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楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ 21ページ目

ストレートネック・猫背の原因、小円筋

京都長岡京の、首や肩の施術を得意とするスポーツ整体院 楽水庵です。

デスクワークをされていて首や肩が辛い方達の特徴に「小円筋」の機能低下があります。
小円筋は肩関節を外旋する機能があり、肩関節が外旋すると肩甲骨が内に寄って胸椎のアーチが綺麗に保たれるのですが、その逆になってしまうと胸椎のアーチが乱れ猫背の原因になります。
また、胸椎のアーチが保たれないと当然の如く頸椎のアーチも崩れます。
「ストレートネック」もその一つです。

腰の具合からストレートネックになる事も当然ありますが、胸椎の不具合からの事も結構あります。

デスクワーク、特にパソコン仕事が多いと、とかく肩甲を外転させてしまいます。
そして、そのまま何も対策をしないままだとそれが常態化してしまいます。
小円筋だけの問題だけ済むのなら良いのですが、肩甲骨は舌骨や膝蓋骨と同様に筋肉の中に浮いている骨なので、一つの筋肉の不具合があるとそれが肩甲骨周りの全ての筋肉に飛び火する可能性が高いのです。

しかし、簡単なエクササイズで小円筋の機能は回復します。
肘を曲げて手首を内から外へ回外するのと一緒に上腕骨も外旋させます。
これを10回ほど手が空いた時にするだけで、かなりの改善が期待できます。

ストレートネックだからといって、首だけ調整して済むほど事は単純ではありません。
要はその大元の改善が先ず必要なのです。

また、自分がリリースをする際は同時に小円筋の外側にある「大円筋」もやります。
大円筋は、小円筋と逆の働きをします。
だからこそ同時にする事によって相乗効果が狙えるのです。
小円筋単体でリリースするよりも高い効果があります。

ぜひ、肩や首の張りが気になる方は一度上に書いたエクササイズをやってみて下さい。

syouenkin.jpg

テープを切ったり剥がしたりする時の癖が首に(^_^;)

こんにちは、楽水庵です。
京都府長岡京市で首を専門としてスポーツ整体院をやっております。

さて、私自身の事ですが最近ずっと左首、特に前斜角筋や中斜角筋を傷めていました。
ですのでπテープを貼り続けており、剥がすと直ぐに痛くなりまた貼付、の繰り返しでした。

もちろん、人には生活習慣(特にテレビを見る時の角度)等はうるさくアドバイスしているのですが(笑)、自分の事となるとさて、なんだっけ?という具合でした。

それがついこの間判りました。

結構最近テーピングする事が多く、右利きの自分はテープを貼ったり切ったりする時に左に構えるのが判りました。
右利きだとほとんどの方が左に構えると思います。
おそらく、そうすると手元が良く見えるからでしょう。
だから左利きの人は反対に右に構えるのでしょう。

そうして左に構えると頭は逆に倒しています。
私だけの癖かも知れませんが、これも多分バランスを取っているのでしょう。
だから、その時の首の傾け方で前斜角筋・中斜角筋が伸ばされて傷めるのでしょう。

それに気付いてからは、時々ワザとテープを切ったり剥がしたりする時に右に構えるようにしています。
そうすると首の左側が痛くならなくなりました。

もちろん、これをご覧の皆さんが私と同じぐらいテープを切ったり剥がしたりする事はないでしょう。
だから、これは特別なケースかも知れませんが、似たような動作をされる方で利き手の反対側の首を傷めている方がおられれば、一度作業している姿勢をチェックされる事をお勧めします。

日本ボート協会トレーナー部会のメンバーに選んでいただきました(*^。^*)

こんにちは、スポーツ障害をメインに扱っている京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

推薦していただいた方が良かったでしょう(笑)、昨年日本ボート協会が募集した医科学委員会のトレーナー部会の会員に選んでいただけたようで本日会員証が届きました。

本格的な活動は、5月に埼玉県戸田市で開催される全日本軽量級選手権からのようです。
3日間とも行くのは難しいですが、できるだけ参加しようと思っています。

自分のポリシーは、トップ選手よりもせっかくボート競技を選んでくれたのに様々な怪我で漕げなくなる(特に)学生達を一人でも減らしていく事です。
ハードトレーニングをしなければモチロン勝利はありませんが、ハードトレーニングできるコンディションにある選手達にそれを課すのは「百害あって一利なし」です。

自分の持ち味を少しでも活かしていく事ができればと願っております。

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胃下垂の調整、えっ!!

キネシオテーピングを用いコンディショニングを行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

肩や腰のトラブルで通っている大学でカヌー競技をしている男性ですが、ふと胃下垂でいくら食べても体重が増えないという悩みもありました。

そこで、胃の上の皮膚を調整してみようと手で誘導。

人の腹部の皮膚・浅筋膜は凡そ時計回りにすると楽になりますが、彼はそうすると食道の入口が詰まりました。

他の方はそうすると逆に食道の入口が開いて楽になったのですが・・・・・

それならばと、反時計回りにすると食道の詰りもなくなり、非常にスッキリしたようです。

考えたら反時計回りにした事で胃の位置が正常に戻ったのかも知れません。

意図したものと正反対になりましたが(^_^;) これで胃下垂が解消してくれれば「怪我の功名」でしょうか。

下の画像はそのテーピングですが、こう貼ると胃の上の皮膚・筋膜は反時計回りになります。

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「バネ指で、即手術を促された・・・」

お元気ですか、京都 長岡京でスポーツ障害を含む様々な痛みに立ち向かっている楽水庵です。

ご近所でピアノ教室をされている女性が左親指のバネ指でお越しになりました。
12月ぐらいから痛くなってきて、親指を曲げた時に「カクッ」とショックが出ます。

いよいよ辛くなってきたので、これも近所の病院の整形外科に行ったところ、レントゲンの結果は骨に異常なし、そこで医師に「バネ指だから手術されますか?早く決めて下さい」と言われたそうです。

最近の白内障手術のようにサッと手術してそのまま帰って日常生活に戻れるのならともかく、こういう腱の手術等は術後の長いリハビリが待っています。
その間ピアノはおろか日常生活もままならぬ状態になります。

昨年12月に会津若松で行ったセミナーでも、左のバネ指の手術をされた方が今回は右に症状が出て、「もうあの手術は受けたくない」と言われていました。
幸い少しテープを貼っただけで症状が改善され非常に感謝していただきました。

この会津の方は親指でなかったのも更に幸いでした。
人間の手の指は、親指が一番走っている筋肉も多く、他の指に比べ少し厄介です。

バネ指の原因は複合的です。
前腕の橈骨と尺骨の間にある骨間膜が固くなるのもその一つです。
また、そういう前腕の様々な筋肉の不具合もありますが、首の筋肉、主に前斜角筋・中斜角筋・後斜角筋といった筋肉の張りが強いと上肢の筋肉に影響を与え、症状を悪化させます。
この場合「卵が先か、鶏が先か」みたいな話になってしまいますが、腱鞘炎やバネ指になられた方で首の筋肉が全く大丈夫なケースはほとんどありません。

私自身筋肉リリース・筋膜リリースをよく施術しますので、最近でこそ症状は出ませんが一時は本当に親指を曲げるのが辛い時期がありました。
その時に骨間膜を柔らかくするテーピングをして首の筋肉を弛めると症状が楽になりました。
あまりにも辛いので、「もうリリースとかはしない方が良いのかな」と考えていた時期もあったのですが。

話をピアノ講師の女性に戻します。
病院で手術を促され、家に帰ってご主人に相談された処、ご主人と私がたまたまネット繋がりがあったので一度相談してみるように言われたそうです。

そういう経緯から来られましたが、1回目の施術で痛みがかなりなくなり、2回目で親指の不快な症状もほぼ出なくなりました。
かなり首の状態が良くなかったので、徹底的に首のリリースを行いました。
前腕には画像のようにテーピングしました。

首の状態がもっと改善されるにつれ、バネ指の症状は更に出なくなる筈です。

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「足が冷える・感覚がない」頸椎のヘルニア?また、その原因は?

こんにちは、京都府長岡京市で神経障害による痺れ等の施術を行っている、アゴ・首・スポーツ障害専門院 楽水庵です。

直近で2度ギックリ腰をされた女性。

前日にテーピングに来られたのだが、夜に「帰りの車の中で尾てい骨の辺りが痛くて堪らなくなりました」とのメール。

遅かったが連絡を取って来てもらう。
そうすると昼間とかなり様相が変わって、「右脚の感覚がなく冷たい」との事。

腰のチェックをしていると寒気もしてきたらしく、これは腰だけの問題ではないと判断。
首の6番右横突起の圧迫が見られたので、そこを指で浮かすと右脚の感覚が少し戻ってきたのでジェルフィッシュテープを貼付。

そうすると脚も温かくなった。

6番だけでなく5番も圧迫が見られたのでこちらにもテーピング。
ただ、5番はジェルフィッシュテープを貼るスペースがないので、Xテープ(ホール)というテクニックで対応。

頸椎のヘルニアかどうかまでは判らないが、神経障害が起こっていたのは確実。

しかし、あまりにも短時間でこんな変化は考えられないので、原因を考察し直す。
どうも車のポジションが合わないようで、1年少し前に今の車に替えてから腰の調子が悪くなったそうだ。

そしてもう一つ、「車に乗っていたら振動がドンドンしてきた」との言葉に違和感を持つ。
聞けば、数週間にスタンドの店員がスタッドレスタイヤにかなりの高圧でエアを入れ、それから振動が強くなり、ギックリ腰を起こしたのはその直後だったそうだ。

もちろんこの程度でも問題ない方も多数おられるだろうが、元々小柄で体力もそれほどない方が、合わないドライビングポジションに髙過ぎる空気圧によって起こる振動を受けながら運転するといろんな問題が出てくるの想像に難くない。

本当にちょっとした事でいろんなトラブルが起こります。

「肩甲骨がユニットで動ける」

皆さん、お疲れ様です!
京都の楽水庵です。長岡京市でスポーツ整体院をやっております。

先日アーチェリーの選手が来院されました。
私自身はアーチェリーをやった事がありませんでしたが、ご自身の練習中の動画を見せて下さったので助かりました。

お悩みは左肩の安定性。
試合では、1分間4発の割合で計72発発射しなければいけないとの事。
結構長時間肩が安定していないと的に上手く命中しないのは自明の理です。

右肩や肘も少し靭帯の弛みが見られました。
そして、左肩も3つほど肩の靭帯に弛みがあったのと、肩甲骨にある棘下筋等の筋低下がありました。

それを調整して何度もシャドーをしてもらうと、「今まで左肩を安定さそうとすると特定の筋肉に負担が掛かったが、今は肩甲骨が一つのユニットでスッと動ける」という感覚になられたようです。

これは、今肩等の故障で通院してもらっている立命館大学のカヌー部の選手もそういう表現をしてくれます。

各筋肉はユニットとして動けるのが一番です。
決して特定の筋肉を酷使して頑張るものではありません。
その動きに必要な筋肉同士が上手く協調すれば、リラックスして一つのユニットになり動けます。

ところが、どこか弱い筋肉があればユニットが構成されません。
ここの筋肉がバラバラに動かざるを得ない状態になってしまいます。

そして、どこか弱い筋肉が一つあれば、その動き自体が一番弱い筋肉のレベルになってしまいます。
悲しいかな、平均値は取ってくれないのです。

よくアスレチックトレーナーやスポーツトレーナーの方がよくユニットで動くトレーニングを紹介されていますが、特定の弱い筋肉があればそのユニットが成り立ちません。
本当にコンディションが良くない時は、大袈裟な表現ですが微分して個々の筋肉の状態をチェックする必要が出てきます。

そうすれば、ユニットで動けるようになりパフォーマンスも自然に上がっていきます。

案外多い、円回内筋が原因の手掌の痛み

長岡京市にある、京都府で唯一のキネシオテーピング協会認定治療院であるスポーツ整体院 楽水庵です。

この間、器械体操をやっている男子中学生の手掌の痛みの原因を見つけ出すのに苦労して、やっと円回内筋に辿り着いた事を書きました(リンク参照)。

その中学生は先日また来ましたが、すこぶる手の調子は良いようです。

前のブログでは、何故平行棒の時にだけ痛みが出るのかを手が小さいからだと推測していましたが、どうやらそれは間違っていました。
平行棒を持って体を支えた時に前腕を回外させるから、が正解のようです。
その為に円回内筋が伸ばされて痛みが出るのでしょう。

平行棒の間隔を狭くすれば回外の度合いも減少するのでしょうが、中学生曰く「そうすると演技がやり辛い」そうで、痛し痒しですね(^_^;)

まあ、原因が判明したので、その症状が出ないように平行棒をする前やした後に対策をすれば大丈夫でしょう。

このように、スポーツ障害を取り除くには、どういう動きをしてなったかをしっかり見極めなければいけません。

そして、前回のブログを読んだ肩のトラブルで通っている大学生(カヌー部)が、「ひょっとしたら自分の右親指もそれが原因かも?」と言ったので、確かめるとやはり円回内筋が原因でした。

カヌー(カヤック)は自分もしていたのでよく判りますが、右手首でパドルのシャフトを捻ります。
そうしないと左右のブレードが上手く水を掴めないからです。
それも回外方向に捻ります。
だから、右前腕だけ円回内筋が伸ばされてしまうのです。

また、スポーツではありませんがピアノの先生が左手のバネ指で来られた際にも、やはり同じく円回内筋の筋低下による圧痛がありました。
親指を軸に手首を回すような弾き方をされていたからでした。

正直今までそういう方があまり来られていなかったのか、それとも自分が見過ごしてきたのか不明ですが、立て続けにそういう方が来られたことにより自分の対応ができるようになった事は非常にありがたく思います。

静脈瘤をレーザー手術した後遺症

市民セミナーやテーピングサービスが立て続けにあったせいで、少し疲れ気味(・_・;)の京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

久しぶりに顎が痛くなって来られた30代男性。

顎の件もあるのだが、それよりもこちらがもっと深刻だと感じたのは右下腿部の問題。
昨年夏に静脈瘤で歩くとすぐに疲れるという事で、病院でレーザー手術(ストリッピング手術)を受けられた。
直後はどうもなかったようなのだが、寒くなってきて椅子に座ったり車を運転した姿勢をしばらく続けていたら、右足が膝を曲げた状態のまま固まってしまうという悩み。

写真左のように右下腿部内側にレーザー手術の穴が2か所あるが、これが縫工筋の停止部の直ぐ近く。
この穴が皮膚の動きを妨げ縫工筋の動きを阻害している模様。
それが寒い時期で筋肉が固まっていて縫工筋の機能が低下していたのも絡まって、余計に縫工筋の拘縮を起こしたと思われる。
また、右腰椎3番の神経障害もあったので、大臀筋・梨状筋・大腿直筋の働きも低下していたのも相乗効果を起こしていた。

まず、その2つの穴にジェルフィッシュテープ。
それで縫工筋の機能がかなり回復した。

次に縫工筋テープと右腰椎3番の神経出口にジェルフィッシュテープ。

これでしばらく座ってもらっていたが、全然問題なくスッと立てるようになった。

まだ寒いので、暖かくなるまでこのテーピングをされた方が良いと感じる。

手術の際に後遺症はほとんどないと説明を受けたようだが、皮膚に傷を付けるのだから何らかのリスクは存在する。

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やはりジワジワと来るぎっくり腰はキツイ(~_~;)

お元気ですか。
スポーツ障害も含めた腰痛の施術も行っている、京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵です。

この間重いぎっくり腰で来られた方(リンク参照)もかなり良くなられた。

普通ギックリ腰というのは、重いものを持ったりクシャミやセミをした時に突然なるものと思われがち。
確かにそういうタイプが一般的だが、この方や私が一昨年の秋にやったのは、「来るぞ、来るぞ~」という予感がして、「やっぱり来た!」と思った時にはもう腰が固まって動かないタイプのもの。

そして、また当院に首や腰の症状で通院されている別の女性も、昨年秋のギックリ腰から全て調子がおかしくなったという事で、前回の施術の際に確認したところ、9月でまだ暑い時期だったのだが職場の冷房が効き過ぎて足元を冷やしてしまったと言われていた。

う~ん、この冷えから来るギックリ腰はかなり厄介です・・・
対策としては、「冷やしたな」と思ったら直ぐに内踝辺りを温めたら回避できるのかも知れませんが、その時にはもう既に浅筋膜を通って別に移動しているかも知れないし、難しいですね。

とにかく、寒い時期や夏でも冷房の強い所では内踝を冷やさない事ですね。
そういえば、この冬の女性のファッションでは「踝を出す」のがポイントと新聞か何かで読みましたが、そうするとこの冬はひょっとしたら、私達が罹ったような重いギックリ腰になられた女性が多いのかも・・・・・

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