楽水庵ブログ

せめて、ちゃんとした入れ歯でも

「やはり奥歯がないと…」で紹介した男性。

今回は外側翼突筋の張りが強くなって来られた。

本来なら、もうこういう痛みはなくなって然るべきなのに
歯がない為に口腔内のバランスが取れず痛みが再発してしまう。

最初からの経緯を述べてみる。

前からの虫歯が進行し、昨年奥歯を10本ほど抜歯。
歯を入れるのにその歯科では歯列矯正をしなければ駄目という。
暫定的に入れ歯を作ってくれたが、その入れ歯が全然合っていない。
入れ歯を作り直してくれと頼んでも、
「どうせ歯列矯正するから意味がない」と言ってやってくれない。

本当にマシな入れ歯さえあればこの方の顎はもう痛くなる可能性はかなり低いのだが・・・

そして、もっと恐ろしい事に、
歯列矯正をしている間に顎が痛くなったらどうする?と訊いたら、
ずっと痛み止めを飲んでくださいとの返答。
歯列矯正に掛かる期間は2年、その間痛み止めを飲み続けたらどうなる?

まあ、そういう訳でこの方はその歯科に行くのをやめて
次を探しておられるのだが、結構この件がトラウマになっておられる。
本当にお気の毒な事です。

来週火曜日に来られる女性が歯科の受付をされているので、
話をしてみてそこの先生が受け入れて下さるのならお願いしようかと相談していた。

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