた可能性大。
睡眠障害を起こされていたから、段々心地よい眠気がやってきたようだ。
甲状腺機能を回復してもらう為に、舌骨調整もやった。
最後に内臓と肝臓のマニュピュレーション。

本当に体も気持ちも楽になっていただけた。
ただ、まだ寒さは続くので、念の為に1週間後に来ていただく事にした。
薬を服用するのをできるだけ控えたいと言われていたので、その方が良いと判断した。




自分の片頭痛にリリース

昨夜、遅い仕事を終えそれからパソコンで作業していて、床に就いたのが4時だった(-_-;)

そのせいか、今朝起きると久しぶりに偏頭痛。
自分で「加圧リリース」をやってみる。

前斜角筋・中斜角筋・上僧帽筋・肩甲挙筋等をやってみて、かなり楽になるが左側頭部の痛みが少し残っていた。
そこで側頭筋のリリースをすると、ほとんど頭痛が消える。

これらのリリースや「頭蓋仙骨療法」は本当に頭痛に効く。
頭痛の多くは、首や頭部の筋肉の不具合による結構不良がほとんど。
筋肉の状態を良くする事で、痛みが消える場合が多い。

そう言えば、今日来られた常連さんの女性も、「最近頭痛がしなくなった」と話されていた。
安易に薬に頼るのもどうだろうか。
まず、やれる事をやって、それで駄目なら服用しても良いが、最初から薬というのはあまり感心しない。

頭を小さくする美容整形?

「小顔」というのが流行で、頭蓋骨の縫合を締めれば頭が小さくなるという事で、そういう美容整形もあると聞きました。

それは非常に怖いと思います。

と言うのは、頭痛の原因の一つに頭蓋骨の縫合が締り過ぎている、というのがあるからです。
つまり、血流が非常に悪くなっているのです。

赤ちゃんの頭は縫合がゆるいのでグラグラしています。
赤ちゃんが「頭痛い」とは訴えないでしょうが、まず頭痛で泣いている事はないでしょう。
成長するに連れ、頭蓋骨の縫合は締っていき、それと伴に頭痛ともお付き合いしていかなければならなくなります。

だから、頭痛に対する施術は、頭蓋骨の縫合を弛めるようにするのです。
それを真逆の事をして果たして大丈夫なのでしょうか?
非常に心配です。
頭は小さくなったが、それからずっと頭痛に悩まされないでしょうか。

もし、そういう事を考えておられる方がおられるなら、一度よく考えられた方が良いと強く思います。
まあ、私のブログを読んでおられる方で、そんな事をしたいと思っておられる方はいないと思いますが…



上僧帽筋のリリースを進化させたら

上僧帽筋のエクササイズを以前紹介したが、あれにリリースを加えると本当に凄い効果が出る。

今のところ頚部背面のリリースでターゲットにしているのは上僧帽筋と肩甲挙筋だが、この2つのリリースを行うと本当に首ってこんなに柔らかいものだったんだな~と実感でき、頭がスッキリしだす。

もちろん、タグルボードでアジャストしてからやっているが、頭痛持ちの人には福音と言っても過言ではないだろう。

ただ、その効果を長く維持する為には、本人の普段からの心掛けが必要なのは間違いない。
施術だけで、いつまでも楽な状態を保てると思ったら、それは甘い。
面倒だが、それをやっていただけたらならロキソニン等のお世話になる回数はグッと減る。


頭痛対策エクササイズ、上僧帽筋のもう一つの方法

今日お見えになった方の頭痛の原因の一つが上僧帽筋だった。

その際に、上僧帽筋の「加圧リリース」の新しい方法を思い付き、やってみると今までよりも効果があった。
セルフでやるエクササイズでも効きますので、紹介します。

前に肩甲挙筋のエクササイズで、左側に頭を傾けた際に左肩を上げ頭と肩を付ける、と紹介しました。
上僧帽筋の場合は、それを顎を上げながらやるだけです。

これだけで、かなりの効果が出ます。
もちろん左右ともやってください。

頭痛対策エクササイズ、前斜角筋と中斜角筋

「加圧リリース」でやる方法は文章で説明しづらいので、圧を掛けずにする方法を説明します。
前斜角筋・中斜角筋共に、デスクワークをされる方等は特に張りやすいところです。
ここを弛めるとかなり頭痛も緩和されます。

この場合は「弛める」ことに意識を置かず、逆に「締める・収縮させる」ことに意識を置いて下さい。
前にも書きましたが、特に首は左右で「締める」「弛める」というコンビネーションで動いています。
このコンビネーションが悪いと、首が動きにくくなり、それが頭痛の原因にもなります。

やり方は非常に簡単ですが、イマジネーションがなければあまり効果も出ないような気がします。

顎を上げ、首を左右に回します。
左に回すと、右の前斜角筋が収縮し左の中斜角筋が収縮します。
逆に右に回すと、左の前斜角筋が収縮し、右の中斜角筋が収縮します。

お奨めは、一つの筋肉、前斜角筋だったらそれだけをイメージしてやる事です。
その方が意識が集中でき、効果が高いと思います。

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