楽水庵ブログ

カヌー選手、しばらく漕いでいるとお尻から大腿部に痺れが

小学校からカヌー競技をやっている男子大学生。

高校2年の時に腰椎のヘルニアを発症し、今でも少し長い時間カヌーに乗っていると右臀部から大腿部に掛けて痺れが出る。

まずヘルニアが完治したかどうかチェック。
一番簡易な「ミルグラムテスト」を実施。
約20度両足を挙げ、20~30秒こらえられるかどうかをチェック。

彼の場合腹筋が強いので何とかこらえられるのだが、10秒ぐらいで既に腰に軽く来ていた。
まだヘルニアの後遺症が残っている模様。

次に皮膚感覚テストと触診で、右腰椎3番と4番からの神経障害が起きている。
右大臀筋・中臀筋・梨状筋のテストをすると、やはりかなり低下していた。

腰椎自体もチェック。
3ー4番間に問題あり。

そこで、写真のように右腰椎3番と4番の神経の出口である横突起にジェルフィッシュテープ。
腰椎3-4番に隙間を作る為にEDFテープ。

これだけで上に書いた筋機能はある程度正常化したが、やはりアスリートでハードトレーニングをすることを前提にしなければいけないので、筋肉テープも貼付した。

非常に腰が楽になり、パドリングの際に悩みの種だった「猫背」もかなり解消された。

このテーピングをしばらく続けると、数ヶ月でテーピング無でも大丈夫になるだろう。


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