月別 アーカイブ

HOME > 楽水庵ブログ > アーカイブ > スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2015年1月

楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2015年1月

寝違いの意外な原因

少し前に「聴覚過敏」になられた女性について書いたが、どうも寝違いを起こした事も関係あるようだ。

寝違いで一番傷める首の筋肉は「肩甲挙筋」、肩甲骨の内側から頸椎1番に繋がっている。
これの動きが悪くなると、耳の後ろにある「乳様突起」も後ろに引っ張られるので耳に影響を与える事も十分考えられる。

そして、寝違いを起こしたのが前回の施術の翌日。
楽になって帰ってもらった筈なのに意外だなと感じていたが、たまたま施術中に家の暖房費(寒い時は高く付きますね~)の話になって原因がハッキリした。

その前に施術の際にも、「最近起きたら腕を頭の上に放り出していた」みたいな事を言われていたが、どうも電気毛布の温度設定が髙過ぎるのだ。
足元を温めようと高めの温度にしていたら、上半身が暑くて腕を知らぬ間に放り出しているようだ。

その寝相になったのは電気毛布を使いだしてから?と確かめると、ビンゴ。

たまたま、放り出した腕が頭を抑えるような形になって寝違いを起こしたのだろう。

折角楽になって来ておられるのにお願いしますよ(^_^;)

聴覚過敏で「メイラックス」を処方され、全身倦怠感(^_^;)

腰や首の状態が悪化し、仕事を数ヶ月休まれていた女性。

11月から通院され、かなり状態が良くなられたので今年から電話オペレーターの仕事に復帰された。

だが、最近音が普段より大きく(喧しく)聴こえるようになり、耳鼻科に行くと機能的には問題なく、自律神経のバランスが悪い(交感神経優位)為に起こっているのではないかという事で「メイラックス」という薬を処方され服用した。

内服薬か座薬かは聞き忘れたが、耳鼻科の意思曰く「これは一番軽い薬だから大丈夫」という話だったのだが、服用した翌朝意識が朦朧とするほどの眠気に襲われ、自分で運転するのが危なそうなのでご主人に送迎してもらってきたほどだった。

それで、肝心の聴覚過敏はどうだったかというと、「変化なし」。
これでは全く「百害あって一利なし」だったのではないだろうか?

メイラックスは調べてみると、どうやら「抗鬱剤」の一種のよう(リンク参照)。
確かにこの手の薬では一番軽いのだろうが、少なくともこの方には合っていないだろう。

今週ある事情で寝違いをされたのも(別にブログで書く予定)、聴覚過敏を起こした原因の一つではないかと推測している。
首の筋肉をテーピングやリリースで弛め、足趾にある耳の反射区を刺激したら知覚過敏の症状はかなり治まった。

やはり安易に薬を処方されるのは考えものだと実感した。


「最近頭痛がしなくなった」

先月から通われている30代男性。お仕事はシステム開発。

肩や首のコリが強く、強い頭痛に悩まされている事からお越しになった。

今日3回目の施術。
最初に説明していたが、デスクワーク、特にパソコン仕事の方はやりだしたら区切りが付くまでやってしまいがちなので、どうしても肩や首に負担が掛かってしまいがち。
せめて1時間に1回は肩や首を動かしてほしいのだが、なかなかそうもいかない模様(^_^;)

頭痛を起こす首や肩のコリは、後頸部に繋がっている板状筋や上僧帽筋、また頸椎を守っている頭半棘筋の張りが原因の事が多い。

来られた時も、そこを丹念にほぐすように筋肉リリース、また最初の検査で「キツイな」と感じた時はπテープを貼っておく。

それで、段々と楽になって来られてきたようで「最近頭痛がしなくなった」と言って下さった。

しかし、来月1ヶ月のアメリカ出張があるとの事。
どうも向こうではハードスケジュールのようで心配です・・・

「悪夢を見る」「就寝中喰いしばりをしている」、これが原因か?

腰や顎の改善の為に通院されている40代女性。

11月に最初に来られた時は眩暈も強く、車で20分ぐらいの処にお住まいなのだが、運転中に眩暈が起きる心配があったのでご主人に送迎してもらっておられた。
とにかく、痺れや頭痛がひどいので家事も全くできなかった状態。

それが、段々と良くなってご自身で車を運転して来られるようになり、一時はご自身の母親も連れて来られていた。

顎の方も、顎自体は問題なくなってきているのだが、就寝中喰いしばりが強く、引いてはそれで顎の痛みや頭痛を起こしておられる。
もちろん、首も張ってくる。

喰いしばりの件はよく話されていて、それと同じく「よく殺されるような怖い夢を見る」とも話されていた。
以前に何か悪夢をよく見る人はどこかが悪い、といった医療番組を見ていたので、ネットで検索してみた。

すると、どうやら「夜間低血糖」という症状であるようだ。

詳しくは、このリンクをご覧いただけたらと思うが、この方に当て嵌まる項目が多い。
このリンクには載っていないが、「喰いしばり」も該当項目である。

どうやら、一番の問題は首の筋肉や顎の関節ではなく、食生活であったようだ。
夜コーヒーなどを飲む、甘いものを食べる等の習慣も良くない模様。
上った血糖値を下げる為にインシュリンが多量に分泌され、それで一時的に低血糖状態を起こしていると思われる。
低血糖になった場合は何か甘いものや炭水化物を摂らなければ血糖値は回復しないが、寝ている為にできない。
寝ていたらそういう低血糖も回復すると勘違いするのだが、実はそうではない模様。

本当に糖尿病の症状が出て夜間低血糖が出るような方の場合は、就寝前に甘いものや炭水化物を摂った方が良いと書かれている事もあるが、この方の場合は控えた方が良いでしょう。

そういう生活習慣の為に、「悪夢を見る」・「就寝中喰いしばりが出る」・「スッキリ眠れず日中ずっと眠い」みたいな症状が出るようです。

実は他人事ではなく、自分も少しその気がありました。
長岡京市に移ってきて、向かいがローソンという事もあり、夜口が寂しくなるとお菓子とか買いに行って食べてました。
そのせいで、最近寝つきが悪かったようです。

それを知ってから、食生活を変えてきています。
夜は炭水化物を減らす、という事でご飯を半合に抑え、おかずも卵や鯖の焼いたものと野菜、という朝食のようなものにしています。

まだやり出したところですが、寝つきが良くなりました。
しばらく続けてみようと思っています。

それと、やはり歩く事ですね。
最近少しサボり気味なので、もっと歩く距離を増やしていかなければ(^_^;)

1

« スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2014年12月 | メインページ | アーカイブ | スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ: 2015年2月 »

このページのトップへ