長岡京市のテーピング整体・アゴ・首・スポーツ障害の専門院 楽水庵

酷い頭痛があって定期的に来られている30代の女性。

前回にも「かなり楽になった」と言っておられたが、今回は仕事がかなり忙しく（トリマーさん）肩・首が張ってきて頭痛が起こってきたとの事。

この方の場合、頭痛の主な原因は肩や首の筋肉の機能低下なので、それを リリースで整えてあげると頭痛は直ぐに治まった。

どうも、暖かくなるとトリマーさんは忙しくなるらしい。
次回までアドバイスしたエクササイズで乗り切ってほしい。

板状筋には、頭板状筋と頚板状筋の2つあり、名前の通り細長い筋肉で、頸椎1番から胸椎まで繋がっています。

この筋肉の具合が悪くなると、後頭部から頚部にかけて痛みが走ったりします。

テープを貼るのも有効ですが、首へのテーピングは見た目等問題があるので、できるだけリリースで対応しています。

前述の通り胸椎まで繋がっている筋肉なので、状態が良くなると肩甲骨の内側までスッキリします。

首や肩の症状で通院されている男性の奥さん（30代）。

それまでは、毎日ひどい頭痛に悩まされていたそうで、ご主人に勧められて通われるようになった。

今日で3回目。
最初の方は肩周りや首の筋肉の張りが非常に強かったが、段々改善されてきている。
ただ、肩甲下筋の方は相変わらず張りが強い。
仕事内容にもよるのだろう。

頭痛は1回目からほとんど消え、ご主人も来られる度に「楽になったと言ってます」と仰って下さる。
ただ、2日前に上の子の卒園式で、下の子が寝てしまったので式の間抱いていたら頭痛が起きたとの事。
それでも直ぐになくなり、前みたいな状態にはならなかったそうだ。

今は、どちらかというと腰の方に意識がいっている様子。
仙棘筋の機能低下（仕事の関係で前屈みが多い為）で、これは昨年自分がやってしまって酷い目に遭っているので(^_^;)、リリース等で筋機能アップを図ってあげたい。

「頭痛がひどく、最近では動悸も」で来られた方の3回目。

今までは薬に頼らなければいけない状態が続いていたが、この1週間で薬を飲んだのはたった1回だけ。
多少は頭痛があるが、首の後ろのしこりが1回目の施術でなくなり、かなり楽になっていると話してくださった。
残念ながら、動悸はたまにあるとの事。
う～ん、筋機能だけではないかも知れない。
以前に検査したら、右側の大きな動脈が1本なかったそうだから、それも関係しているのか？
まあ、どちらにしても良い方向にドンドン向かっている。

ただ、結構施術を痛がっておられるのも事実。まあ、これは人それぞれだから。
当院の場合、本当に良くなりたい方だけしか来られていないので、ある程度の痛みには耐えていただくようにしている。
それでも、その痛みと引き換えに直ぐにスッキリとし、ビフォー・アフターがハッキリと判るので、痛がりの方でも頑張ってきてくださる。
これで、効果がハッキリしなかったら誰も来ないだろう(笑)

何時も首の施術の際には、滑りを良くする為に下のローションを使っているが、女性曰く、この間ドラッグストアでこの匂いを嗅いだら、私とそして痛かった記憶が蘇ってしまったそうだ
まあ、自分の理屈は「傷めている処は痛い」というシンプルなものなので、痛くならないように日頃からケアしていただくようアドバイスはさせていただいているが・・・

どちらにしても、臭いものではなく良い香りで思い出していただいたので光栄です(笑)

頭痛持ちの方のほとんどが普段の姿勢で顎が上がっています。

ストレートネック気味なので、腰も後ろに引けた「出尻」状態の人が非常に多い。

もちろん股関節周りの筋機能を上げていく事も大切ですが、自分の普段の姿勢で顎が上がり気味になっていないかチェックする事は今すぐできます。

そして、少しだけ顎を引くように心掛ける。
顎を少し引くだけで、脊柱のラインがすんなりきれいに並ぶ事もあります。
引きすぎても駄目です。
引きすぎると背中が丸くなりがちです。

今スマホを良くする人などは、背中を丸くして首が前に下がりながら、なおかつ画面を見る為に顎が上がり気味になっている事が多いのです。

こうなると首の前も後ろも張りが強くなり、その為に血行不良から益々頭痛がひどくなります。

本当に普段の姿勢からコツコツ直していくのが、結局は一番の早道からも知れませんね。