楽水庵ブログ
脳梗塞の後遺症で麻痺している手足へのアプローチ
こんにちは、テーピング整体師
「キネシオ ローイング インストラクター」(キネシオテーピング協会認定ボート競技専門指導員)
京都府長岡京市のスポーツ整体院 「アゴ・首・スポーツ障害」専門院の楽水庵です。
脳梗塞などの脳疾患の後遺症で、リハビリを長年続けても麻痺が残り、その部分が思うように動かない事がよくあります。
本当にご本人や介助される周りの方にしても辛い事です。
しかし、画像のような細いテープを少し貼る事で、劇的に症状が改善する事があります。
当院に通われている男性(Aさんとします)のお仲間で、脳梗塞を発症し3年になる70代の男性(Bさん)がおられます。
リハビリのお蔭でだいぶ動けるようにはなったのですが、今でも右手親指と右足親指に麻痺が残っていました。
そのせいで、達筆だったそうなのですが字が書けず、また右足親指の麻痺のせいで足の踏ん張り・足首の反りとかができないのでしっかり歩けません。
仕方なくカートを押して歩行されていたのですが、それを見たAさんが「あんな元気だったおっさんが・・・」と思われ、来院の際に相談されました。
以前そういう方を手掛けた事があったので、何とかなりそうだし、また少しテープを貼るだけの事なのでお家に行かせてもらいますよと答えました。
それからAさんは本当に辛抱強くBさんを説得されました。
しかし、なかなかこういう方って素直に「うん」と言わないんですよね(笑)
諦めの境地なのか、こちらへの不信感なのか、一体何なんでしょう?
あくまでこちらの見解なのですが、少しテープを貼るだけの事です。
何か危ない事をする訳でもないし、Bさんにも言いましたが「お金をもらうのに気が引ける」程度の事です。
効果が出なくても「ダメだったな」で済む話なのです。
しかし、このテープで効果が出ると大袈裟ですが世界が変わります!
なかった感覚が戻り、そうすると脳がその先の情報を感知できる事ができ、その上脳からの指令がちゃんと届くようになります。
Bさんにもまず右手親指に貼ってみました。
すると、感覚のなかった右手親指及び周辺の感覚が戻り、試しにペンを持ってもらったらまだ書く事ができませんがしっかり親指でペンを押さえる事ができるようになりました。
次に足の親指に。
貼った途端に感覚が戻り足首が反れるようになりました。
それまで歩いても右足が床から離れず引きずるように歩いておられたのが、しっかり右足が床から離れ歩幅が出るようになりました。
まだ歩き出しは恐る恐るですが、何歩か歩くと普通の歩き方になっていきます。
今のところは却って歩き出しはソロソロとしてもらう方が良いでしょう。
まだ筋力が戻りきっていないので1歩目から大股で出てもらうと転倒してしまうリスクがありますので。
こういうテーピングをしなければいけないのは、ほんの数回だけ。
皮膚の感覚が戻れば、というか既にそうなのですが勝手に今まで動かなかったところが動く出しますので、後は動かしていれば自然にリハビリとなります。
もちろん病院とかでやっているリハビリは大事です。
Bさんもリハビリを続けられていたので、現時点で不自由だったのは2箇所だけになっていたのですから。
ただ、所謂リハビリは中枢系といって身体の中心から末梢へ、という風にやっていきます。
これでほとんど回復される方もおられるのですが、どうしても麻痺の残る方も少なからずおられます。
そういった方にはこのテーピングのように「末梢からのアプローチ」も必要になってくるのです。
先ほども書きましたが、本当に少しテープを貼るだけです。
これでQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)の大幅な向上ができるのなら、下賤な良い方ですが「ぼろ儲け」ではないでしょうか?
なかなか信じてもらえないみたいですが(^_^;)、こういう症状でお困りの方は是非一度ご相談ください。
今回はAさんの「粘り勝ち」でしたが、なかなかこんな熱心な方おられませんからね。
たいがいが数回言ってみて首を縦に振らなかったら、人間関係を悪くしたくないので口にしなくなりますから。
脳梗塞などの脳疾患の後遺症で、リハビリを長年続けても麻痺が残り、その部分が思うように動かない事がよくあります。
本当にご本人や介助される周りの方にしても辛い事です。
しかし、画像のような細いテープを少し貼る事で、劇的に症状が改善する事があります。
当院に通われている男性(Aさんとします)のお仲間で、脳梗塞を発症し3年になる70代の男性(Bさん)がおられます。
リハビリのお蔭でだいぶ動けるようにはなったのですが、今でも右手親指と右足親指に麻痺が残っていました。
そのせいで、達筆だったそうなのですが字が書けず、また右足親指の麻痺のせいで足の踏ん張り・足首の反りとかができないのでしっかり歩けません。
仕方なくカートを押して歩行されていたのですが、それを見たAさんが「あんな元気だったおっさんが・・・」と思われ、来院の際に相談されました。
以前そういう方を手掛けた事があったので、何とかなりそうだし、また少しテープを貼るだけの事なのでお家に行かせてもらいますよと答えました。
それからAさんは本当に辛抱強くBさんを説得されました。
しかし、なかなかこういう方って素直に「うん」と言わないんですよね(笑)
諦めの境地なのか、こちらへの不信感なのか、一体何なんでしょう?
あくまでこちらの見解なのですが、少しテープを貼るだけの事です。
何か危ない事をする訳でもないし、Bさんにも言いましたが「お金をもらうのに気が引ける」程度の事です。
効果が出なくても「ダメだったな」で済む話なのです。
しかし、このテープで効果が出ると大袈裟ですが世界が変わります!
なかった感覚が戻り、そうすると脳がその先の情報を感知できる事ができ、その上脳からの指令がちゃんと届くようになります。
Bさんにもまず右手親指に貼ってみました。
すると、感覚のなかった右手親指及び周辺の感覚が戻り、試しにペンを持ってもらったらまだ書く事ができませんがしっかり親指でペンを押さえる事ができるようになりました。
次に足の親指に。
貼った途端に感覚が戻り足首が反れるようになりました。
それまで歩いても右足が床から離れず引きずるように歩いておられたのが、しっかり右足が床から離れ歩幅が出るようになりました。
まだ歩き出しは恐る恐るですが、何歩か歩くと普通の歩き方になっていきます。
今のところは却って歩き出しはソロソロとしてもらう方が良いでしょう。
まだ筋力が戻りきっていないので1歩目から大股で出てもらうと転倒してしまうリスクがありますので。
こういうテーピングをしなければいけないのは、ほんの数回だけ。
皮膚の感覚が戻れば、というか既にそうなのですが勝手に今まで動かなかったところが動く出しますので、後は動かしていれば自然にリハビリとなります。
もちろん病院とかでやっているリハビリは大事です。
Bさんもリハビリを続けられていたので、現時点で不自由だったのは2箇所だけになっていたのですから。
ただ、所謂リハビリは中枢系といって身体の中心から末梢へ、という風にやっていきます。
これでほとんど回復される方もおられるのですが、どうしても麻痺の残る方も少なからずおられます。
そういった方にはこのテーピングのように「末梢からのアプローチ」も必要になってくるのです。
先ほども書きましたが、本当に少しテープを貼るだけです。
これでQOL(クオリティ・オブ・ライフ、生活の質)の大幅な向上ができるのなら、下賤な良い方ですが「ぼろ儲け」ではないでしょうか?
なかなか信じてもらえないみたいですが(^_^;)、こういう症状でお困りの方は是非一度ご相談ください。
今回はAさんの「粘り勝ち」でしたが、なかなかこんな熱心な方おられませんからね。
たいがいが数回言ってみて首を縦に振らなかったら、人間関係を悪くしたくないので口にしなくなりますから。
*あくまで個人の感想です
*効果には個人差があります
長岡京本院 京都府長岡京市馬場2丁目6-8 075-925-5951
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