楽水庵ブログ

五十肩で来られた40代後半の男性

娘さんがこの間顎関節症で来られ、「よく効く」と家に帰ってから話されたのでお見えになった。
最近来院された方のご家族が良く来られる。
うちの施術は結構痛いのもあるので、「お前も痛い目に遭ってこい」という気持ちもあるのだろうか(笑)

さて、五十肩の状況は中度。
上腕が肩と並行ぐらいまでしか上がらず、後ろにはほとんど動けなかった。
聞くと、一昨年に初めてなって、整形外科に行くもののレントゲンの結果で「骨には異常なし、五十肩ですね」と言われ湿布をもらっただけ。
暖かくなって症状がマシになったので放置していたら、昨年11月に再発症。
整形に行くのも馬鹿らしいので湿布を貼っていたとの事。

検査をすると、棘上筋・肩甲下筋に上腕二頭筋の長頭腱の状態が悪い。
それらをアクティベーターとリリースでさっとやってみると、スッと肩が動くようになる。
下半身の調整もしたかったので、先に肩を動くようにした。

その後本格的に施術をしたが、本人も「あれ、肩が痛かった筈なのに」という感覚になっておられた。
幸い、この方は腱板や靭帯を傷めておられず、筋肉の不具合を調整するだけで良くなられたのでテーピングをする必要性はなかった。

弱っている筋機能は施術で機能が戻ってもしばらくすると低下するので、しばらく通っていただくが数回で肩は大丈夫だろう。

過去の記事

全て見る