楽水庵ブログ
膝の下の痛み(動画もあり)
先月、以前に肘や肩の痛みで通っていた野球をやっている中学生が
膝の下が痛いというの来院した。
中高生で膝の下の痛みというと、真っ先に考えられるのは
オスグッド・シュラッダー、所謂成長痛というもの。
骨の成長に筋肉が付いていけていない、
またその最中に激しい運動をすると痛みを発症する、というやつ。
この中学生も最初そうかなと思っていた。
膝蓋骨下の痛みというのは、主に大腿直筋が関係している。
確かに大腿直筋の筋肉テストをしても反応が良くない、
ただ、他のチェックをしてみると股関節の腸骨筋の状態が非常に悪かった。
この事により、大腿直筋に上手く動きが連動できないので、
大腿直筋に負担が掛かって膝の下に炎症を起こしたと思われる。
だから、この中学生には大腿直筋のテーピングはせずに、
腸骨筋の機能を上げるテーピングだけ施した。
それだけで大腿直筋の機能も回復し、痛みもなくなった。
毎度毎度書いて恐縮だが、膝関節というのは
股関節と足関節に挟まれて、そのどちらかに問題があると痛みが出やすい。
そして、割合から言うと、圧倒的に股関節の問題が多い気がする。
だから、膝のトラブルで膝周りだけ診てもあまり意味がないような気がする。
今回は、自分自身も左膝下に痛みが最近あるので、
それの対策エクササイズをしている事もあるので、動画も撮ってみた。
ご参考になれば幸いです。
膝の下が痛いというの来院した。
中高生で膝の下の痛みというと、真っ先に考えられるのは
オスグッド・シュラッダー、所謂成長痛というもの。
骨の成長に筋肉が付いていけていない、
またその最中に激しい運動をすると痛みを発症する、というやつ。
この中学生も最初そうかなと思っていた。
膝蓋骨下の痛みというのは、主に大腿直筋が関係している。
確かに大腿直筋の筋肉テストをしても反応が良くない、
ただ、他のチェックをしてみると股関節の腸骨筋の状態が非常に悪かった。
この事により、大腿直筋に上手く動きが連動できないので、
大腿直筋に負担が掛かって膝の下に炎症を起こしたと思われる。
だから、この中学生には大腿直筋のテーピングはせずに、
腸骨筋の機能を上げるテーピングだけ施した。
それだけで大腿直筋の機能も回復し、痛みもなくなった。
毎度毎度書いて恐縮だが、膝関節というのは
股関節と足関節に挟まれて、そのどちらかに問題があると痛みが出やすい。
そして、割合から言うと、圧倒的に股関節の問題が多い気がする。
だから、膝のトラブルで膝周りだけ診てもあまり意味がないような気がする。
今回は、自分自身も左膝下に痛みが最近あるので、
それの対策エクササイズをしている事もあるので、動画も撮ってみた。
ご参考になれば幸いです。