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HOME > 楽水庵ブログ > 軽い脳梗塞だったのか?足趾の麻痺
楽水庵ブログ
軽い脳梗塞だったのか?足趾の麻痺
こんにちは、テーピング整体師
「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院の楽水庵です。
足趾、足の指ですが当院にお越しの方でも特定の足趾に感覚異常のある方がおられます。
「何か薄皮を1枚被った感じ」というのがそういう症状の方がよく言われる表現です。
その感覚異常ですが、原因としては腰、つまり腰椎や仙椎からの神経障害や下肢の筋肉の機能低下による筋膜の動きの悪さから来るものが結構見受けられます。
ところが、中には脳梗塞や脳溢血といった脳疾患による麻痺によるものもあります。
この場合は腰や下肢の調整をしただけでは感覚がしっかり復活するのは困難です。
そういった事例で上手くいったものが最近立て続けにありました。
1例目は、常連の40代後半の腰痛で通っておられる女性。
元々子宮のトラブルを10代の頃からお持ちで腰痛もだいぶ軽くなられたのですが、左足の感覚の薄さ、特に人差し指から小指に掛けての感覚が特に薄い。
足趾の感覚が薄いという事は、そこの情報を脳が把握できていない事になります。
当然その辺りの筋肉は正常に機能しません。
昔は足趾でタオルを掴めたりしていたそうですから、必ず原因がある筈です。
お恥かしい話ですが、来院されて施術して楽になっても足趾がしっかり働かないので歩行等にアンバランスが生じ、所謂「戻り」が早くなってしまっていたのは否定できないでしょう。
今まで筋機能や腰椎・仙椎の神経障害といった観点から原因を探っていたのですが、どうも上手くいきません。
そこで思い切って画像のような麻痺テープを貼ってみました。
すると効果テキメンで、「足の指がしっかり床に付いている!」という感想を述べられました。
また当院は施術場が2階なのですが、施術後階段を下りた際左足にしっかり力が入っていました。
どうすればもっと楽になっていただけるか思案していたので、この結果は私としても非常に嬉しいものです。
原因が麻痺だとすると、何か脳梗塞、それも極軽いものですが右脳(症状が左足なので)に依然あったと推測されます。
お聴きすると、「右後頭部にひどい頭痛が続いた事がある」という事です。
その際に軽い梗塞があったのかも知れませんが、医者ではないのであくまでこちらとしてはそういう可能性があったのでこういう症状になったと推測するしかありません。
ただ、それで良くなられているのですから「結果良ければすべて良し」と考えておきましょう。
それと、もう一例ですがこちらは40代前半の男性。
こちらは数年前に左脳の脳疾患になられて右半身の数か所に麻痺の後遺症が見られます。
お越しになった当初に訴えられていた「電車にも乗っていられない右脇腹の痛み」自体は段々と軽くなっていますが、どうも手こずっているのが右足首の不安定です。
足関節の靭帯・リスフランやショパールなどの足部の靭帯・その他様々なケースを想定して施術していましたが、それでも本人曰く「テニスシューズやジョギングシューズだとましだが、普通の重さの靴でダッシュしたりするとバタバタする」という症状がなかなか改善されません。
ちょうど1例目の女性の後だったので、試しにこの男性の右足趾にもテーピングしてみました。
ただ、麻痺しているのが先ほどの女性と異なりますので、狙いは同じでも貼り方は異なります。
その後足踏み等で動きを確認してもらうと、予想通りかなりの効果が出ました。
おそらくバタバタしていたのは重みのあるシューズだと麻痺の関係で力が出し辛かったからでしょう。
脳疾患の後遺症では末端に麻痺が残る事が多いようです。
リハビリしてもマヒが残る箇所にはこういうテーピングが適していると思われます。
結構こういう方も多くおられます。
特に足趾の麻痺が残っていると全身に影響を与えてしまいます。
お一人でもこういった症状の方がテーピングを試してみられるのを切に願います。
足趾、足の指ですが当院にお越しの方でも特定の足趾に感覚異常のある方がおられます。
「何か薄皮を1枚被った感じ」というのがそういう症状の方がよく言われる表現です。
その感覚異常ですが、原因としては腰、つまり腰椎や仙椎からの神経障害や下肢の筋肉の機能低下による筋膜の動きの悪さから来るものが結構見受けられます。
ところが、中には脳梗塞や脳溢血といった脳疾患による麻痺によるものもあります。
この場合は腰や下肢の調整をしただけでは感覚がしっかり復活するのは困難です。
そういった事例で上手くいったものが最近立て続けにありました。
1例目は、常連の40代後半の腰痛で通っておられる女性。
元々子宮のトラブルを10代の頃からお持ちで腰痛もだいぶ軽くなられたのですが、左足の感覚の薄さ、特に人差し指から小指に掛けての感覚が特に薄い。
足趾の感覚が薄いという事は、そこの情報を脳が把握できていない事になります。
当然その辺りの筋肉は正常に機能しません。
昔は足趾でタオルを掴めたりしていたそうですから、必ず原因がある筈です。
お恥かしい話ですが、来院されて施術して楽になっても足趾がしっかり働かないので歩行等にアンバランスが生じ、所謂「戻り」が早くなってしまっていたのは否定できないでしょう。
今まで筋機能や腰椎・仙椎の神経障害といった観点から原因を探っていたのですが、どうも上手くいきません。
そこで思い切って画像のような麻痺テープを貼ってみました。
すると効果テキメンで、「足の指がしっかり床に付いている!」という感想を述べられました。
また当院は施術場が2階なのですが、施術後階段を下りた際左足にしっかり力が入っていました。
どうすればもっと楽になっていただけるか思案していたので、この結果は私としても非常に嬉しいものです。
原因が麻痺だとすると、何か脳梗塞、それも極軽いものですが右脳(症状が左足なので)に依然あったと推測されます。
お聴きすると、「右後頭部にひどい頭痛が続いた事がある」という事です。
その際に軽い梗塞があったのかも知れませんが、医者ではないのであくまでこちらとしてはそういう可能性があったのでこういう症状になったと推測するしかありません。
ただ、それで良くなられているのですから「結果良ければすべて良し」と考えておきましょう。
それと、もう一例ですがこちらは40代前半の男性。
こちらは数年前に左脳の脳疾患になられて右半身の数か所に麻痺の後遺症が見られます。
お越しになった当初に訴えられていた「電車にも乗っていられない右脇腹の痛み」自体は段々と軽くなっていますが、どうも手こずっているのが右足首の不安定です。
足関節の靭帯・リスフランやショパールなどの足部の靭帯・その他様々なケースを想定して施術していましたが、それでも本人曰く「テニスシューズやジョギングシューズだとましだが、普通の重さの靴でダッシュしたりするとバタバタする」という症状がなかなか改善されません。
ちょうど1例目の女性の後だったので、試しにこの男性の右足趾にもテーピングしてみました。
ただ、麻痺しているのが先ほどの女性と異なりますので、狙いは同じでも貼り方は異なります。
その後足踏み等で動きを確認してもらうと、予想通りかなりの効果が出ました。
おそらくバタバタしていたのは重みのあるシューズだと麻痺の関係で力が出し辛かったからでしょう。
脳疾患の後遺症では末端に麻痺が残る事が多いようです。
リハビリしてもマヒが残る箇所にはこういうテーピングが適していると思われます。
結構こういう方も多くおられます。
特に足趾の麻痺が残っていると全身に影響を与えてしまいます。
お一人でもこういった症状の方がテーピングを試してみられるのを切に願います。
*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります
長岡京本院 京都府長岡京市馬場2丁目6-8 075-925-5951
2019年8月 2日 13:28