楽水庵ブログ

インナーマッスル、意識する筋肉・しない筋肉

前にもインナーマッスルに関する事を書きましたが、今回も引き続き考察してみたいと思います。

アウターマッスルはどちらかというと瞬発的な動きに使われ、インナーマッスルは持久的な動きに使われるというような事を書いてましたが、それに加えインナーマッスルでも意識して使う筋肉と無意識に使われる筋肉があると考えています。

例えば下腿部にあるひらめ筋ですが、これを普段意識して使う事はない筈です。
ひらめ筋は直立している際も使われていて、重心が前に行き過ぎないよう調整してくれています。
これはどちらかというと、大脳ではなく小脳から指令が出ているような気がしますね。

また、臀部のインナーマッスルである梨状筋も普段意識して使う筋肉ではありません。
「梨状筋をこう動かして」というイメージで体を動かす事はまずないでしょう。

もちろん、上に挙げた2つともエクササイズではしっかり動きを意識してやらないと効果はありませんが、それはそういうエクササイズをしている時だけであり、運動時等にこういう筋肉を意識してしまうと却って良い動きにならないと思います。

逆に、使うのを意識すると良いのが腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)、中臀筋、肩甲挙筋、小円筋でしょうか。

また改めて書くつもりですが、この辺りを意識して使うと姿勢が良くなります。

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