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楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ 32ページ目

「飛蚊症」にも足の反射区が使えそう。

定期的に通って下さっている60代の女性。

最近モノを見ている時に黒い虫が動いているように見える症状、
飛蚊症(リンク参照)になられたみたいで、眼科に行かれたが
「老化だから仕方がない」と言われたそうだ。

鼻や耳の反射区を使ったテーピングが有効なので、
ひょっとしたら眼の反射区を刺激したらどうだろうと考え、
テーピングはしなかったが、指で刺激してみた。

症状が出ているのは左目。
両方の足にある眼の反射区を刺激してみる。

すると、左の2趾の反射区のところを非常に痛がられた。
おお、反応があった!

それで、刺激した後に一度目を閉じ再び開けられると、
クリアに見えたとの事。

う~ん、これはもっと足の反射区を勉強してやっていくと
いろんな症状で悩んでおられる方の救いになるような気がする。

この刺激の仕方をテーピングで再現できるテクニックも、もちろん大事です。

そっか、内腹斜筋だったか!

どうも最近軽く腰に違和感があった。
軸が少しずれているような感触もあった。

前にも書いた事がありますが、案外自分の体は客観的にチェックできないんですよね(T_T)
違和感を感じる度に、原因を推測してテーピング等をしていたが、もう一つ結果が出ない・・・

そして、この間から股関節の屈曲のエクササイズをした時に右鼠蹊部に軽い痛み。
う~ん、腰方形筋かな?腸骨筋かな?と考えていた。

それが、内腹斜筋が原因だと昨日やっと気付き、早速テーピング。
仕事をした後も軸のずれを感じなくなった(^_^.)

いや~、まだまだ未熟ですm(__)m

灯台下暗しか・・・(^_^;)

さんざん他人に「足の形が悪いから・・・云々」と言っているのに、ふと自分の足を見てみたら(+_+)

小趾がえらく外旋しているではないか!!(写真左)
左右どちらともでした(T_T)

どうも最近スリッパを履いた時にグリップが良くないと感じていたが、小趾の接地が悪かったんだな・・・

という訳で、矯正テープを貼付(写真右)。
クルッとキネシオテープを巻くだけだが、テープのりコイル効果(貼り初めの方にテープが戻ろうとする)を利用している。

やはり、小趾で床を掴みやすくなった(*^。^*)
スリッパで歩いていても安定するようになった。

腰が痛くなったりするのも、案外これが原因だったりする事もある。

踵・母趾球、小趾球の三角形で足元を支えるのが少し崩れていた。
反省せねば・・・m(__)m

footfinger01.jpgfootfinger02.jpg

「長靴を履くと更に膝が痛い」

ボートを漕いでいた頃からよくお世話になっていた60代の男性。
数年前から滋賀県の高島市にログハウスを建てて移られ、「一度遊びに来い」と言われていた。
話をしていると、ご夫婦ともども痛い所とかがあるようなので、折り畳みベッドを積んでお邪魔した。


奥様の状態は省略するとして、男性の状態はまず膝。
しばらく前からどんな動きをしても膝(内側)が痛く、特に長靴を履いていると更に痛いとの事。

歩様を後ろから観察していると、左の歩様が乱れていた。
こういう場合は、梨状筋の機能が低下しているケースが多く、
またそれによって大腿骨が外旋したままで内旋方向に動きにくい。
その為に左大腿部の筋膜が外側にずれてしまって、膝の内側が引っ張られ痛くなる。

歩いている時の衝撃は、足関節・膝関節・股関節で分散して受けるものだが、
この方の場合、股関節の状態が良くないので膝関節の負担が大きく、
更にショックの吸収が悪い長靴を履くことによって、それが増長された模様。

梨状筋にスリットテープを貼って梨状筋の上にある筋膜を弛めると、それだけで膝の痛みがなくなった。
屈伸をしても全く問題がなかった。

念の為に大腰筋と、足関節の方はひらめ筋が少し弱かったので、それぞれテーピング。
それに加えて、梨状筋やひらめ筋のエクササイズをしてもらうと、膝の痛みは出にくくなるだろう。

内反小趾と鼻炎

「まだまだ時間が掛かる」で紹介した左手と左脚に痺れが出ている男性。
足元のチェックをしてみると、かなりの内反小趾。

内反小趾とは、外反母趾の症状が小趾に出ていると思ってください。
小趾球が外に飛び出し、小趾が内に入ってしまう状態。

この男性の場合は、小趾が4趾の下に潜ってしまっていた。
更に小趾がかなり外旋していた。
これではしっかり立ったり歩いたりできない。

また、鼻炎が強く薬を常用しているそうだが、
4趾・小趾がしっかり接地できていない為に、
足趾の腹にある副鼻腔の反射区への刺激が不足していると考えられる。
鼻炎の薬は結構副作用が強いので、それが頭痛の原因の一つと想像される。

そこで、足底アーチテープと小趾の外旋を矯正するテーピング。
これで立ったり歩いてもらうと「足趾の接地面が増えました」との感想。
そして、内に入ってしまっている小趾を外に戻すテーピング。
更に接地面が増えたとの事。

これで毎日しっかり歩いてもらうと、薬を飲まなくても鼻炎はかなり軽減できると思う。
今回は薬を飲んでおられて鼻炎の症状が出ていなかったので足趾への鼻炎テープは貼付しなかったが、
次回は他のテーピングと一緒に貼り方を覚えてもらう予定。




やはり貼らないと躓く・・・

先月、当院に通院されている女性と一緒に来られた友達に、
仙椎1番の神経圧迫があったのでジェルフィッシュテープを貼ってあげた(リンク参照)

通院されている方の女性が今日来られたので、
「あの子どう?躓くのマシになった?」と聞くと、
「テープの貼ってあった3日ほどは躓かなかったけど、剥がれてからはまた躓いている」との事。

う~ん、かなり前からの神経圧迫みたいなので、
1回貼ったぐらいではなかなかスッとはいかないだろうな~


久しぶりに桃山御陵

以前にも紹介した、桃山御陵でのエクササイズ
できるだけ毎週行きたいと思っているが、数週間ぶりになった。

最近は、逆さ上りと坂道ダッシュでセットを組んでいる。

昨日は9セット。
ラストのダッシュは長めにしたが、かなり効きましたね~(^_^;)

毎日プッシュアップバーで腕立て伏せをしているので、
逆さ上りはかなり力強くできるようになってきた(*^。^*)

やはり、桃山御陵は自分にとって聖域。
行く度に心を洗われます。

高校時代からあったトイレも今回数寄屋造りの綺麗なものに変わりましたね~

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情けない(T_T) 自分のこむら返り

昨日所要で小1時間歩いたせいか、夜に右下腿部にこむら返り発症(;_:)
一応毎日エクササイズはしているのだが、少し情けないorz

やった筋肉はというと、椅子に座った状態で背屈しても痛くない。
膝関節伸展、つまり立った状態で背屈すると痛い。

という事は、腓腹筋内腹でした。

まず、腓腹筋テープを貼り、その上で腓腹筋内腹に狭間コレクションテープを2枚貼付。
これでしばらく様子を見てみたが、まだ少し痛い。

そこで、大腿骨内果・外果からリンパコレクションテープを貼った。
お蔭で、その後エアー縄跳びしても痛くなかったし、自転車で2時間以上走っても大丈夫だった。

こむら返りというよりは、軽い肉離れだったのかも知れない。

「脇を締めすぎているのですね」

「ほとんど口が開かなかった女性」、段々とお腹が目立ってきましたね。

若干左の下顎骨蝶形骨靭帯の弛みはあるが、以前と比べれば段違いに口が開くようになった。


と、ここまでなら顎関節ブログになるのだが、
この女性を含め、他の方もご自身で肩甲下筋をほぐしてくださるようになってきた。

まあ、リリースした時の激痛に何とかしないといけない、と自覚されたものと解釈しています。
そして、上の女性がしみじみと言われたのが、上のタイトルの言葉。

そうなんです!
人の仕事ってほとんどが脇を締める、肩関節を内旋させる動きなんですね。
それによって肩甲下筋が拘縮してしまいます。

また、その結果肩甲下筋の拮抗筋(反対の動きをする筋肉)である棘下筋等が伸ばされて、筋機能の低下を起こしてしまいます。

デスクワークとかでは特に肩甲下筋を締め付けがちですが、暇を見つけ肩関節を外旋させるような動きをして下さい。
そうすると、棘下筋が収縮し肩甲下筋が弛みます。

やはり、手投げになっていたか(T_T)

毎週来院している高校球児(投手)。

この間、練習試合で1日に14イニング投げて翌日から肩・肘に痛みが出た。
具体的には振りかぶろうとすると肩に痛みが出、フォロースルーで肘に痛みが出る。

まず、振りかぶろうとした時に痛いのは、下僧帽筋や広背筋・肩甲下筋・前鋸筋の機能低下。
上腕二頭筋と大胸筋も傷めている。

次にフォロースルーで肘が痛いのは、前腕部の筋膜が内にずれいてるのと、
尺側手根屈筋・尺側手根伸筋・回外筋等の筋機能が低下していた。

握力も入らないらしい。
手根管も詰まっていたので、スリットテープを貼る。

と、ここまでは毎度の事・・・
いつも気になっていたが、確かに普段の投球数が多いのは確かだが、
どうも手投げになっていて肩・肘を傷めている可能性が高い。

彼が昨秋腰を傷めて初めて来院した時に、開帳足気味だったので足底アーチテープを貼るようにアドバイスした。
最初の頃は練習前に必ず貼っていたが、聞いてみると最近は貼っていない。
だから、足の踏ん張りが効かないので、突っ立ったフォームになってしまい、それをよく指摘されると言っていた。
この頃コントロールも良くないとの事。
そら、足元が定まってないからやangry


う~ん、自分の説明が悪かったのか('_')
もう一度足底アーチテープを貼り、加えて足底筋膜テープ。
シャドーピッチングをやってもらい、フォームを確認する。

そして、しばらく腕や手で投げるイメージではなく、足の踏ん張りで投げるのを意識するようアドバイス。
それと共に、こういうイメージは野球をしている時ではなく、普段歩いている時に気付かなければならないとも教えた。
一流の選手は、何気ない普段の動作でそういう事に気付いている筈。
もっともっとそういうものに気付くと、故障も減っていきボールの威力・制球力も増すと思われる。

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