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楽水庵ブログ
これだけでもギックリ腰対策にもなりますね
大胸筋や広背筋等の肩関節と繋がっている体幹の筋肉がしっかり機能する為には、肩関節の靭帯が安定している事が必要です。
ところが、肩関節というのは可動域はありますがその分ちょっとした事で不安定になります。
特に烏口肩峰靭帯(うこうけんぽうじんたい)という外側にある靭帯ですが、これが本当にちょっとした事で弛んでしまいます。
そうすると先述のように広背筋が上手く機能しなくなります。
広背筋は大なり小なり腕を使う動作では必ずと言っていいほど使われます。
また腕の付け根から骨盤までカバーしている筋肉なので、広背筋の機能低下を放置するとギックリ腰の原因にもなりますね。
寒い時期は尚更です。
従来は直接広背筋にアプローチしていましたが、現在ではよほどの状態になっていない限りは「烏口肩峰靭帯の安定」を図れば広背筋の機能が回復する事が判ってきましたのでそうしています。
そして、その烏口肩峰靭帯の弛みを生み出しているのが、画像のライン上を走っている「長橈側手根伸筋(ちょうとうそくしゅこんしんきん)」という肘の外側から前腕を貫き人差し指と中指の間まで繋がっている筋肉なのです。
ですのでこの筋肉の機能を調整する事で烏口肩峰靭帯の状態が回復すれば、それだけで広背筋の機能が戻り違和感も消失します。
数日間仕事前に懸垂をしました。
その懸垂がいつもと違ったドリルをして異なった負荷が掛かったせいでしょうか、仕事をしていると物凄く左の背中に違和感が出ました。
放置するとギックリ腰になりそうな予感がしました。
また施術を受けていた男性も前日仕事をしていたら右広背筋に違和感があった模様。
そこで私は左の、その男性は右の長橈側手根伸筋が機能低下していたのでテーピングすると症状は治まりました。
もちろんスポーツ障害等で烏口肩峰靭帯そのものを傷めている場合、こういうテーピングでは間に合いません。
直接アプローチする必要がありますし、広背筋もかなり痛んでいる場合はやはり直接アプローチする必要があります。
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2018年12月21日 15:18
同じカテゴリの記事
人差し指と中指をチェックして調整すると「肩が入りやすくなった」
少し前に烏口肩峰靭帯について書きました(リンク)。
特にボート選手においては、この靭帯がゆるいと広背筋の出力が出ないので「キャッチでぶら下がる」事ができません。
ベテランでもこういう状態になっていると、何となく「引きが弱い」のを感じて無理に腕で引こうとします。
初心者なら尚更、コーチらに「キャッチでぶら下がれ」と言われてもイメージ自体掴みにくいものです。
そして、その原因を例のブログを書いた時点では過去のスポーツ歴等に求めていました。
野球・バレーボール等。
ところがやっている途中で辻褄の合わない事が結構出てきました。
加えて、長橈側手根伸筋を調整すると肩の痛みが軽減した女性とかもおられました。
確かに腱板断裂で肩を本当に損傷している選手もいるのは間違いありません。
そういう選手は烏口肩峰靭帯だけではなく、烏口鎖骨靭帯や下肩甲横靭帯も同時に傷めている事が多いのです。
しかし、大方の選手はそこまでではなく単に烏口肩峰靭帯が少し緩んでいる程度と思われます。
それも本人が気付かない程度に。
そう考えて最近は上肢のチェックでそこを重点的にチェックします。
少しでも怪しいなと思ったら、広背筋と大胸筋のテストをします。
烏口肩峰靭帯の弛みがあると、肩が不安定なのでこの2つの筋肉テストで陽性が出ます。
触診してみると烏口肩峰靭帯は肩峰(肩の骨の付け根)の傍にあります。
先ほどのテストが陽性で、かつその辺りを触って違和感があるなら、靭帯が弛んでいる可能性が高いです。
と、ここまでは以前のブログに書いた通りですが、今はここから新たなアプローチをします。
何故なら、長橈側手根伸筋と烏口肩峰靭帯がリンクしているのに気付いたからです。
浅筋膜での繋がりが密接なのでしょう。
それからというもの肩を動かしたりして少しでも怪しいなと思ったら長橈側手根伸筋のテストをしてみます。
それで陽性ならテーピングします。
ただ、やはり手の甲に貼ったテープは剥がれやすいので、自身で貼り直すかストレングストレーニングをするかをアドバイスします。
要は、人差し指と中指2本を反らしてみて、力がが入りやすかったら大丈夫です。
あくまで想像ですが、この症状は一種の「現代病」なのかも。
というのは、パソコンのマウスや携帯・スマホを多用する現代人は基本的に親指・人差し指・中指しか使っていませんから。
特に人差し指・中指で「握る」動作が多い為に長橈側手根伸筋がオーバーストレッチしているのでしょう。
ボート選手とこの症状の関連です。
もちろん普段の生活でのクセもありますし、本当に野球とかで腱板を損傷している場合もあります。
その場合は別のアプローチもしなければいけませんが、大抵の選手は長橈側手根伸筋だけで機能が回復します。
先日全日本選手権で戸田に行った際にある女子大の選手にこれを貼ったところ、翌朝の練習で「ぶら下がる感覚が判った」とコーチに伝えていました。
また、いつも教えている大学生が挨拶に来てくれた際に教えたところ、2日後に会ったらこのテーピングが好評で「キャッチで肩が入る」と喜ばれていたそうです。
ちょっとした調整で大きく漕ぎが変わる、こういうところにこの仕事をやっている醍醐味があります。
2018年11月 5日 07:32
転倒してブロックで手を突いて指が曲がらなくなった
部活を引退した高校3年の男子。
下校時に自転車で転倒し、ちょうどヘッドスライディングのような体勢で前へ滑っていたそうです。
その上どうやら左手をブロックで突いたらしく、痛みも勿論ですが特に人差し指と中指が曲がらなくなった走です。
あまりにも痛いので病院でレントゲンを撮っても「異常なし」。
それが2週間ほど続いたので、現役の時に通っていたうちを頼ってくれました。
おそらくMRIを撮ったら靭帯損傷が判った可能性があります。
人差し指に中指は3つある関節の靭帯が全て弛んでいました。
どの関節でもそうですが、靭帯に弛みが出るとその関節を動かす筋肉が正常に働きません。
工事現場のクレーンを連想してください。
いくらクレーンの性能が高くてもワイヤーに弛みが出てしまうと物は吊り上げられませんね。
靭帯が弛んでいる状態はまさにそういう状態なのです。
アプローチとしては、キネシオテープの「縦には伸びるが横には伸びない」特性を生かして靭帯の弛みをロックさせました。
これで指は曲がるようになりましたが、人差し指は腫れもあり痛みが残ります。
そこで、今度はスリットテープで腫れている組織に隙間を作ります。
指の背側だけ貼ってみたのですが、腹側も先端から第1関節までの腫れが強かったので同様にスリットを。
指がスッと曲がりやすくなって非常に喜んでくれました。
2018年10月25日 12:04
膝上の、椅子から立ち上がる際の『チクッ』とした痛みには
先ほど私にあった左膝の痛みです。
歩いている時とかは大丈夫なのですが、椅子から立ち上がったりした際に「チクッ』とした痛みがありました。
本当に立ち上がる時だけです。
私は右C3神経が詰まるタイプで、どうしても左大腿直筋の機能が低下しやすいのですが、この痛みの原因はどうもそうではなさそう。
そこで、下の画像にある左大腿部の「外側大腿筋間中隔(がいそくだいたいきんかんちゅうかく」という、簡単に言うと筋肉と筋肉の隙間を触ってみるとかなり固くなっていたので、スリットテープを貼ってみました。
この隙間が固くなって隙間が狭くなっていて、特に座っている時は大腿直筋が伸ばされていて立ち上がる際収縮しようとするのを邪魔して痛みが出たのでしょう。
テーピングしてから立ち上がる際の痛みは出ません。
上腕部でも「外側上腕筋間中隔」という上腕二頭筋と三頭筋の隙間によくアプローチしますが、大腿部でもそれと同じ事があります。
全身は浅筋膜で、いわば「全身網タイツ」状に覆われています。
この全身網タイツのどこか動きの悪い箇所が出ると他の処にも影響が出ます。
それを解消していくと、主訴の部分の痛みが解決する事も多いのです。
2018年10月11日 18:02
大学ボート部に講習していて感じた事その2、特に女子選手の足首
前回は肩について書きました。
今回は案外、というかほとんど見落とされている足首についてです。
男子の場合過去に明らかに捻挫した経験がある場合に足関節靭帯の弛みが認められます。
しかし、女子の場合はそういう覚えもないのに足首がグラグラ、という選手が結構います。
そういう選手は直立してもらっても、足関節が弛んでいる方に体重を掛けにくいのが無意識に判っていて、必然的に反対側の足に体重のほとんどを掛けています。
何故こういう症状があるかというと、「やはり普段の立ち方」が一番の原因でしょう。
女性は立っている時に足をクロスさせたりする事が結構あります。
またそのクロスして前に出した足を思いっ切り外反させて立ったりしますね。
ちょうど下の画像のように。
この画像の子はまだ年少ですが、女性はこの年頃からこういう癖を持っている事があり、それを長年続けていると知らず知らずのうちに前距腓靭帯(ぜんきょひじんたい。足首の一番重要な靭帯)等が弛んでしまうのです。
その状態でハードなスポーツをするとバランスが崩れるのは自明の理です。
肩幅ぐらいのスタンスで直立してみて左右の体重の乗りがかなり違うと感じられたら、一度内踝(くるぶし)と外踝の中央を結ぶ水平線を触ってみてください。
体重が乗れていない側の方が、乗れている側よりも触って何か違和感がある可能性が高いです。
その場合ほとんどのケースで前距腓靭帯等が弛んでいます。
できるだけ普段からそういう癖を自重して、テーピングで靭帯の弛みをロックさせておくと徐々に良くなっていきます。
キネシオテープを適切に貼ると、靭帯の弛みだけロックして周辺の筋肉の動きを最大限使えるようにします。
結果的に周辺の血流が増え、それが靭帯組織の速やかな修復を促す期待が持てます。
2018年10月 8日 09:49
ビーチバレーボール選手のふくらはぎ痛の原因は一つに・・・
9月の10日・11日と福井県小浜市で国体ビーチバレーボールのサポートに行ってきたのは前に書きました(リンク)。
その時に結構ふくらはぎの痛みを訴える選手が数名救護所に来られましたが、その原因は「リスフラン靭帯」でした。
平たく言うと足の指(足趾)の骨を繋いでいる靭帯です。
リスフラン靭帯は足の甲にあります。
なのに何故ふくらはぎに痛みが出るのでしょう?
それは、リスフラン靭帯に弛みがでてしまうと「足底筋」と「後脛骨筋」というふくらはぎのインナーマッスルの機能が低下してしまうからです。
その為ふくらはぎの動きが悪くなり、結果痛みを感じてしまうのです。
また、リスフラン靭帯を損傷すると足関節の「背屈障害」、つまり足首が反れない状態になります。
リスフランをやっているかどうか判断する基準として私は「足首が反れるかどうか」を重要視します。
背屈障害が無ければ、また別の原因を探る事もあります。
もちろんボート選手とかでもリスフランを傷めている選手も多いですが、ビーチバレーの選手がリスフランを傷める原因の一つとして彼ら・彼女らの履物があると考えられます。
文字通り「ビーチ」でやるスポーツなので流石にクロックスを履いている選手は見かけませんでした。
クロックスを履いて「後ろ荷重」でビーチは歩けませんからね。
もちろん普通のシューズだとシューズ内に砂が入ってしまいます。
必然的に町で最近見掛けなくなった「ビーチサンダル」をほとんどの選手が履いていました。
それはそれで良いのですが、ただあの鼻緒に当たる部分がちょうどリスフランに被ってしまうのです。
靭帯というのも皮膚のちょっとした刺激で状態が悪化する事も多いのです。
ボート選手のリスフラン靭帯損傷のほとんどが艇のストレッチャーに装着しているシューズとの「相性」だと私は見ています。
あくまで想像ですが、どうもそれが正解の気がします。
蛇足ですが、リスフランに対するテーピング等のアプローチで「足底筋」の機能は回復しますが「後脛骨筋」は回復しません。
よって「後脛骨筋」に対しては更にテーピング等をする必要があります。
画像だと親指(母趾)と人差し指(2趾)の延長の中間に貼っている、向かっていちばん右のテープがリスフラン用です。
*あくまで個人の感想です
2018年10月 6日 22:47