楽水庵ブログ
会津若松で講習会
6月14日の午後、3時間に及ぶ講習を行ってきました。
以前から一度会津若松に行ってみたいと思っておりましたところ、
昨年にFacebookで田部さんという私より1歳年下で、
喜多方商業高校でボートを漕いで世界ジュニア選手権に2度出場され、
その後も会津楽水会というボートクラブで活躍されている方と知り合いました。
同じ「楽水」同士で親近感を持っていただいたようです。
昨年夏に高校でレスリングをされている田部さんの息子さんが膝の靭帯を傷めれれ、
そのままでは国体予選に出られない恐れがあり、
何か良いテーピングはありませんかとメッセージが届きました。
電話口で靭帯の弛みをロックするテーピングを紹介したところ、
貼った途端に痛みが軽減し、練習も再開できるようになり、
残念ながら準優勝で国体出場こそ逃しましたが、高校最後の試合を無事終えられました。
それから田部さんはキネシオテーピングに興味を持たれ、
本を購入して仲間に貼ったりされていたようです。
そして、昨年末私が高倉先生のセミナーを受講した後に、
私主催の「腰椎・仙椎への神経圧迫に対するジェルフィッシュテープ」講座に
わざわざ福島から日帰りで参加して下さいました。
そんな事もあり、田部さんに「会津へ行ってみたい」と言うと、
田部さんは私の出掛けの駄賃を目論んでいるのを察知して下さり(笑)、
会津楽水会やランニングのメンバーに声を掛けて下さった次第です。
当日は、親しくしている、これも昨年の講座に参加してくれた、
昨年まで東京都ボート協会の高校担当コーチをしていた渡邊君、
彼も東京から電車を乗り継いで来てくれました。
本当にありがたい事です。
そして、渡邊君の同郷の後輩で東北大学医学部の勝木君も来てくれました。
とある病院の看護婦長さんとかも来ておられました。
福島県立医大ボート部の学生とかは週末レースがあったので参加できず。
それでも総勢13名来てくださいました。
講習の内容としては、後で反省したが3時間の講習では少し量が多過ぎた感がありました。
単なる自分のデモンストレーションではなく、受講された皆さんが直ぐに実践できるものを
伝えようとしましたが、抑えたつもりでもやはり時間が足らなかった。
具体的には、単にテープの貼り方を教えるのだはなく、
何故そういう症状が起こっているのかを考え、
そして日本人は肌が弱くテーピングでかぶれる人が多いので、
必要最小限のテーピングで最大効果を出す方法、
別にテーピングしなくても済むのならそれで良し、
その為には筋肉リリースや足の反射区も利用していく、
という事を学んでいただきました。
靭帯の弛みを少しテープを貼るだけで抑える方法、足元のコンディショニング、
本当に3時間では足りませんでした(T_T)
あ、そうそう例の看護婦長さんは結構な五十肩で、鍼やカイロに通っても駄目だったらしいのですが、
たまたまモデルでやらしてもらい、足の反射区とかを利用してデモンストレーションすると、
ものの数分で腕が真上まで挙がるようになって非常に喜んでおられましたね。
最後は後ろ髪を引かれる(前髪はありませんが《涙》)思いで、
飛行機の時間が迫っていたので、田部さんに空港まで送っていただきました。
ジェルフィッシュはデモンストレーションをしたのみになってしまいましたが、
21日に田部さんがフォローアップをして下さいます。
また、アンケートをしていただいたところ、
継続してやってほしいとの意見が多く寄せられたようです。
本当にありがたい事です。
また会津観光に行って、出掛けの駄賃をさせていただきます。
もちろん、今回以上の内容のものを、今度は1日掛けてやらせていただきたいと思っております。