楽水庵ブログ

器械体操をしている中学生、順調(*^。^*) ただ種目練習の疲れが

こんにちは、京都府長岡京市でスポーツ障害の施術をしている楽水庵です。

10月末から椎間板症による腰の痛みで、週に一度のペースで通ってくれている器械体操をしている中学生。
最初はじっと座っていてもかなり痛いと言っていた。
器械体操を小学1年からやっていても腰痛は今まで起こした事はなかったらしいので、かなり不安な様子だった。

MRI 検査の結果は腰椎4番ー5番間の椎間板が固くなっていて、整形外科のドクターは「これはもう治らない」と診断したとの事だった。
ただ、周りのバランスを整えて少しずつ練習をしていけば、3月の試合には間に合う可能性があると感じたので通ってもらっていた。

最初は、やはり練習に行っても限られた事しかできなかったようだ。
鉄棒でぶら下がる(体操の世界では「抜き」というらしい)事ができなかったが、それもできるようになった。

腰への負担も段々と減少してきている。

今回も、練習日翌日に右腰に張りがあるとの事。
調べてみると右広背筋の機能が低下。

聞いてみると、最近「鞍馬」の練習が多いらしい。
やった事は勿論ないが、鞍馬の演技を見ているとかなり広背筋を使いそうな動きだ。
それと、両腓腹筋に後脛骨筋の疲れが結構あった。
鞍馬は爪先までピーンと伸ばして演技するので、爪先立ち(足関節の底屈)をする筋肉をかなり使うからだろう。

機能の低下しているこれらの筋肉にテーピング、そして椎間板の保護の為にEDF(皮膚・筋膜テープ)を貼付。
腰がかなり軽くなった様子。

こういう張りとかは練習によって少なからず出るもの。
最初に来たような痛みはかなり出なくなってきている。

まだまだ寒いので予断は許さないが、この調子でいってくれればと願う。



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