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楽水庵ブログ 京都のスポーツ整体院 楽水庵のコンディショニングブログ 33ページ目

Sports Net Meeting に参加

東京での療法学会や高倉セミナー等に参加し、常に学ぼうとはしているが、
まだまだ「井の中の蛙」ではないかと自問している今日この頃。

そこて、京都を中心に活動されている Bright Body さん主催の "Sports Net Meeting" に参加。

スポーツトレーナーや理学療法士、そして自分のような施術家(治療家)が、
それぞれの観点から選手の怪我予防や回復のさせ方等をディスカッションした。

こういう集まりも楽しい。
誰が立場が上で誰が下ではなく、お互いに相手の活動に対し敬意を持って議論できたと感じた。

毎月されているようなので、できるだけ毎回参加したいと思う。
向こうの迷惑でなければ(笑)

sportsmeeting01.jpg



「走ると子宮が痛い」

母親と一緒に来ている、バドミントン部の女子中学生。

母親の施術が終わって、「調子はどう?」と聞くと、
「腰が少し痛いし、走ると子宮の辺りが痛い」との返事。

子宮の神経支配をしているのは仙椎3番。
仙椎3番の神経根を触るとやはり左に神経圧迫があった。

ジェルフィッシュテープを貼って少しその場駆け足をしてもらうと痛みは出なかった。

他に右の腰椎1~3番、左の仙椎1番に神経圧迫があった。
それらにもジェルフィッシュテープを貼付、
加えて右梨状筋と右ひらめ筋にテーピングする事で更に腰の状態は良くなった模様。


何故動悸が消えたか?

先のブログでも登場してもらった「ひどい頭痛と、動悸もあり通院されている女性」について。
動悸が消えて本当に喜んでおられる。

もちろん自分ごときに何故動悸が起こったのかを探究するのは無理である。
動悸とは、「必要な心拍数と実際の心拍数の解離がみられる状態で生じる心臓の拍動が、
自分で感じられる状態」と定義されている(wikipedia より)。

ただ、この女性の場合は、来られた最初の頃に左季肋部の圧が非常に高かった。
それもあって、剣状突起のやや左側が4-5年痛いと言っておられた。
原因としては前鋸筋・内腹斜筋の筋機能低下もあり、
左側の横隔膜が下がりにくかったのではないかと考えられる。

この症状はテーピングや筋肉リリースで解決した。

次に、左下腿部の血行不良。
先日の施術ではそうはならなかったが、
それまでの施術で左下腿部の筋肉リリースを行うと、
「直後に血がドバーッと流れるのを感じる」と言っておられた。

仙椎1番の神経圧迫もあり、左下腿部の筋機能が低下していた。
それもあり、結構不良を起こしていたと考えられる。

これもテーピング及び筋肉リリースでかなり良い状態になった。

この2つの問題が改善されたので、
全身の血流が良くなり、それが故に動悸が治まったと今のところ考えています。



腰の神経圧迫、バスに長時間乗っていたせいか?

若い友人 O君。
営業の仕事で、東北の方へバスで出張していて、
目覚めが悪い・眼精疲労・腰痛などの症状で来院。

眼精疲労などは首の筋肉をリリースしたら直ぐに回復したが腰が結構来ていて、右腰椎1番から仙椎3番全てに神経圧迫あり。
右鼠蹊部も詰まり気味なので、バイパステープを貼ったが、それでも右下肢の感覚が鈍い。

彼も大柄なので、どうもバスに長い時間乗っていて、窮屈な乗車姿勢が神経圧迫を起こした模様。

最近は、鼠蹊部の詰まりが神経圧迫を起こしている要因の一つでもある事が判ってきたので、あまりジェルフィッシュテープを貼らないのだが、O君の場合は必要だった。

ジェルフィッシュテープを貼ると、やはり腰が軽くなった。

胸の痛みを取るためにも広背筋のリリース

もう1年以上定期的に来られている30代前半の女性。

今回は、胸の外側が痛いとの事。

大胸筋に問題があるのは間違いないのだが、
大胸筋の動きを良くする為には隣の前鋸筋、
そしてその隣の広背筋をまず弛めると非常に効果的。

「急がば回れ」とはよく言ったものだと思う。
表現を変えれば、「外堀から埋めていく」と言った方がピッタリか。

皆、頚板状筋が具合悪い・・・

今朝起きると右肩甲骨の内側が痛い…

何処の具合が悪いのかなと思っていたら、どうやら頚板状筋。

板状筋は以前にも書いたように、この筋肉の機能低下は頭痛を起こすこともあるし肩甲骨の内側も痛くなったりする。
かなり痛かったが、さっそくリリースをすると痛みがかなり軽くなる。
ただ、まだ首を前屈させると引っ掛かる。
その他、前鋸筋や広背筋も少し状態が悪いようなので、軽くテーピングしておく。
まあ、だいぶマシになった。

ところが、今日来られた方がまた自分と同様に頚板状筋を傷めておられた。
何たる偶然(*_*)
今日は、頚板状筋を傷める特異日だったのだろうか(-_-;)

私以外の皆さんは、リリースでかなり楽になられた。
自分も今晩来る高校生にポイントを押さえてもらって、もう一度リリースをやってみよう。
ちょっと自分では押さえにくい処なので・・・・・

続、広背筋のリリース

何度も登場してもらっている、来られた時はとても立っていられない・椅子に座ってもいられなかった30代の男性。

順調に改善していたが、2月に少し家庭の事情でブランクがあった際に腰が悪化。

特に梨状筋の機能が低下していたので、テーピングやリリースで対応し、更に家で梨状筋のエクササイズをアドバイス。
そうするとかなりマメにやっていただいているようで、梨状筋の状態が大幅に改善してきた。
元々右の方がかなり悪かったのだが、上転的に右のエクササイズをされているようで、今では右の機能の方が良くなっている。

そして、「広背筋のリリース」でも書いたように、というか、この方はもっとリンダーテストでの起き上がりが難しいのだが、先に広背筋のリリースを行うと起き上がりができるようになった(^_^.)

う~ん、リリースの可能性はまだまだありそう。
もっと効果のあるリリースを開発していこう。

広背筋のリリース

月に1度のペースで来院されている30代の男性。

主に肩のこりで来られているのだが、昨日は最初の検査で左腰に問題が出た。

先月も左の腰方形筋に問題があり、リリースで改善したが、今回はまた別の原因もありそう。
というのは、リンダーテストという起き上がりの検査で左腰背部に結構抵抗を感じた為。

腰方形筋のリリースをしてもう一度リンダーテストをすると、どうも広背筋の処で引っ掛かる・・・

そこで、広背筋のリリース。
広背筋は背中半分を覆っている大きな筋肉だが、停止(筋肉の終着点と言うべきか)は腕の付け根。
この筋肉の状態が悪いと、その腕の付け根が詰まってくる。
そこをリリースするだけでもかなり効果が出る。

この男性も少広背筋リリースを施すと、起き上がりが結構スムーズになった。

高校の野球部員(ピッチャー)、股関節の筋機能低下

現在京都でも強豪の野球部の高校生が2人通院しているが、そのうちの投手の子。

最近走り込みが多く、それもかなり柔らかい土の上(本人曰く、砂浜で走っているような感覚)で結構長い距離を走っていて、ハムストリング(大腿部の裏面)の痛みが強く、投球しようとしても脚が上がりにくいと言っていた。

調べてみると、左右共に腸骨筋の機能が著しく低下していた。
柔らかい所で脚を上げる動作が続いたからだろう。

両腸骨筋に、左の大腰筋と右の梨状筋へテーピングをすると非常に楽になった。

左腓骨等の辺りも痛いと言っていたが、大体二頭筋テープを貼ると痛みが取れる。

また、左の踵の痛みもあったが、原因はひらめ筋だった。
テーピングで大幅に改善した。

踵内側の痛みと腰痛

顎関節症で来られている20代後半の男性。

この間、趣味のスノーボードに行かれたのだが、それから軽い腰痛と右踵の内側の痛みがあるとの事。

踵の痛みは、まず母趾外転筋によるものなのだが、他の母趾を動かす筋肉(長母趾屈筋・長母趾伸筋)も同様に機能低下を起こしていた。
この場合は腰椎5番の神経圧迫が考えられるので、触診するとハッキリと圧迫あり。
腰椎5番にジェルフィッシュテープを貼ると筋機能が回復。
ただ、まだ少し踵が痛いので、今度はひらめ筋を疑い筋肉テストをすると反応が弱い。
そこでひらめ筋テープを貼付すると、痛みが消えた。

また、同様に左仙椎1番・2番にも神経圧迫があり、各々の神経支配領域の筋肉テストをするとやはり陽性。
右腰椎5番同様にジェルフィッシュテープを貼付すると、筋肉テストの結果が陰性になり、そして腰痛もなくなった。

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