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楽水庵ブログ スッキリしましょう!!京都 楽水庵の頭痛ブログ 7ページ目

頭痛対策エクササイズ、肩甲挙筋

肩甲骨を引き上げる肩甲挙筋(けんこうきょきん)は第1頚椎に繋がっているので、この筋肉の機能低下も頭痛の原因の一つです。
しっかりエクササイズしてみましょう。
筋肉リリースの方法を紹介します。

左側から。
まず後頭部の生え際から少し下を左手の指3本の指腹で押さえ、左肩を上げ頭も肩の方に傾けていきます。
そして、次に右肩を上げ先ほどと同じように頭を肩の方に傾けます。
ちょうどシーソーのような動きをする訳です。

指の圧は深く入れていくよりも、動きが良くなっていくに連れて下の方に寄せていく強さを上げていく方が良いでしょう。
左肩を上げて頭を傾けている時に強さを少しずつ上げていってください。

これも左右共にやって見ましょう。

胸鎖乳突筋のエクササイズ

前回に胸鎖乳突筋の機能低下によって前頭部に痛みが出るケースを紹介しましたので、今回はこれのエクササイズを紹介します。

左で説明しましょう。
耳の後ろに「乳様突起」と呼ばれる大きな突起があります。
この突起の下に指を添えます。

注意ですが、この胸鎖乳突筋の内部には頚動脈が走っているので、あまりグッと押すような事はせず、指4本の腹で軽く添える感じで押さえてください。

そして、首の上下の角度はニュートラル、詰まり正面をまっすぐ見据えた感じでまず右へ大きく回します。
次に左に大きく回し、繰り返します。
段々と動きが良くなって来たら、上下で抵抗のある方向(ほとんどに人は下)に圧を少しずつ加えながら左右に回します。

左右どちらの胸鎖乳突筋もやってください。

かなり前頭部がスッキリする筈です。


額の痛み、首の筋肉が原因

顎関節症で通院されている30代の女性。
最初は口がほとんど開かない状態だったが、今では左顎が時々カクカクする程度まで良くなっている。
腰から肩・首・頭と全体的に施術しているので、かなり悩みも解決されつつある。

今日お見えになった際に、「額のところが痛い」と言われる。
聞けばかなり前から痛かったらしいが、問題の多い方は一度に全部を言われる事は滅多にない。
優先順位の高いところを先ず言われ、そこが楽になってくれば次のところ、というパターンが多い。
痛い箇所は左の額、目の真ん中のちょうど上辺り。
トリガーポイントで調べてみると、どうも首の胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)が原因のよう。
左胸鎖乳突筋の筋肉テストをすると、全く抵抗できない。

そこで、左胸鎖乳突筋の筋肉リリースをすると共に、右の胸鎖乳突筋も更に状態が良くなれば、もっと楽になるので施術する。

結果は良好、ほとんど痛みが消えました。

ちなみに胸鎖乳突筋の状態が良くないと、めまいの原因にもなります。
一番簡単なチェック方法は、左右に首を回してみて回しにくい方があれば、その反対側の胸鎖乳突筋の機能低下が疑われます。
というのも、胸鎖乳突筋は反対側に首を回す機能があるからです。

眼の周りとかが痛い時、一度チェックしてみて下さい。

やはり頭を最後にすると効果覿面!(^^)!

今日来られた女性。
今までの、頭を最初に方にほぐす順序でやっていくとかなり痛がられていた。

それが、最近の腰を中心とした下半身の施術、そして首や肩中心の上半身の施術の後に頭をすると、張りも今までより少なく、「気持ち良い」感覚になっていた。

勿論、必要なら痛くてもある程度我慢してもらうが、必要以上に痛みを与えるのは申し訳ない。

という訳で、結構良い感触で施術を終える事ができました。

頭痛対策エクササイズ、左右ともやりましょう

第1回で上僧帽筋の「筋肉リリース」を用いたエクササイズを紹介しました。

如何でしょうか、試していただけましたか?

そして、大事な事は痛いのが左側として、左側だけやれば良いのかと言えばそうではない、という事を覚えていただきたいのです。

動かし方にもよりますが、左右についている同じ筋肉は協調して動く事が多いのです。
例えば、前回で説明したスタートポジション、首をやや反らし左側に首を回すと、ターゲットである「上僧帽筋」は収縮し、の「上僧帽筋」は弛みます。
この「収縮と弛緩」のコンビネーションが上手くいって、初めて筋肉はスムーズに動いてくれます。
片側をやるだけでは、やはり期待できる効果が限定されてしまいます。

できるだけ両方ともやってください。

首の詰まりをとると頭もスッキリ、タグルボード

「痺れブログ」でも紹介した、タグルボードというカイロプラクティック用のツールです。

これは関節の位置を正すのに使うものですが、、頸椎の詰まりにこれを用いると状態が改善します。

内科的や脳内部が原因でない限り、頭痛持ちの方のほとんどに頚部の詰まりがあります。

首が詰まっていると、頭部の筋肉を引っ張り頭痛を引き起こす、また頚部の詰りにより頭部への血行が阻害されそれが頭痛を引き起こしたりします。

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自分でやってみましょう!頭痛対策エクササイズその1

当サイトの「頭痛、首こりや手のしびれ」でも説明しているように、頭痛の主な原因は頭蓋骨や首・肩の血行不良です。
特に頭蓋骨と繋がっている首や肩の筋肉の状態が悪いと頭痛になりやすいですね。

勿論、頭蓋骨の筋肉をいきなりほぐすような施術をしても直ぐに効果が出る方もおられますが、症状が強い方は一時楽になられても一番の原因が首や肩(ひいては腰)なので、その根本原因が解決しない限りしばらくするとまた頭痛が出てきます。

と、講釈ばかり書いていても何なので、しばらくこのブログでは現在私が施術で使っている「筋肉リリース」で、ご自身でやれるエクササイズを紹介させていただこうと思っています。

1回目は、「上僧帽筋」に対するエクササイズ。
上僧帽筋は後頭部から肩峰(けんぽう、肩の付け根)に繋がっています。
この筋肉の状態が良くないと、後頭部が重くなったりしますね。

左側のやり方で説明しましょう。
まず左の後頭部髪の生え際にある後頭骨付近を親指で触って張りのある場所を軽く押さえます。
次に首を軽く反らせ、左に回しゆっくり右に回していきます。首は軽く反らしたままです。
右に回していくとかなり痛いかも知れません。
痛いところでまた左に回し、スタートの戻ったらまた右に、を繰り返します。
親指の圧ですが、最初は軽い目にして、押さえている箇所がほぐれてきたら左に戻った時に加えていきます。

これだけでもかなり後頭部がスッキリしますよ。
理由などは後々説明していきます。
騙されたと思って、一度試してみてください。

頭の筋肉をほぐしてみて

「顎関節ブログ」でも書いておりますが、今までどちらかというと施術の順番を、まず鎖骨下リンパを流して次に「頭蓋仙骨療法」で頭の筋肉を弛める、という順番でやっておりました。
頭痛のひどい方は、とりあえず先に楽になってもらおうと考えていたからです。

しかし、この手順では頭の筋肉の張り、特に後頭部・頭頂部・側頭部の張りが思ったほど改善しない方もおられました。
何故かというと、首等の筋肉がほぐれていないからです。

人間の体(他の動物でもそうでしょうが)は「浅筋膜」という、一種の「ボディスーツ」で覆われています。
よく「痛みが移動する」という表現をされる事がありますが、これは浅筋膜の流れに沿って痛みが出現する箇所がいくつかあるからです。
そして、大事なのは、首には頚椎があり、その頚椎は脊柱の一部分であり仙骨(本当は尾骨ですが)で繋がっているという事です。

この事実を鑑みて、最近では顎関節の施術等で頭をほぐす場合は、首や肩から始めるのではなく、まず腰を含めた下半身の施術をしてそれから首や肩の施術、そして頭に行くようにしています。
こうすると、本当に今までよりも頭の筋肉が柔らかくなり、今まで施術していて結構な痛みを感じておられた方も、「イタ気持ち良い」程度の感覚になっておられます。

施術というのも、その時々の考え方によって変化していきますが、現時点ではこの流れでやっていく方が一番効果が出ると確信しております。





頭痛ブログも開始しました!!

これまで頭痛改善を謳い文句にしていた割には「頭痛ブログ」を展開していませんでしたsad

ホームページ上にもある程度の説明はさせていただいておりますが、このブログでは更に臨床で体験した事等をアップデートしていきたいと思っております。

よろしくお願いします。

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