楽水庵ブログ

「悪夢を見る」「就寝中喰いしばりをしている」、これが原因か?

腰や顎の改善の為に通院されている40代女性。

11月に最初に来られた時は眩暈も強く、車で20分ぐらいの処にお住まいなのだが、運転中に眩暈が起きる心配があったのでご主人に送迎してもらっておられた。
とにかく、痺れや頭痛がひどいので家事も全くできなかった状態。

それが、段々と良くなってご自身で車を運転して来られるようになり、一時はご自身の母親も連れて来られていた。

顎の方も、顎自体は問題なくなってきているのだが、就寝中喰いしばりが強く、引いてはそれで顎の痛みや頭痛を起こしておられる。
もちろん、首も張ってくる。

喰いしばりの件はよく話されていて、それと同じく「よく殺されるような怖い夢を見る」とも話されていた。
以前に何か悪夢をよく見る人はどこかが悪い、といった医療番組を見ていたので、ネットで検索してみた。

すると、どうやら「夜間低血糖」という症状であるようだ。

詳しくは、このリンクをご覧いただけたらと思うが、この方に当て嵌まる項目が多い。
このリンクには載っていないが、「喰いしばり」も該当項目である。

どうやら、一番の問題は首の筋肉や顎の関節ではなく、食生活であったようだ。
夜コーヒーなどを飲む、甘いものを食べる等の習慣も良くない模様。
上った血糖値を下げる為にインシュリンが多量に分泌され、それで一時的に低血糖状態を起こしていると思われる。
低血糖になった場合は何か甘いものや炭水化物を摂らなければ血糖値は回復しないが、寝ている為にできない。
寝ていたらそういう低血糖も回復すると勘違いするのだが、実はそうではない模様。

本当に糖尿病の症状が出て夜間低血糖が出るような方の場合は、就寝前に甘いものや炭水化物を摂った方が良いと書かれている事もあるが、この方の場合は控えた方が良いでしょう。

そういう生活習慣の為に、「悪夢を見る」・「就寝中喰いしばりが出る」・「スッキリ眠れず日中ずっと眠い」みたいな症状が出るようです。

実は他人事ではなく、自分も少しその気がありました。
長岡京市に移ってきて、向かいがローソンという事もあり、夜口が寂しくなるとお菓子とか買いに行って食べてました。
そのせいで、最近寝つきが悪かったようです。

それを知ってから、食生活を変えてきています。
夜は炭水化物を減らす、という事でご飯を半合に抑え、おかずも卵や鯖の焼いたものと野菜、という朝食のようなものにしています。

まだやり出したところですが、寝つきが良くなりました。
しばらく続けてみようと思っています。

それと、やはり歩く事ですね。
最近少しサボり気味なので、もっと歩く距離を増やしていかなければ(^_^;)

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