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ビーチバレーボール選手のふくらはぎ痛の原因は一つに・・・

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

9月の10日・11日と福井県小浜市で国体ビーチバレーボールのサポートに行ってきたのは前に書きました(リンク)。

その時に結構ふくらはぎの痛みを訴える選手が数名救護所に来られましたが、その原因は「リスフラン靭帯」でした。
平たく言うと足の指(足趾)の骨を繋いでいる靭帯です。

リスフラン靭帯は足の甲にあります。
なのに何故ふくらはぎに痛みが出るのでしょう?

それは、リスフラン靭帯に弛みがでてしまうと「足底筋」と「後脛骨筋」というふくらはぎのインナーマッスルの機能が低下してしまうからです。
その為ふくらはぎの動きが悪くなり、結果痛みを感じてしまうのです。

また、リスフラン靭帯を損傷すると足関節の「背屈障害」、つまり足首が反れない状態になります。
リスフランをやっているかどうか判断する基準として私は「足首が反れるかどうか」を重要視します。
背屈障害が無ければ、また別の原因を探る事もあります。


もちろんボート選手とかでもリスフランを傷めている選手も多いですが、ビーチバレーの選手がリスフランを傷める原因の一つとして彼ら・彼女らの履物があると考えられます。

文字通り「ビーチ」でやるスポーツなので流石にクロックスを履いている選手は見かけませんでした。
クロックスを履いて「後ろ荷重」でビーチは歩けませんからね。
もちろん普通のシューズだとシューズ内に砂が入ってしまいます。

必然的に町で最近見掛けなくなった「ビーチサンダル」をほとんどの選手が履いていました。
それはそれで良いのですが、ただあの鼻緒に当たる部分がちょうどリスフランに被ってしまうのです。
靭帯というのも皮膚のちょっとした刺激で状態が悪化する事も多いのです。
ボート選手のリスフラン靭帯損傷のほとんどが艇のストレッチャーに装着しているシューズとの「相性」だと私は見ています。

あくまで想像ですが、どうもそれが正解の気がします。

蛇足ですが、リスフランに対するテーピング等のアプローチで「足底筋」の機能は回復しますが「後脛骨筋」は回復しません。
よって「後脛骨筋」に対しては更にテーピング等をする必要があります。



画像だと親指(母趾)と人差し指(2趾)の延長の中間に貼っている、向かっていちばん右のテープがリスフラン用です。


*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵

 

 

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ギックリ腰で大遠征に、戸田~水戸~会津 その解決策

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

一昨日の昼に会津から戻ってきました。
今回は先ず21日に戸田で施術及び東工大・法政大ボート部のメンバーと勉強会<第1回>、
22日に水戸へ移動し、茨城大ボート部で講習会、
そしてそのまま猪苗代のホテルに移動し、23日に福島県会津(厳密には喜多方市内)で講習会、
という結構ハードな日程でした。

ところが、今月のインカレや翌週琵琶湖で開催された「全国市町村交流レガッタ」で多忙だったせいかその頃から少し腰にストレスが来ていました。



ブースをやっていると通常よりも多くの人に施術をしてそれだけ前屈みの姿勢を摂っている時間が長くなります。

そんな中先週水曜日に早朝エクササイズで久しぶりの種目をやったら、それが裏目に出て腰に凄くダメージが来ました。

これはヤバい!翌日夜には戸田へ出発しなければいけないのに。
という訳でいろいろテーピングをしましたが、まだ痛い。
オマケに木曜の昼間に少しぐらい大丈夫だろうと腰を回したりしたら、痛みがひどくなりました。

言い訳がましいですが、ひどい痛みになると主観が入ったり変に知識がある為に迷いが出てしまいます。
背中・腰へのテーピングも、自分で貼るので不正確ですし。

その状態で夜戸田に向け出発。
運転中はそれほどでもなかったのですが、休憩で車を降りて歩いたりしたら腰に響きました。
本当に泣きを入れて引き返そうかなと思ったくらいです。

いつもは足柄SAの温泉で仮眠・入浴して早朝出発するのですが、今回このようなギックリ腰で入浴はできません。
動くと腰に響くので動きも遅くなるので、行けるとこまで行こうと川崎市の港北PAまで行って車中泊しました。

その間に運転しながら、「ひょっとして左の胸鎖乳突筋と右前斜角筋にテーピングしてみたら?」と思い付きました。
皮膚・筋膜を誘導してみたら確かに楽になりそう。
そこで寝る前にその2箇所にテーピングしてみました。


3時間ほど車で寝てトイレで起き上がったところ、予想を上回る効果がありスッと動けました。
それよりも膀胱の方がヤバかったですね(笑)

そのまま戸田に行って上記の予定をこなしても若干左腰に違和感がある程度で支障はありませんでした。

大事を取って21日はエクササイズはしませんでしたが、翌日の朝からいつも通りエアー縄跳びや四股を再開。

それ以降は順調に水戸・会津での仕事を順調にこなせました。





会津での仕事が長引き、北陸道の冨山付近で車中泊して翌朝敦賀ジャンクションで北陸道を下りました。
そのまま湖西経由で帰る途中にお茶でも飲ませてもらって休憩しようとボート時代の大先輩の家に寄ったら、孫を抱き過ぎて1週間前から腰痛がひどいとの事。
「ちょうどええとこに来た、腰やってくれ」と言われ、休憩のつもりがまたお仕事になりました。

この先輩も施術していて後もう一押しが欲しいというところで胸鎖乳突筋にテーピングしたら、状態が一段と良くなりました。



その後お茶していて、「水谷君、大丈夫?疲れてない?」と夫婦揃って気遣ってくれましたが、あんた達が疲れさせたんですわ(笑)

それ以降、C3の反対側の腰の不具合には胸鎖乳突筋を結構貼るようにしています。
やはり貼ると腰がしっかりします。
胸鎖乳突筋を調整すると、同側の大腿直筋だけではなく大殿筋の機能も回復してくれると感じています。


特にひどいぎっくり腰の方は身体を動かすのが大層なので、まずこういうところからアプローチしてあげようと思っています。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵

ボート選手とビーチバレーボール選手、スポーツ障害の共通点

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

9月6日から9日まで埼玉県戸田ボートコースで開催されたインカレ(全日本大学ボート選手権)でコンディショニングブースをしてきました。
















その後福井県小浜市に直行して、国体ビーチバレーボール競技の救護班でテーピング担当をしてきました。

















一見異なる競技ですが、私が施術した選手達にかなりの共通点が見られました。

まず・腰椎・仙椎の神経が詰まっている点です。
特に仙椎の神経が詰まると腹圧が入りにくいので、腹筋が硬直して腰が反ってしまうのです。
その為に仰向けで寝ると「反り腰」になる選手が多い。

もちろん反り腰に対するアプローチ、主に仙椎・腰椎の神経の通りを良くするテーピングをします。
しかし、これは今の私の考えでは「対処療法」にしか過ぎないと思っています。

反り腰になる、腰椎・仙椎の神経が詰まるのは、なにか腰に大きなストレスが掛かってしまうという事です。
それが大腰筋・腸骨筋、所謂「腸腰筋」の機能低下から起こっていると思われます。

ボート選手の場合、腸腰筋が機能低下するとシートが前に出せません。
その分大きく漕ごうとすると状態を突っ込んでしまいます。
すると、ドライブに入った際に本来なら使わなくても良い、というより単なる姿勢保持筋であるべき「脊柱起立筋」を必要以上に酷使してしまうと考えられます。


ビーチバレーボールも同様の事が考えられます。

インドアバレーに比べ足元が柔らかいので跳ぶ際に必要以上に上体を被せて(前傾させて)いるのではと思われます。
床がしっかりしているインドアだと足関節・膝関節のバネでも跳べますが、ビーチバレーだと股関節でしっかり踏ん張らないと跳べないようです。
頼まれて急遽インドアからビーチバレーに出た選手は、ビーチ頚筋が長い選手に比べ跳び方を含めた動きが違うと、公式レェフリーの方も話されていました。

インドアもそうなのでしょうが、ビーチバレーの選手は更に腸腰筋の使い方が大事でしょう。
もちろん、ボート選手もです。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵





 

国体ビーチバレーボール競技のサポートに行きます

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

あるご縁で9月9日~11日に福井県小浜市若狭の「鯉川シーサイドパーク」で開催される「福井国体ビーチバレーボール競技」のサポートをさせていただく事になりました。
私はインカレボート競技でブースをする為に9日はお連れさんにお願いし、10日・11日に行かせてもらいます。




ご縁は昨年夏に福井県美浜町で開催された「全中」全国中学生ボート選手権でありました。
この全中は福井国体のリハーサル大会を兼ねていました。

そこに今回ご縁のできた小浜市を含めいろんな国体各種競技が行われる市町村の担当の皆さんが視察に来られていました。
確かに小浜市の方々が私達のブースに来られ名刺を渡したのは覚えています。

加えて日本ビーチバレーボール連盟から救護班にテーピングができるスタッフの要望があったとかで、私達に打診が来ました。
それも正式スタッフとして。

愚痴はここではあまり書きたくないですが、インターハイでは2年連続で救護としてではなく「売店」としてやらざるを得ない状況だったので、この扱いは大変ありがたい事です。

加えてギャラは発生しないものの、交通費・宿泊日は全額出してもらいます。
もう一度インターハイでの愚痴を書きますが、「売店」扱いになるのでテント代(昨年は私が全額出しました。今回はキネシオテーピング協会東海支部が出しました)を払わされたのとは上下全然違います。

ビーチバレーボール競技のサポートは初めてですが、以前当院に通われていた女性がビーチもされていてお聴きしたところ、インドアに比べ衝撃は少ないものの砂浜で踏ん張らなければいけないので股関節等には負担が強いのでは、というアドバイスをいただきました。
確かにネット画像をチェックしていたら、確かにそういうところにテーピングしている選手が多いですね。

精一杯出場選手に良いプレーをしていただけるよう頑張る所存です。
加えて、インターハイ等でいつもブースに寄ってくれるM方高校の選手達に、時間が合えば帰りによってケアしてあげたいですね。


楽水庵

 

戸田で体験会を複数回開催してきました

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

この間(8月17日~19日)にまた戸田に行ってきました。
16日の夕方早目に京都を出たのですが、新名神で結構な渋滞に巻き込まれました。
まあ、お盆だから仕方ないですけど。

今回戸田では施術も行いましたが、大きな目的が2つありました。
1つ目は、来月のインカレでブースをやる場所を確保する事、
2つ目は、大学や社会人クラブに体験会を行う事、
でした。

1つ目は、間に入っていただいた方のお蔭でスッと決まりました。
インカレ及びオックスフォートレガッタは来月6日から9日まで開催されますが、その間フルで選手をサポートしたいと思っています。
一人でやれるか少し不安もありますが・・・


そして、2つ目。
これもいろんな方のお蔭で大学のボート部2校と社会人クラブに行ってきました。

18日には、大学2校に。
そのうち1校はほとんどの部員が参加してくれ、こちらもその多さに驚いたぐらいです。
講習だと参加者全員にこちらの意図を理解してもらうのは大変です。
しかし、体験会だとこちらがテーピングをした人の可動域や動きが変わったのを確認してもらえれば大丈夫です。
結構皆さん食いついてきました(^_^.)

もう1校は女子部員2名と男子マネージャー1名。
その前日にマネージャー君と話していて、私が「漕手は最後まで漕手であってほしい、怪我とかでマネージャー等になるというのを防ぎたい」と言ってら、「実は僕も腰が悪くてマネージャーになったんです」と。

そして、そのマネージャー君にテーピングをしたところ非常に腰が楽になって、これなら漕げそうな感じになりました。
例え対抗選手でなくても、マネージャーをしもっててで漕いでくれたら嬉しいですね。


そして、19日には社会人クラブ。
そこのシニア、仕事をリタイヤされてローイングライフを楽しんでおられる方々を対象に考えていましたが、残念ながらそちらは希望者無し。
その代わり(仕事では)現役世代の方々が興味を持ってくださり、そこに大学生も2名参加で行いました。








日頃から皆さんの悩みの「スカルで肘の引きが左右違う」等の悩みを建ったテープ1枚で解決したら大変驚かれたし、また喜んでいただけました。



こういう顔を見たい為にやっているのかも知れませんね。

何度も私のセミナーを受けてくれている東大OBの方もおられ、私のテーピングの進化に感嘆してくれました。

まだまだ戸田では私の知名度は高くありません。
今度のインカレ・オックスフォードレガッタでブースをやりつつ、更にまだテーピングを体験していないチームに受けてもらうように積極的に働きかけていくつもりです。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵



 

大忙しで死にそう(?)だった・・・関西選手権

こんにちは、「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 楽水庵の水谷です。

先日8月11日・12日と大阪府立漕艇センターで開催された関西選手権のサポートに行ってきました。

関西選手権でのサポートは実は初めてでした。
昨年まではそういうものは認めないという頑固な一部の理事がおられ、その方と私がもうかれこれ30数年の仲だったので私も気分を害して「そんなら誰が行くか!」てな感じで全く興味が持てませんでした。

ところが、今年の1月に行われた「マシンローイング近畿大会」の際に大阪ボート協会の専務理事に「今年の関西選手権来ない!体勢変わったから」と言われ、それならと行かせてもらった次第です。

11日は3人体制。
場所は漕艇センターの2階にあるロビーの通路で、メチャクチャ目立つ所でやらさせてもらいました。




それにインターハイで野外テントのブース活動でかなり熱中症になっていたので、エアコンの効いた場所はありがたいですね。
外は2日間とも結構暑かったですので。

それなりに選手も来ましたが、まあ3人でやっていたので何とかなりました。

問題は2日目。
ただでさえ一人でやらなければいけないのに、うちに通っていたO阪大学のK君(5回生)が1回生を「無料やから行ってこい」とそそのかしたので、「すみません、O阪大の1回生〇〇ですけど・・・」というのがやたら沢山来て、本当死にそうになりました(笑)
ホンマ本人にも言いましたが、向こうの監督に一度ご飯をおごってもらわなければ割に合いません。

まあ、それでも皆さんの悩みを解決して、またアドバイスをする事によって感謝してもらえたのだから良しとしなければ。

それに、弟子の恩師(ボート)のサポートもして見事優勝されたのも報われた感がありました。



忙しかったですが、自由にやらせてもらえたのでまた来年もサポートに行きたいと思っています。

*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります。


楽水庵

 

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