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楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2015年9月

九州から、ご子息の鼻炎についての相談

京都府長岡京市でキネシオテーピング協会認定治療院を開いている楽水庵です。

九州の女性からご子息の鼻炎対策についてご相談を受けました。
自分が良くやる鼻炎対策テープは足趾に貼るので、足の写真を送っていただきました。

開帳足かどうかを判断できる写真がなかったので、また再度送っていただくようお願いしておきました。

この写真で判断できるのは、小趾に3・4趾も外に傾いています。
その為に足趾の腹がしっかり着地できていない可能性が高いのです。

murata_son_foot1.jpg







鼻(副鼻腔)の反射区は足趾腹の先にありますが、特に足のアーチの良くない・足趾が傾いている方は足趾腹がしっかり着地できない為に十分刺激されていません。

ここをキネシオテーピングで矯正できれば、鼻炎もかなり軽減できる可能性が高いと思われます。

横アーチの写真も受け取った時点で更に判断してみたいと考えております。

楽水庵

この足趾では・・・(^_^;)

こんにちは、アスリートのスポーツ障害やコンディショニングのサポートをさせていただいている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

数日後に国体に参加する高校生が腰痛で来院しました。
腰痛の直接原因は広背筋や腹筋等なのでしたが、遠因として下の写真のような足趾があると思われます。

shiramizu_20150924.jpg











横アーチがないどころか逆アーチになっています。
2-4趾の先が完全に浮いてしまい、小趾などは普段から着地できているようには見えません。
その為に足趾で踏ん張る事が困難になっていて、足元が定まりません。

故に、上が不安定になるので無意識にバランスをとろうとしてしまうので、どんどんバランスが崩れていくのです。
小さい頃に小さな靴を履き続けた事も関係あるのでしょうか。

全身のチェックをして、直接の腰痛の原因を取り除き、その上で足元の矯正テーピングをしておきました。

国体には私もキネシオテーピング協会の一員として参加しますので、現地で時間がある時に自分で貼れるようアドバイスしたいと思っております。

楽水庵

下半身の調整前に前鋸筋のチェック、「左肋骨が浮いている」場合は尚更

京都府長岡京市でスポーツ障害を中心にやっている、スポーツ整体院 楽水庵です。

私は、全身をチェックする場合に先ず上半身を診ます。
頸椎周りに異常がある場合、それは腰椎にも影響している場合が多いのです(もちろん逆もあり)。

それ以上に大事なのが、体幹の「前鋸筋」と呼ばれる肋骨横に付いている筋肉です。
大抵の人が左前鋸筋の機能が低下しています。
利き手は関係ありません。
「何故?」と訊かれると、(私の想像ですが)胃との関係があるのではないかと思っています。

胃の右横には肝臓がありますが、肝臓は大きさは変化しません。
それに比べて胃は空腹時と満腹時にはかなり大きさが異なります。
空腹時には(健常者でも多少)下垂していますが、満腹時には上ってきます。
その際に横隔膜や肋骨を圧迫して、結果前鋸筋が詰まってしまうのでは、と勝手に解釈しています。

そういう場合、左肋骨の下部が右に比べて浮いている事が結構あります。
また、ウエストのくびれの位置が右に比べて高いという特徴も見られます。
これらは、横隔膜が押し上げられた結果と考えられます。

横隔膜が押し上げられたままだと、そこから下の筋肉が全て伸ばされてしまいます。
その為に筋機能が低下してしまいます。

これでは、より正確に全身の機能をチェックする事はできません。
大抵の方は左前鋸筋が機能低下しているので、そのままだと左下半身が右に比べて弱い、という結果になってしまうからです。

その為にも、まず上半身からのチェックが大事だと思っています。

なお前鋸筋ですが、右が弱い場合はお酒の飲み過ぎ等による肝機能低下の可能性も考えられます。
ご注意を。

楽水庵






「下腿部の浮腫みが取れたら、靴がブカブカになった」

こんにちは、京都府長岡京市でスポーツ障害を中心とした施術を行っている、スポーツ整体院 楽水庵です。

以前のブログ(リンク参照)で、膝窩筋の機能低下により左下腿部の浮腫みがあった男性を取り上げました。
アフターの画像を撮り忘れ、中途半端な報告になってしまいました。

その男性が今週も来られて、開口一番に言われたのが、「前回からの帰り左の靴がブカブカになりました」。

ふくらはぎとかの下腿部の浮腫みが軽減するとは確信していましたが、まさか足関節から先も小さくなるとは思っていませんでした。
しかし、考えれば膝から下のリンパの流れが阻害されていたのですから、当然と言えば当然なのかも知れません。

それにしても、少し意外な結果でした。
足部が以前よりも肥大していると思われている方も、こういう処を改善すればスッとした足になるかも。

楽水庵

胸椎12番の痛み、多裂筋かそれとも・・・

こんにちは、皆さんのお身体のコンディショニングをさせていただいている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

ヘルニア等の症状があり通っていただいている30代の女性。
今回リンダーテストという仰向けで上半身を起こすテストをすると、かなり陽性で胸椎12番の処に引っ掛かりがありました。

多くのケースで胸椎12番に引っ掛かりがある場合は、多裂筋という脊柱周りにあるインナーマッスルに問題があります。
今回もそうなのかと思っていましたが、少し様子が違っていました。

多裂筋よりも表層にある脊柱起立筋に問題があったのでテーピング。
そして、腹部を調べると幽門(胃の出口、十二指腸と繋がっている)のところが非常に硬くなっている。
噴門(胃の入口)も少し硬くなっていました。

そこで、胃の筋膜の動きを良くするテーピング。
胃とかの内臓も当然ですが、筋肉で構成されていて、その外側は筋膜で覆われています。
その筋膜の動きを良くするだけで、臓器自体の働きが正常化する事も多いのです。

結果は、良好。
胃の辺りもスッキリした模様で、リンダーテストをしても陰性になりました。

どこか状態が悪い時は、そのちょうど反対側、膝の内側が痛いなら外側を、腰なら腹部を、痛いと思っている個所と一緒にチェックすると本当の問題が見えてくる事も多いのです。

楽水庵

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