楽水庵ブログ

「脇を締めすぎているのですね」

「ほとんど口が開かなかった女性」、段々とお腹が目立ってきましたね。

若干左の下顎骨蝶形骨靭帯の弛みはあるが、以前と比べれば段違いに口が開くようになった。


と、ここまでなら顎関節ブログになるのだが、
この女性を含め、他の方もご自身で肩甲下筋をほぐしてくださるようになってきた。

まあ、リリースした時の激痛に何とかしないといけない、と自覚されたものと解釈しています。
そして、上の女性がしみじみと言われたのが、上のタイトルの言葉。

そうなんです!
人の仕事ってほとんどが脇を締める、肩関節を内旋させる動きなんですね。
それによって肩甲下筋が拘縮してしまいます。

また、その結果肩甲下筋の拮抗筋(反対の動きをする筋肉)である棘下筋等が伸ばされて、筋機能の低下を起こしてしまいます。

デスクワークとかでは特に肩甲下筋を締め付けがちですが、暇を見つけ肩関節を外旋させるような動きをして下さい。
そうすると、棘下筋が収縮し肩甲下筋が弛みます。

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