楽水庵ブログ

愛媛松山の講習へ参加、早速役立つ

先週末に夜行バスで松山へ。
「畑中代替医療学院」院長の畑中先生から講習のお誘いがあり参加させていただいた。

講習後の夜にまた夜行バスで帰ってきて仕事だったので、かなり強行軍だったが(笑)

今回の講習は本当に実践的なもので、帰ってきてから早速役立った。

女性のお腹の画像だが、この方は坐骨神経痛や頭痛等全身の不調で来られた方。
坐骨神経痛も稀なケースだが、上肢にも影響している。
整形外科で「そんな事はない」と言われたそうだが、現実に当院で棘下筋の機能低下でモートン病の症状が出る方もおられる。
全身を浅筋膜で覆われているので、どこでどう影響するかは人それぞれ。

この方は子宮を全摘手術されているのだが、その前から卵巣が腫れる事が多かったそうだ。
今回も右下腹部の圧が高く、卵巣周辺を押すとかなり痛がった。
そのせいで、大腰筋の機能がかなり低下しており、また右肩の関節可動域にも影響を及ぼしている。

そこで、畑中先生に教わった「クロコテープ」を貼ってみると、先ほどまで痛かった卵巣周辺の痛みが無くなり大腰筋も正常に戻った。
右肩関節の可動域も拡がった(*^。^*)

また、子宮全摘出した手術痕がどうしても突っ張り下腹部の皮膚・筋膜の動きが良くないので、それを良くするテーピングも施した。

次に下腿部の画像に写っている丸いテープだが、これは膝窩筋(しっかきん)に効かす目的で貼ったπ(パイ)テープ。
畑中先生は最近膝窩筋はπテープで貼っているそうだ。
確かにラインで貼るのも良いのだが、膝の屈伸とかで剥がれやすいのでπテープの方が良いかも知れない。

確かに強行軍でしんどかったが、得たものがそれ以上だったので、また機会があれば参加したいと思っている。

ただ、夜行バスはちょっとやめとこうかな(T_T)

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