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楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ: 2016年6月

足元の冷えでいろいろ試してみたが・・・

kinesio ≒ pain buster & performance upper 京都府長岡京市の楽水庵です。

足元の冷えが強烈な30代女性が通われています。
再発した坐骨神経痛で来られているので、直接の目的ではないのですが何とかならないかと試行錯誤しました。

足元に冷えでも本当様々な原因があり、本当に苦労しました(^_^;)

まず、仙骨からの冷えではないかと疑いS3神経に、それでも改善しないので昨年のキネシオテーピング国際シンポジウムで会長が発表していた内踝をターゲットにして貼っていくEDFテープ、三陰交への刺激、足底筋膜テープ・・・etc、といろいろ試してみましたが全て不発(T_T)

坐骨神経痛の方はかなり良くなり、もうズキズキした痛み等は出なくなったのですが、足元の冷え自体は改善できていませんでした。

そして、これが最後と踵骨へのスリットテープを貼ってみた処、これが幸いな事に当たりだったようで、いつもは施術している間に足元の冷えを感じられるのがこのテープで感じなかったそうです。

本当にホッとしました。
この方の場合は、踵骨上の皮膚の動きが良くない為に冷えが起こっていたと思われます。
それと伴に、足元に冷えって様々な原因で起こっているのだなと再認識しました。


楽水庵




左利きの場合、どういう具合に・・・

京都府長岡京市の kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

以前右利きの場合は右の肩甲上腕靭帯を傷めやすく、左利きの人でも後ろにある物を振り返って左手で掴む人はやはり左の肩甲上腕靭帯を傷めやすいと書きました(リンク参照)

ただ、左利きので右利きの人同様に全てを左でこなすという方はほとんどおられません。
やはり(特に日本では)右利きの人を中心に世の中は回っているので、左利きの方は何かしらの動作を右でされています。

例えば、広背筋なんかでも右利きの場合は右が弛緩し左が拘縮する傾向があります。
イメージしてくだされば判りますが、作業をする場合右肩が前に出ますね。
というか、包丁を使っている際に自然と身体の左側で切っていますね。
右側では力が入りにくいし手元が見辛いからです。
すると、自然と広背筋はオーバーストレッチされます。
この右の広背筋を調整する場合は、ですから『促通』という機能を活性化させる方向にテーピングします。

逆に左は右肩と反対に後ろへ引く事が多いので、拘縮というか過収縮される傾向があります。
この場合は『抑制』といって機能を抑える方向にテーピングします。

前方にある物を引き寄せる場合に左右どちらを使うか、
また普段どちらの手で細かい作業をするか、
という事まで考慮しなければいけません。


普段の動きでその人の浅筋膜の流れは決まります。
右利きの場合はだいたい決まっているのでこちらも迷わないのですが、左利きの方の場合は本当に一つ一つ確認してからでないと真の意味での改善は難しいでしょう。
いろんなパターンがあるので注意が必要です。

楽水庵


「整えて鍛える」事の重要性

kinesio ≒ pain buster & performance upper 楽水庵です。

自転車で右膝を打撲して痛みが引かないという事で来院された40代後半の男性。
パーソナルトレーナーの元でトレーニングもされているという事なので、膝だけでなく全身の調整もしました。

肩の靭帯等の調整をしていると、やはりトレーニング時左右のアンバランスを注意されているとの事。
ただ、いくら頑張ってもスッと出力できない状態なので、これは鍛えるだけでは解決できません。

本日2回目の施術。
お越しになる前にトレーニングをされてきたらしく、インストラクターに変化を認めたもらったそうです。
プレスなどをしていても、左右の出力が揃い非常にバランスが良くなって、かつ姿勢も良くなってこられました。
胸骨にテーピングしたのが効いていて、胸が拡がったのが凄く実感できると言っておられました。


このように「整えて鍛える」事により、トレーニングの効果が相乗して出てきます。
逆に整える事をせずに無理やりトレーニングしても、効果が出にくい上に故障も起こすリスクが高くなります。

ただ、膝に関してはまだ痛みがあるとの事。
1回目は打撲という面で診ていたのですが、2回目は右の股関節が外旋気味という事に着目して施術。
それが効いたようで、お帰りになる頃には痛みはほとんど消えていました。


楽水庵


仙腸関節の動きを下腿部や踵で調整

こんにちは、kinesio ≒ pain buster & performance upper 京都府長岡京市の楽水庵です。

顎関節症や坐骨神経痛等のトラブルに大きく関わってくるのが、腰の「仙腸関節」です。
ここの動きが悪いと、本当に様々な処へ影響が出ます。

その仙腸関節の動きを良くする為にはいろんな方法がありますが、要は股関節の外旋と内旋がスムーズになるように調整します。

それを今までは股関節の筋肉に直接アプローチしていました。
もちろん結果の出る方も大勢おられたのですが、本当に症状の重い方には刺激が強過ぎるきらいがありました。

そこで試行錯誤を重ね、最近では膝から下、下腿部(ふくらはぎ)や踵の浅筋膜の流れを整えて仙腸関節を調整するようにしています。
仙腸関節を動かしながら、それと筋膜的に繋がっていて引っ掛かりのある部位を探し、そこの浅筋膜を調整すると面白いように仙腸関節がほぐれていきます。
もちろん、股関節の問題がある筋肉等にテーピングや運動療法は行いながらですが。

何故、これにもっと早く気付かなかったのか悔やまれるぐらいです。
ひらめ筋と仙腸関節の筋膜の繋がり、それに坐骨神経痛と後脛骨筋の関連性等を知っていたのですから尚更です。

このやり方にしてからは、私も楽ですし、受けられる方も以前よりずっと負担が減っているようです。
ただ、浅筋膜の調整、つまり筋膜リリースは結構痛い事もあります、ただ一時だけです。

とっても、まだまだ改善の余地はあると思います。
もっと良い方法をこれからも見つけていきたいと思います。


楽水庵



足趾の形が悪いので、下腿部の筋肉が未発達

京都府長岡京市の、kinesio ≒ pain buster & preformance upper 楽水庵です。

先だって「第1回西日本選手権」へサポートに行った際(リンク参照)の事です。
以前からその大学の監督に腰痛の学生を頼まれていたのですが、たまたま浜寺にサポートに行くので最初の施術は無料、彼は非常にラッキーでしたね(笑)

腰痛の原因等もおおよそ判明したのでかなり楽になったようなのですが、彼には足趾の形が悪いというハンディがありました。
私より背が高いぐらい良い体格をしているし、高校では野球でピッチャーもやっていたそうなのですが、何せ足のアーチが縦・横共にないので、これはかなりネガティブな要因です。

足元がしっかりしていないと、当たり前ですがちゃんと踏ん張れません。
そして、下腿部の筋肉はそのほとんどが足趾をしっかり使う事により発達します。
その彼は大腿部を含めしっかりした筋肉を持っているのですが、如何せん下腿部だけその足元が原因によりかなり筋肉の付きが良くありません。
陸上での競技もそうでしょうが、ボートでも出力先はストレッチャーとオールのハンドルしかないので、足元が弱いといくら他の部位の筋肉でパワーを出してもちゃんと出力されないのです。

これは非常にモッタイナイ話ですし、更に下腿部の浅筋膜の動きが悪いと仙腸関節にも影響を与え、ひいては腰痛の原因にもなります。

そういう訳で、彼には足元を整えるテーピングを行い、かつエアー縄跳び等のエクササイズで下腿部の筋肉を鍛えるようにアドバイスしました。
続けてくれるとパフォーマンスも上るし腰痛予防にもなるので、是非実行してもらいたいと思います。


楽水庵




長距離ドライブで右肋骨に違和感、座り癖も・・・

こんにちは、楽水庵です。

流石に車で会津往復(リンク参照)は結構きつかったですね。
特に復路は興味があったので、上越ジャンクションから長野道~中央道~名神というルートを選んだので往路よりも50㎞ほど距離が嵩みました。

そのせいもあったのでしょうか、復路を運転中右肋骨部に少し違和感が出てきました。
帰ってきてからもまだあったので、テーピングしました。
S3 と季肋部テープが効きました。

S3 はおそらくシートの座り癖から来ているのでしょう。
ここの神経は仙骨下部から出ているので、どうしても座り方によっては臀部の皮膚を圧迫し皮膚自体の動きが悪くなり、その奥を走っている神経の流れも阻害してしまいます。

季肋部に関しては、往路ではハンドルを持つ位置を上の方で保っていたのですが、復路は楽をしようと道が空いている時はハンドルの下の方を持っていました。
これにより、少し右季肋部の動きが悪くなったのでしょう。

本当にちょっとした事が影響を与えるものだと、身を持って感じました。

楽水庵

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